見出し画像

本ってありがたい。

こんばんは、yunaです。
久しぶりに「なんか書きたいな~」って気分なので思いのままに書き綴ります。
ただの一人語りです。

突然の告白なんですが、実は最近しっかり目にメンタルダウンしていて、それはもう過去一の落ち込みだったんですよ。
なんていうのかな、生きてるか死んでるか分からないような生活を送り、「カーテンを開けて日光を浴びる」を1日の目標にしているなんて時期もありました。

休むときなんだけど休んでいること自体に強い不安感や罪悪感を覚え、焦り、自己嫌悪する。
自分の考えること、やることなすこと、発する言葉全てが間違っているかのように感じる。
怖くて仕方なくて、何も話せなくなる。
何かしなければと思うのに身体は思うように動いてくれない。
腹が減っても食欲はなく、空腹よりも立ち上がることの方がずっと辛い。

そんなこんなで底の底まで辿り着きました。
今はnoteを書きたいと思えるくらいまでは浮上しつつあるんだけど、(急いで浮き上がると水圧で肺がとか言うよね)
精神的にしんどい時こそ、本を読むことは大事だと身をもって知りました。

私は趣味で本を読んでいて、日頃から読書の恩恵を十二分に受けています。
それでも、本当にダメな時には、本は救済所のような役割も果たしてくれると今回初めて気付きました。

万学の祖と呼ばれるアリストテレスの言葉に「教養は、順境にあっては飾りであり、逆境にあっては避難所である」なんてものがあるそうです。
(最近知った言葉で、ただの受け売りなので恥ずかしい。)

ニュアンスは若干違えど、この言葉を体感したような気がしています。

少し前のメンタルダウン真っ只中に、偶然図書館ですごく惹かれる本に出合いました。
普段なら見向きもしないであろう思想書です。
ちょっとした好奇心で手に取り読んでみました。

するとある章が、ある一節が、自分のことのように感じられたんです。
それは「著者は私のためにこの本を書いたのか?」と錯覚するほどでした。
著者に「どうなんだ?」と訊ねられた気になって、こうなったらもう続きを読むことそっちのけで、今の状況や気持ちを紙に書けるだけ書き出しました。
それもぼろっぼろに泣きながら。笑
(本当に精神的に参ってたんだと思う笑)

まぁ元々私は嬉しかろうが悲しかろうがすぐ泣く泣き虫野郎で、蛇口をひねるくらい簡単に涙が流れ出てくるタチなんですよね。笑
私自身はストレス発散法の一つと受け入れてるし、一人で泣く分にはコスパが良いし手っ取り早くて助かるんだけど。
(周りの人からすると本当面倒くさい人間だと思う、ごめんね。)

話が逸れましたが、何が言いたいかというと。
本を読み、その内容を自分に置き換えて考えたことを紙に書くと、想像以上に自分を知ることができ、深まり、ときに救われるということです。

自分の状況や環境の不安要素、不満点は何か。
やりようによってどうにかできることなのか。
自分じゃどうしようもない、人の力の及ばぬことなのか。
それならもう潔く諦めるしかない。

好きな考え方や、あまり好かない考え方。
別段好きじゃないけど比較的楽にこなせること、とても好きなのに不得意なこと。
何があっても絶対にやりたくない嫌なこと、時間を忘れるくらい没頭できること。
はたまた、やってみたいとずっと前から思い描いていること。
隠れていた本心たちがぱーっと顔を出してきます。

紙に書くことで堂々巡りのモヤモヤした悩みや、本当に鉄塊が潜んでいるんじゃないかと思うほどの、重くどす黒い心の中の何かがスーッと消化されていくように感じます。
いつの間にか心が軽くなり、ちょっとだけ前向きになってたりします。

本って突然、思いがけないタイミングで
心救われることをさりげなく書き記していたり
人からは絶対に言われたくない図星を、悪びれもなく言ってのけたり
自分にとっての未知の世界をちらっと見せてきたりするんですよね。

それによって助けられ内省を促され、
もっと知りたいと好奇心を掻き立てられる。
そんなきっかけを与えてくれる"本"って本当にありがたい。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
正直まだ痛々しい生傷なんですが、鮮度が大事とも言うのでタイムリーな出来事を特に構成も気にせず思いのままに書いてみました。
伝えたいことが伝わる文章なのか、あまり自信はありませんが、少しでも本に興味を持ってくれると嬉しいです。
また、皆さんも休むときはしっかりと心も身体も休ませてあげてくださいね。