自己承認欲求
本当に他者から認められる時は、「認められたい」とか思ってない時。
「認められたい」と思ってる間は誰からも認められない。
何故なら意識が内に向いているから。
意識を自分の外に向けて集中している時に評価が後から付いてくる。
だから評価というものは、
求めたところで手に入らないし、
求めなければ手に入るが、求めていないので、もはやどうでもいい。
自己承認欲求とはそういう埒外のものだ。
上の言葉は(株)COTEN代表の深井龍之介さんの言葉です。
僕は自分自身で自己承認欲求や自己顕示欲がとても強い人間だと認識していました。
本当はそんな自分が嫌いなのですが(ダサいから)、自分を客観的に見たり、内から湧き出る感情に対して嘘をつかずに向き合った結果、自分は自己承認欲求(自己顕示欲)が強い人間だと認めざるを得なかったので、認めることにした、という感じです。
ダサいけど、ダサいからイヤなんだけど、ダサいのが自分なんだから仕方ない。
そうやって自分の欲を認めたら少しスッキリはしたのですが、とはいえ肝心の自己承認欲求(自己顕示欲)が満たされるわけではありません。
だから、頑張って、頑張って、満たされない欲をどうにか満たそうとしていたのですが。
上述の深井さんの言葉を聴いたとき、自分の自己承認欲求(自己顕示欲)が昇華した、というか霧散したような感覚になりました。
求めたところで手に入らないし、
求めなければ手に入るが、求めていないので、もはやどうでもいい。
鬼ごっこをしている間は絶対捕まえることが出来なくて、鬼ごっこをやめたら、ニコニコしながら寄ってくる友達。
自己承認欲求ってそういう友達なんだな、と。
とはいえ僕も40歳を超え、どんどん頭も固くなってきていて、すぐには変われないと思うので、また不毛な鬼ごっこを始めるときがあると思いますが、追いかけ続けると疲れちゃうので、これからは気付いたときは適度に休憩を挟んでいこうと思います。
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