24/100《ひとりぼっちを笑うな》
こちらは私がよくインスタを
拝見させていただいているひなさんが
以前紹介していて気になっていた
蛭子能収さんの著書。
タイトルを見て真っ先に思い出したのは
「人のセックスを笑うな」だった。
「笑うな」しか合ってないけども。
「人のセックスを笑うな」は
山崎ナオコーラさんの小説で
失礼ながら読んではいないんですが
映画は拝見しまして。10年以上前の作品だと思うんですけど 松山ケンイチさんがかわいいし 永作博美さんが美しい。
キュンキュンしながら観た記憶があります。
それとはまったく無関係の(でしょうね)蛭子能収さんの
「ひとりぼっちを笑うな」。
蛭子さんは 目立つことでイジられたりするのがイヤだから子供の頃から目立たないように生きてきたのだといいます。
先日 職場の方と話していたら
「息子(小学生)には
目立たないでほしい。目立っていじめられたりしないか心配」
とおっしゃっていたのを思い出しました。
ご自身も そんな理由から目立たないように生きてきたのだとか。
かたや私。 小学生の頃から
素人が出演できるテレビ番組に出演してみたり
高校生の頃はバンド部に入り文化祭のライブに出たりと まぁ 目立ちたい精神で生きてきました(笑)
目立ったらいじめられるかもなんて考えたこともなかったなぁ。
自分がそんなだから 世の中
みんな目立ちたいんだと思ってました。
目立ちたくて目立ってる人と
目立ちたいけど目立てない人の
2種類でしょみたいな。
でも実際はそうじゃなくて 目立ちたくない人もいて 蛭子さんのように
目立たないように生きてきたのに
結局目立っちゃう人もいて。
「意識的に世界でひとつだけの個性になる必要もない(中略)だってそもそも世界に生きる人すべてが唯一無二の個性を持っているのだから」
この言葉がとても印象的。
それと 目からウロコだったのは
「自分を低く見積もっておく」
ということ。
ここで 自分が一番バカだし
自分が一番顔が悪い。
そう設定しておくと
楽しく生きられるという話。
いや これホントそのとおりだなと。
この人より上とか この人より下とか
無意識のうちに比べてたりするじゃないですか そんなことしてるから
しんどくなったりして。
それがなきゃ楽ですもんね。
こんな感じで
他にも楽に生きやすくなるヒントが
たくさん詰まった作品でした。
これホントに蛭子さんが書いてるの?
(失礼かよ!)と思うほどに
すばらしい本。