桜のような僕の恋人【映画感想文】
こんにちは、おまきです🌷
今日観た映画「桜のような僕の恋人」の感想文を書こうと思います。
わたしは読んだことがないのですが
宇山佳佑さんによるベストセラー恋愛小説「桜のような僕の恋人」が原作だそうです。
あらすじは
だそうです。
よくある「病気」×「恋愛」の映画だな~という感じでしたが、いろいろ思ったことがあるので書いていこうと思います。
治らない病気と闘うこと
今回、松本穂香さんが演じた美咲ちゃんは「早老症」という病気になります。
老化の徴候が実際の年齢よりも早く、全身にわたってみられる疾患の総称です。
実際この病気の方を見たことはありませんが、恋人もいて仕事も充実しているときに、突然治らない病気を宣告されるって本当に残酷だな、と。
晴人に強引に別れを告げるけど、病気とは知らずに怒る晴人の言葉を受け止める美咲ちゃん。
胸が締め付けられたけど、わたしでもそうするだろうな。
しかもこの病気は、自分の姿まで変わっていくからなおさら。
好きなひとはそのままなのに、自分は老けていくなんて…….。
悲しいすれ違い
見た目もおばあさんになってしまうことで、大好きだった晴人に気づいてもらえないシーンがありました。
結局2人が顔を合わせたのは、そのときが最後になってしまいました。
その後が、もう残酷すぎて絶句しました。
悲しい気持ちを超えて、涙が引っ込みました。
大切なひとに悪気なくしてしまったこと。
相手をとても傷つけてしまったのに
謝りたい相手はもうこの世にはいない。
なんて残酷なんだろうな。
謝りたい気持ちを昇華させる方法もなく
死ぬまで懺悔の気持ちを抱えて生きていく。
(美咲ちゃんの優しい気遣いもあったけど)
ひとが亡くなるとき、それが急であるほど
「もっとしてあげたいことがたくさんあった。」
「亡くなったあの人は幸せだったかな。」
と遺されたひとの悲しむ気持ちは募るのに、ましてや傷つけてしまったまま別れるなんて。
大切なひとはいつでも大切にしよう。
喧嘩したなら、できるだけ早く仲直りしよう。
と思うけど、平和な毎日で意識するのって意外と難しいなあ。
写真に残すということ
楽しい思い出ってもちろん記憶に残りやすいけど、全部覚えておくなんて不可能で。
でも写真をみただけで「このとき、こんなことがあって嬉しかったな。」とか、心の奥底にあった記憶の引き出しを開けられることありますよね。
楽しい思い出と一緒に、自分がそのとき感じた儚い大切な思い出を閉じ込めておけるように。
大切な人にその記憶の鍵を残せるように、たくさん写真を撮りたいな、と思いました。
観終わってからレビューをみると
結構評価は高くて、「切なくて泣けた」っていうコメントがたくさんありました。
(わたしは途中の絶望を引きずりすぎて、最後の内容入ってこなかった(笑))