質問するのは恥じゃない 岩瀬コラム13
・質問したいのにできない
みなさんは分からないことがあった時に素直に人に聞くことができますか?
本当は聞きたいのに質問しなかったという経験はありませんか?
私自身は余計なプライドが邪魔をして、質問できないという経験をよくしてきました。
例えば、理学療法士として働いている時など、
新人時代だけでなく、ある程度年数が経ってからもありました。
新人時代であれば、質問することで
「そんなことも知らないのか?!」
「自分で調べてこい」
などと、罵倒されないかという不安から聞くことができませんでした。
ある程度年数が経ってからも、
「○年やっててまだそんなことも分からないの?」
「ダメなやつ」
そんなふうに言われたり、思われたりしないかという不安からどんどん聞きづらくなっていきました。
要するに、「恥をかきたくない」というプライドが邪魔をして質問できないのです。
私自身がそうであったように、質問できない方の典型的パターンではないでしょうか?
・自分の疑問はみんなの疑問
あなたが疑問に思うことに対して、周りの人は全員が本当に理解しているのでしょうか?
私は現在では、ミーティングなどでも話す側でいることが多いですが、聞いている人の表情を見ると、わかっていないのに質問しない人が多いように感じます。
その人に、こちらから理解しているか問いかけると、答えられないこともよくあります。
他の人に説明するようにお願いすると、その人も答えられないと言うこともよくあります。
あなただけでなく、多くの人が分からないのにわかったフリをしているのです。
あるいは、その質問を聞くまで、そのことを理解していなかったと気付けていないこともあります。
あなたが質問することで、その疑問に気付けるのです。
また、発信者側も質問されることで自分が理解しきれていない部分に気づくこともあります。
他にも、自分の説明が不十分だったと振り返ることができたり、あなたがどういうところで分からず困っているかが理解できるのでフォローしやすくなります。
・みんなのためにも質問しよう
あなたが質問することで、
・その場にいるわかったフリをしている人たち
あるいは
・質問を聞くまで、その内容を疑問に思っていなかった人たち
の疑問も同時に解決されます。
また、発信者も自分の伝え方や理解している範囲を再確認するきっかけになります。
つまり、その場にいる人たち全員のレベルアップに繋がります。
あなたが質問することが、実はみんなのためにもなっているのです。
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」
ということわざがあるように、そこで聞けないことで後々恥をかいたり、つらい思いをするのは‘‘あなた自身’’です。
余計なプライドに負けず、みんなのためにも勇気を持って質問しましょう。
質問することは恥ずかしいことではありません。
お読みいただきありがとうございました。
少しでも参考になったら「いいね」や「フォロー」お願いします。
岩瀬勝覚
理学療法士
JARTA認定スポーツトレーナー
日々の活動やトレーニングの様子を配信しています。
Anchor(音声配信)
_______________________________________
小さな日々の気づきや学びはこちらのブログで更新していますので、 ぜひこちらもご覧ください。
《心のストレッチ》ブログ
《湧く湧くマガジン》編集部を含めた仲間とともにオンラインサロンを運営しています。 心と身体はつながっている。そんなことを感じたい、自分の心身の不調を改善するヒントが欲しい方はぜひのぞいてみてください。
《心のストレッチ》心身相関 Lab
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
想定外理論。 この未完成で不完全な理論と共に日々の習慣に変調をもたらし、それぞれの解釈による行住坐臥の実践日々のワクワクに繋がるように、そして自分の中から何かが湧く楽しみに枠 組みを外しながら湧く湧くしていきましょう!!! ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
行住坐臥とは
━━━━━━━━━━━━━━━━━
《湧く湧くマガジン》編集部
━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇編集長 赤山僚輔 / 理学療法士
財)日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
LIbreBody GM
(株)JARTA international 統括部長
◇編集委員
後藤隆志/理学療法士
平山鷹也/理学療法士
岩瀬勝覚/理学療法士
堀田孝之/理学療法士
-------------------------------------
人力 JINRIKI 合同会社
運営責任者:赤山僚輔
-----------------------------------