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繊細な夫に苛つき一人美術館へ


ふと思いつき、美術館に来ています。
ここ最近、創作活動にエネルギーを注いでいるわけですが、アートや小説、映画に触れる時間をもっと作りたいと思っていて。
私の住む町には車を10分も走らせればいくつか美術館があります。冬の間closeしていたミュージアム。
小雨が降っているけれど、それがまた新緑の美しさを際立てているように感じます。


ここ最近、夫がバーンアウトしちゃって。無気力状態というか、鬱っぽいというか、思考停止しちゃったというか。
仕事もそれなりにハードだったし、夫婦二人で主催したイベントが4/23に終わり、ようやく気を緩める事ができたのでしょう。

私の何十倍も繊細さんな彼。こうなったらずっと寝ています。朝も起きれなくなります。眉毛もはの字に下がるし(笑)声に力がなくなる。
結婚して8年になるので、こういう姿はもう何度も見て来てるのですが、今回はちょっと酷かったかな。

地つづきの輪郭展


423縁えにし×純愛のシンポジウムでは新時代の女性リーダーの皆さまに"女性性の解放"そして"女性性の開花"のテーマでパネルディスカッションをしていただきました。

そこと重なるのだけど、これからの時代、今度は男性たちが内なる女性性を解放し開花させていくタイミングを迎えるのだということ。
目覚めた女性達がこぞって取り組んで来た事を
男性が取り組んでいく時代へ。
思考から心、魂へ。長い歴史の中である意味女性以上に抑圧されてきた男性達が真の解放をしていく時。
だからこその今回の夫のバーンアウト。私がここ数年かけて女性性の解放をしてきたからこそ、今度は彼の番が巡って来たという事なのでしょう。ようやく"解放のトキ"を迎えられたのかもしれない。

と、ここまで書いてタイトルに触れたい訳ですが(笑)
そんな"解放のトキ"を迎えた夫に昨日から苛ついていた私。
そして今朝はそんな私にビビりながら、小雨降る中ゴルフへ行った夫。


ゴルフに行けるくらいだから、私も心配し過ぎたって話です、、、
今後はもっと信頼するかな。弱っちい顔をされてもあなたなら這い上がれると突き放そう、獅子の子落としのごとく!!

高嶋英男さんの作品

美術館の最後にこの子から目が離せなくなって、でも最初は直視出来ずにいました。
顔がなくて空洞なんです。
この作品名は、広がる・途切れる・繋がる
どれくらいだったかな、全体を広角で眺めるようにしていたら何となく対話が始まったんです。

あなたの内に内に
直視して
もっと深く見て覗いて目を離さないで

顔がなくて空洞なのに、そこにその子は確実に存在していて語りかけてくれた。

アートに触れるって可能性を引き出してくれるような気がする。私には理解出来ない作品もあるし、強いパッションを感じるものもある。
私も魂が震えるものを創りたい。時間はかかっても。


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