八木耕介|ソーシャルワーカー

精神保健福祉士・社会福祉士・介護支援専門員/東証一部上場企業執行役員⇨在宅診療クリニッ…

八木耕介|ソーシャルワーカー

精神保健福祉士・社会福祉士・介護支援専門員/東証一部上場企業執行役員⇨在宅診療クリニック事務長⇨ソーシャルベンチャーCCO⇨?/福祉について探究しています。

最近の記事

ヘルパーの単価引き下げで思うこと

 先日ニュースで今年の4月から介護保険のホームヘルパー(訪問介護)の単価が引き下げられると報じられた。  このニュースの中で紹介したい一文がある。これだ。  昨年11月に公表した直近の「経営実態調査」の結果で、訪問介護の利益率は7.8%で、全サービス平均の2.4%を大きく上回っていたことから、単価を下げることに決めたということだ。  簡単にまとめると「儲かっていたから値段を下げた」ということだ。  どうだろう?ビジネス感度の高い人達は脳内が「?」となったのではないだろ

    • 【福祉家の世迷言】 介護事業者の声に漸く国が耳を傾けてくれて従業員の賃上げに動いてくれたのは非常にありがたいが、出てくる数字は6千円。やっぱりこんなもんなんだなぁ。「福祉で稼ぐ」は無理ということだ。パラダイムの転換が必要なのだ。 https://www.joint-kaigo.com/articles/15594/

      • 😊ゲスト様募集中です😊

        今日はがっつり告知をさせていただきます!😁 僕たちザ・ハーモニーは福岡県の飯塚市・嘉麻市・田川市で認知症に特化したデイサービスと、同じく認知症に特化した住宅型有料老人ホームをセットにした施設を展開しています。 施設紹介 ①飯塚市  ローシャルデイサービス飯塚(飯塚市上三緒46-1)  ローシャルリビング飯塚(飯塚市上三緒49-1) ②嘉麻市  ローシャルデイサービス嘉麻(嘉麻市山野2295-10)  ローシャルリビング嘉麻(嘉麻市山野2295-11) ③田川市  ローシ

        • 福祉家の世迷言。『福祉』と『経済』がどうしても相性が悪いのであれば、市場経済で資金を稼ぎ、福祉に投入するという目的のもと活動する、言い換えれば福祉のために金を稼ぐという目的のもとに活動するニュータイプの組織体を創る必要があるのではないか。

        ヘルパーの単価引き下げで思うこと

        • 【福祉家の世迷言】 介護事業者の声に漸く国が耳を傾けてくれて従業員の賃上げに動いてくれたのは非常にありがたいが、出てくる数字は6千円。やっぱりこんなもんなんだなぁ。「福祉で稼ぐ」は無理ということだ。パラダイムの転換が必要なのだ。 https://www.joint-kaigo.com/articles/15594/

        • 😊ゲスト様募集中です😊

        • 福祉家の世迷言。『福祉』と『経済』がどうしても相性が悪いのであれば、市場経済で資金を稼ぎ、福祉に投入するという目的のもと活動する、言い換えれば福祉のために金を稼ぐという目的のもとに活動するニュータイプの組織体を創る必要があるのではないか。

          ㊗️新規オープンします!🎉

          来る10月1日に新しい施設がオープンします! 施設はデイサービスと住宅型有料老人ホームで、 名前は、 『ローシャルデイサービス田川』 『ローシャルリビング田川』 です。 ちなみに『ローシャル』とは「ローカル」と「ソーシャル」をかけた弊社代表の造語で、 「ローカル(地域)」から「ソーシャル(社会)」の課題を解決するという意味を込めています。 それでは内部をご紹介させていただきます! まずはデイサービスです。 続いて住宅型老人ホームです。

          ㊗️新規オープンします!🎉

          福祉家の世迷言。ケインズ経済学で有名なものに不景気の際には公共事業を増大し雇用を増大することで景気回復するという政策がある。その公共事業がこれまでは土木だったと思うが、これからは福祉でもいいのではないか?

          福祉家の世迷言。ケインズ経済学で有名なものに不景気の際には公共事業を増大し雇用を増大することで景気回復するという政策がある。その公共事業がこれまでは土木だったと思うが、これからは福祉でもいいのではないか?

          福祉家の世迷言。 「福祉」は「経済」にとってお荷物なのか?景気が悪いと福祉予算は削られるしかないのか?「生産性の向上」とよく叫ばれるが経済はお金が循環してなんぼ。であれば生産性とともに「消費力」にも注目するべきではないか?その観点で見れば福祉に投資するというのも選択肢ではないか?

          福祉家の世迷言。 「福祉」は「経済」にとってお荷物なのか?景気が悪いと福祉予算は削られるしかないのか?「生産性の向上」とよく叫ばれるが経済はお金が循環してなんぼ。であれば生産性とともに「消費力」にも注目するべきではないか?その観点で見れば福祉に投資するというのも選択肢ではないか?

          「日本はいずれなくなるだろう」

           「当たり前のことを言うようだが、出生率が死亡率を上回るように何かが変わらない限り、日本はいずれ消滅するだろう。これは世界にとって大きな損失である。」  これは2022年5月8日にテスラCEOのイーロン・マスク氏が旧Twitter(現X)に投稿した発言です。  今では日本という国の代名詞ともなったこの超少子高齢化は、日本の社会課題のみならず、世界経済界の超大物であるマスク氏も心配する世界全体のリスクにまで成長してしまいました。  この超少子高齢化はそもそも何故生じてしまった

          「日本はいずれなくなるだろう」

          ㊗️旬杯:勝手に賞に選んでいただきました!

          旬杯に応募した短歌がまたまた「勝手に賞」に選んでいただきました😊✌️✨ 選んでいただいたのは「おはようよねちゃん(おはよねさん)」さん(https://note.com/ohayou_yonechan)です😊 勝手に賞はこちら⇩ 選んでいただいた短歌はこちらです⇩ こうやって自分が創ったものが誰かに好きって言ってもらえるのってめちゃくちゃ嬉しいですね! おはよねさん、本当にありがとうございました!

          ㊗️旬杯:勝手に賞に選んでいただきました!

          【書籍紹介】限りなく完璧に近い人々

           北欧といったらどんなイメージがありますか?  もちろん知っているけれど、これといって何か特徴的な印象があるかというと。。。  白夜?家具?サンタクロース?  何かしら浮かんではくるものの、アメリカやヨーロッパ、お隣の韓国や中国のように日本と歴史的に関わりのある国々と比べると、どこか遠い国といった印象です。  ちなみに北欧とはデンマーク、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、アイスランドの5国のことを指します。個人的には無線イヤホンなどの通信規格であるBluetoothがデ

          【書籍紹介】限りなく完璧に近い人々

          旬杯短歌を勝手に賞に選んでいただきました!

          このたび旬杯に奉じた短歌が「勝手に賞」に選んでいただきました! 選んでいただいたふぅ。さん(https://note.com/pupupu0901)、ありがとうございました。 <勝手にふぅ。賞 短歌部門> <選んでいただいた短歌はこちら>

          旬杯短歌を勝手に賞に選んでいただきました!

          地球福祉✌️

          コミュニタリアニズム  福祉の思想流派の1つで「コミュニタリアニズム」と呼ばれるものが、最近勃興している。  超簡単に言うと、国家でも個人でもなく、地域コミュニティを福祉の基盤として考えよう、という考えだ。  その特徴として、コミュニティには多様な文化や道徳があることを前提に、普遍性を目指すのではなく、コミュニティごとに異なる共通善を重視するというものである(特定主義)。  またそうすることで人間にとっての「善き生」とは何か?について、積極的に語っていこうという立場である

          福祉哲学(思想)史を図式化してみた。

           ソーシャル・ケース・ワークには哲学や思想を学び、自分なりの福祉哲学や福祉思想をしっかり持つことが大切です。  例えば、障がい者支援を行っているのであれば、何故それを行うのか。なんのためにそれを行うのか。それは人類にとって、世界にとってどのような意味があるのか。どのような効用があるのか。いや、そもそも効用を求める次元にある話なのか。などなど。     福祉の歴史研究者・吉田久一は言います。  また社会福祉実践家・阿部志郎も と述べています。  そしてもしその"想い”

          福祉哲学(思想)史を図式化してみた。

          旬杯(短歌)に応募します。

           秋・冬・春と参加してきて、夏も絶対参加するぞ!と思っていたら、最近バタバタしていて危うく締め切りを逃すところでした💦アブナイアブナイ。。  今回も応募は一首です。  よろしくお願いします。 <参考>

          旬杯(短歌)に応募します。

          幸福論考 6/n ~幸福とは~

           幸せって、何だっけ?  この問いはおよそ気が遠くなるほど長い間、我々人類の間で問い続けられてきたであろう問いである。  かくいう僕自身も福祉をなりわいとしている身であることから、この問いからは避けられない運命にある。  この問いに対する回答は、これまで数多くの人達 - その中には"偉人”と呼ばれる人も多数いたであろう - が出してきたが、未だ全世界の共通認識となった回答はない。  もちろん僕も「これが幸福です」と言えるような回答に到達したわけでは全然ないが、ここまで幸福につ

          幸福論考 6/n ~幸福とは~

          幸福論考(番外編):きっと大爆発が起こる。

          心のビッグバン  今から約5万年前(紀元前4万8000年頃?)に、加工された装飾品、絵画や彫刻などの芸術作品が一気に現れたという現象のことを「心のビッグバン」もしくは「文化のビッグバン」という。 枢軸時代  紀元前5世紀頃、インドで仏教・ヨーロッパでギリシャ哲学・中国で儒教や老荘思想・中東で旧約聖書の思想などが"同時多発的”に起こった現象のことを「枢軸時代」もしくは「精神革命」、もっとフランクには「知の大爆発」という。ちなみに「枢軸時代」という言葉の意味は「世界史の軸と

          幸福論考(番外編):きっと大爆発が起こる。