![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/158200853/rectangle_large_type_2_92b4665c06b3d1cbe8378f6750ab7345.png?width=1200)
疲れた毎日に心ほぐれるエッセイを
こんばんは🌷
嬉しいことがあったり幸せだなと思った、ふとしたときに投稿していたインスタのストーリー。
なんだかんだ月に6~10投稿くらいのペースであげていたのに、10月も半分終わるところで「あれ、今月まだ何も投稿してない…」と気がつきました。
基本的な仕事も独り立ちして、でもイレギュラーがあると途端に躓いて、周りにも気を遣いながらする仕事に、自分で思っている以上に疲弊していたのかなあって思いました。
慢性的な腰痛が少しつらい時期で、かつ、副鼻腔炎なのか顔の痛みがずっとあってしんどくて。
それでも仕事はしなきゃいけないし、家事だって頑張りたい。
それを、友だちに言ったら「身体中からSOSが出てるじゃん!」って言われて、やっと立ち止まれた感じ。
というか数日前から、夫に特に優しくできなくて。
ちょっとしたことで嫌味言っちゃったりすることも多くて自己嫌悪。
気持ちに余裕がなさすぎて仕事以外では全然笑えなくなっちゃって、夫に「今不満なこととかある?」って聞かせてしまう始末。
人と接する仕事だから、仕事中はにこにこ柔らかく過ごすことを心がけているんだけど、その分仕事が終われば真顔。
おいおい、一番大切な夫の前で真顔で過ごしてどうすんねんな。
さて、前置きが長くなってしまいましたが(笑)
仕事も休みの今日は、近所の図書館へ行ってきました。
そこで借りたのが、昔から大好きな益田ミリさんのエッセイ。
( 以前、益田ミリさんの本の中でも一番好きな本を紹介したnoteはこちら )
今回借りたのは「わたしを支えるもの すーちゃんの人生」
主人公のすーちゃんは40歳。
同年代とは言えないけど、人生に悩んでいたりする女性ならではの視点は共感できることもたくさん。
益田ミリさんのエッセイの何が良いって、出てくるひとがみんな優しくて、でも人間くさいところ。
「おいしいもの食べてねって贈るお箸」「秋の風を感じて帰る帰り道」「昔好きだった既婚者の彼」「大切なひとが急にいなくなること」「思いやりに溢れた手作りスープ」
人との繋がりや毎日のささやかな気づきがいっぱい詰まったエッセイでした。
個人的にはすーちゃんの友だちが、高齢者の傾聴ボランティアを始めてみて「話を聴く本質ってなんだろう。今のわたしは聴いてあげるって思ってるんじゃない?」って試行錯誤していくのが、すごく沁みた。
普段そういう仕事してるっていうのもあるけど、ひとりひとりに関心を持つと、自然に距離も縮まるし温かい気持ちになるよなあって。
派手なことが起こるわけでもない普通の日常の中で、周りのひとの思いや優しさがあって、色んな気持ちを抱えながらみんな生きてるんだなあ、
って思って、なんだか心がじんわり温かくなりました。
明日からも優しい温かい気持ちで過ごせますように