フィレンツェ郊外でお肉ランチ!
パンツァーノ・イン・キャンティの「カリスマ肉屋9代目」「肉の伝道師」のダリオ・チェッキーニ氏のお店で夫君と夫君友人と3人でランチ!
以前は、Dario DOC(名物トンノ・デル・キャンティやスシ・デル・キャンティなどのユニークな料理があった。Solociccia(コースメニュー)、Officina della Bistecca(3種のビステッカー食べ比べ)と3件のレストラン。現在Panzanese(タルタル、カルパッチョなどの肉コースとお肉料理屋さんだけど、ベジタリアンコースも有り。比較的ライトコース)、Solociccia(panzanese よりボリュームアップのコース)、Officina della Bistecca(ビステッカコース)にお店から少し離れたストリートでcecchini panini Truck(トラック販売、お肉サンドのパニーニ各種)。
当日のお昼前に、電話で問い合わせると、「満席で予約不可能。もし、立ち寄って席が開いていれば、日替わりランチメニューのみ用意出来る」と言われ、メンズ「美味しい肉が食べれれば良い。」という事で久々に行ってみたが…。
お肉屋さん
本日のお肉部位バベット(牛ハラミ)の炭焼き
好きな部位で私的には満足。
イタリアでは、高級な部位ではないが、お家焼肉の為買いたいと思うが、なかなかお店で、生肉購入出来ないのよね。(時々売っている事もあるが)
でもメンズが「バベット?あまり好きじゃない部位とか、豆と肉だけって寂しいメニューだ。」とブーイング😔事前予約をすれば、お得な好みのメニューが頂けたが、当日で、しかも満席だったんだから仕方ないよ。確かにこのメニュー野菜無しで、本当豆と肉よ。確かにサラダ、ポテト、付いてたら満足度増し、増しよね。肉好きなだけ食べれて、好みでオリジナルお塩もかけて頂ける。ワインも、好きなだけ飲める。ワイン、美味しかった♡
バベットとは?
イタリア語で
bavetta,diaframma,fuori la gonna,pannicolo,Straeca,Straecca
横隔膜にある筋肉の一部で、赤身肉に似た内臓系に分類。牛一頭から2~3kgほどしか取れない肋骨、背中側のお肉で貴重部位。カロリーは赤身肉に比べ、約20%カットで、高タンパク低脂肪。 肉の味が濃くて旨味、甘味が有り、熱しても、固くなりづらく、ほどよく弾力があるが、やわらかい食感。イタリアでは不人気なのか?私の周囲の人は、バベットを知らない人も多いのよね。
長テーブルで食卓を囲むスタイルは、中世の時代からあった様。生活共同体の行事であったからだそう。家族は召使とも共に食卓を囲み、鍋や大皿から自分の取り分を皿に入れ、おしゃべりをしながら食事をしていた。
日本の農林水産省の調べによると、現在、核家族化やライフスタイルの多様化で、家族がそろって食事をする「団らん」の機会が減り、食生活も多様化。一人で食事をする「孤食」や、同じ食卓に集まっても、家族がそれぞれ別々のものを食べる「個食」が増え、家族そろっての生活リズムを共有することが難しくなっている様。
イタリアでは今でも、週末に家族や親戚、友人と大勢で食事をするスタイルが根付いている所もある。(特に南イタリア)。また、レストランでの大勢で食事というのも好きなのよね。
家族や仲間とのコミニケーション(繋がり、きずな)、食事マナー、料理の関心、栄養も取りやすく、表現力、問題改善や解決と精神的な面と切り離せない大事な要因である。イタリア人愛情、感情の表現力が豊かで、情熱的で、話を盛り上げるのが上手な人が多い。よく意見も言う。議論するのも好きというのには、家族や仲間と食事を囲む機会が多いからかも...。
新情報!フィレンツェ中心地にお店が!
こちらは、パンツァーノ・イン・キャンティにあるチェッキーニのキッチンカーよ!
キャンティクラシコエリアで、そのシンボルの黒い鶏も!黒い鶏については↓