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ChatGPTをしごいて、ブラーのアルバムレビューを書かせてみた【ChatGPTに音楽評論は書けるのか?】

ChatGPTが最新言語モデルを採用した新バージョン、GPT-4をリリースした。

ネット上の噂では、これがかなり凄いらしい。従来のGPT-3.5と較べ、飛躍的に精度が向上しているという。

GPT-3.5に音楽関係の質問をすると、でたらめな答えや無難な回答しか返ってこなくて使い物にならなかった。しかしGPT-4ならいけるかもしれない。

ということで、「乗るしかない!このビッグウェイヴに!」の精神で、ChatGPTの有料会員登録をおこない、早速GPT-4を試してみた(2023年3月17日現在、GPT-4は有料会員のみにサービスを提供)。

GPT-4はガチの音楽評論を書けるのか?

まずは、GPT-3.5ではでたらめな回答しか返ってこなかった質問を幾つか訊いてみる。なるほど、確かに精度が向上している。わからないことはわからないと言うし、回答の正確さもアップしているようだ。

それならばと、まずは小手調べに以下のような質問をしてみた。

菊地成孔の文体を真似て音楽評論を書いてください。テーマは自由です。

PGT-4の回答は以下の通り。

菊地成孔の文体を真似て書く試みに、今回はフュージョンジャズの魅力を語ってみたいと思います。このジャンル、実に不思議と独特な響きを持つ音楽界の奇跡ともいえる存在です。まるで絵画の具が自由に舞い散るかのような、多彩で繊細な感触が特徴です。

ある意味、フュージョンジャズは魔法のような音楽。なぜなら、その中に息づくさまざまな要素が、まるで錬金術師が謎の秘薬を調合するかの如く、ひとつの魅惑的な世界を創り出しているからです。そして、このフュージョンジャズによって、我々は新たな音の風景を楽しむことができるのです。

このジャンルにおいては、その音楽の構成要素はまるで織物の糸のように交差し、複雑な模様を描き出します。そして、その音色やテンポ、リズムは、異なる文化の出会いの果てに生まれた新しい言葉のように、聴く者の心に深く刻まれることでしょう。

フュージョンジャズにおいては、何よりもその「自由な発想」が魅力です。まるで川のように流れるような、自由奔放なスピリットが、聴く者の心をとらえて離さない。このジャンルの音楽家たちが奏でる音は、まるで未来の空間を切り開くかのように、新たな音楽の地平を広げてくれるのです。

そして、このフュージョンジャズの世界に足を踏み入れることで、我々は音楽の持つ無限の可能性を再認識することができるでしょう。多様な要素が絡み合い、融合することで生まれる独特のサウンド。それはまるで宇宙の誕生を見ているかのような感覚です。

最後に、フュージョンジャズは、まさに音楽の「自由」そのものです。そして、その自由な表現が、我々に新たな感動を与えてくれることでしょう。

なるほど、ChatGPT特有の浅くて無難な内容にはなっているが、表現は菊地成孔を真似ようとした痕跡が見て取れる。事実関係で嘘もついていないようだ。

これはもしかしたら使えるかもしれない。そこで私は試してみることにした。GPT-4にガチの音楽評論は書けるのか? これが出来てしまったら、はっきり言って退屈な文章しか書けない世の中の9割の音楽ライターは不要になる。

GPT-4にブラーのアルバムレビューを書かせる特訓

今回私が設定したお題は、ブラー『Modern Life Is Rubbish』のアルバムレビューの執筆。

お題の選定理由は、

  1. 名盤と名高い作品なのでネット上にたくさんの情報がありそうだから(ChatGPTはネット上の情報を収集して回答を綴る)

  2. 自分もそれなりに聴いているアルバムなのでレビューの善し悪しを判断できそうだから

  3. サマーソニックのヘッドライナーに決まっているので旬なお題だから

といったところ。

では、早速はじめてみよう。

Blur『Modern Life Is Rubbish』のアルバムレビューを書いてください。レビューにはアルバムが発売されたときの政治状況、社会背景、音楽シーンの動向を組み込んでください。また、文体は菊地成孔を真似てください。

なぜ菊地成孔の文体にこだわったかは自分でも謎。GPT-4の回答はこちら。

時代は1993年、まさにイギリスが、若干の風のようなものを感じつつも、政治的には保守党のジョン・メージャー首相が続いていた時代。社会的には不安定さが漂っていました。この頃、イギリスの音楽シーンは、いわゆる「シューゲイザー」と呼ばれる音楽が人々の心を鷲掴みにしていました。そんな時代に登場したBlurのセカンドアルバム『Modern Life Is Rubbish』が、その後のイギリス音楽シーンにもたらす影響は計り知れません。

アルバムタイトルにもあるように、「現代の生活はくずだ」という皮肉たっぷりな表現。まさに、当時のイギリスの若者たちが感じていた無気力感と絶望感を見事に体現しています。その繊細さと独特な哀愁、まるで絵画にも通じるような緻密な音の風景が、聴く者の心に深く刻まれることでしょう。

このアルバムに収録されている楽曲は、まさに珠玉の連続。シングルカットされた「For Tomorrow」や「Chemical World」は、美しいメロディとサウンドが絶妙に融合した名曲として名高い。そして、アルバム全体を通して、イギリスの伝統的なポップロックの要素を取り入れつつ、新たな音楽の地平を切り開いているのが感じられるでしょう。

しかし、このアルバムが最も輝くのは、その革新性だけではありません。むしろ、アルバム全体が織りなす独特の世界観こそが、聴く者の心を捉えて離さないのです。それは、まるで映画のように、現代の若者たちの心情を映し出したかのような感覚を与えてくれるのです。

結論として、Blurの『Modern Life Is Rubbish』は、イギリス音楽史に名を刻むべき名盤であることは間違いありません。そして、このアルバムによって、彼らは後の世代にも多大な影響を与えることになるのです。これからも、我々はこのアルバムが持つ魅力に、何度も引き戻されることでしょう。さらに、このアルバムは、後のイギリス音楽シーンにおいてブリットポップと呼ばれるムーブメントの火付け役となり、OasisやPulpといったバンドが台頭するきっかけを作ったのです。

しかも、この『Modern Life Is Rubbish』は、単なる音楽アルバムを超えて、社会的な意義も持つ作品であるといえます。当時のイギリスの若者たちの失望感や焦燥感が、アルバムの楽曲によって見事に表現されているからです。まるで鏡のように、その時代の空気感を映し出しているかのような鋭い視点は、聴く者にとって、まさに衝撃的です。

そして、このアルバムが持つ独特の響きは、後の音楽シーンにおいても独自のポジションを築くことになります。その詩的で美しいメロディや、繊細なサウンドデザインは、まるで時代の波に抗うかのような力強さを感じさせます。まさに、音楽の持つ力の象徴ともいえるアルバムなのです。

Blurの『Modern Life Is Rubbish』は、今もなお、多くの音楽ファンに愛され続けている名盤です。その独特なサウンドと時代を反映した歌詞、そして卓越した音楽性は、これからも我々の心に刻まれ続けることでしょう。まさに、菊地成孔が言うように、「音楽の奇跡」を体現したアルバムなのです。

おお、やはりChatGPT特有のぼんやり感はあるけれど、そんなに悪くはない。これは期待できる。なので、このレビューのぼんやり感を払拭するため、いくつか追加質問をしてみた。

「若干の風のようなものを感じつつも」の「風」が何を指しているのかわかりません。説明してください。
申し訳ございません。「若干の風のようなものを感じつつも」の表現は、当時のイギリスの社会的・政治的な状況が変化の兆しを見せていたものの、まだ大きな変革が起こっていない状況を暗示しています。ここでの「風」は、社会や政治の変化の気配や動きを指しており、その変化がまだ微かであることを表現しています。

具体的には、保守党政権下での不安定な状況が続いていたものの、まだ新しい政治体制に移行する前の段階であり、若者たちの不満や不安が高まっていた時代でした。このような背景が、Blurの『Modern Life Is Rubbish』が持つ独特の世界観や歌詞のテーマに影響を与えています。

「風」は「変化の兆し」か、なるほど。次の質問。

「新たな音楽の地平を切り開いている」と書いていますが、具体的にどのような新しさがありますか?
Blurの『Modern Life Is Rubbish』における新しさは、以下のような点に現れています。

1. ジャンルの融合: アルバムでは、イギリスの伝統的なポップロックやギターポップと、パンク、ニューウェーブ、インディーロックなどの要素が組み合わされています。これにより、独自のサウンドとスタイルが生み出されています。

2. 社会への批判的視点: 歌詞の内容やアルバムタイトル『Modern Life Is Rubbish』は、現代社会や文化への皮肉や批判を込めたものです。このような社会的なメッセージを音楽に組み込むことで、リスナーに考えさせる作品となっています。

3. 音楽シーンへの反発: 当時のイギリス音楽シーンはシューゲイザーが主流でしたが、Blurはその流れに抗い、独自の道を切り開いています。彼らの音楽は、後にブリットポップと呼ばれるムーブメントの火付け役となり、イギリス音楽シーンに大きな影響を与えました。

4. ストーリーテリングの力: 『Modern Life Is Rubbish』の楽曲は、緻密なストーリーテリングが特徴的で、リスナーをその世界観に引き込みます。また、デーモン・アルバーンのボーカルが、歌詞のストーリーをより感情豊かに伝える役割を果たしています。

これらの新しさが組み合わさったことにより、Blurの『Modern Life Is Rubbish』は、新たな音楽の地平を切り開く作品として評価され、多くの音楽ファンに愛され続けています。

出た、ChatGPT得意の箇条書き。でもわかりやすいし、回答もズレてはいない。次の質問。

「当時のイギリスの若者たちの失望感や焦燥感が、アルバムの楽曲によって見事に表現されている」と書いていますが、具体的にどの曲の歌詞のどの部分にそれは見て取れますか?
『Modern Life Is Rubbish』の楽曲には、イギリスの若者たちの失望感や焦燥感を表現した歌詞がいくつかあります。以下に具体例を挙げます。

1. 「For Tomorrow」 この曲の歌詞は、都市生活の中で迷いながらも前を向いて生きる若者たちの姿を描いています。以下の歌詞の部分では、彼らが抱える焦燥感や不安を感じることができます。 「He's a twentieth century boy / With his hands on the rails / Trying not to be sick again / And holding on for tomorrow」

2. 「Chemical World」 この曲では、都市の汚染や資本主義社会における若者たちの取り残された感覚が歌われています。以下の歌詞の部分で、失望感や無力感が表現されています。 「The pay-me girl has had enough of the bleeps / So she takes a bus into the country / Although she got herself rosy cheeks / She didn't leave enough money to pay the rent」

3. 「Advert」 消費社会への皮肉と若者たちが抱える現代社会への違和感が歌詞に表れています。以下の歌詞の部分で、若者たちの失望感が感じられます。 「It's six o'clock on the dot and I'm half way home / I feel spontaneous, combustible, I'm an advert in my home」

これらの楽曲を通して、Blurは当時のイギリスの若者たちが抱える失望感や焦燥感を繊細かつ鋭い視点で捉え、リスナーに伝えています。

またも回答は箇条書き。しかしこちらの要望どおり、かなり具体的に答えている。いいぞ。次の質問。

『Modern Life Is Rubbish』を語る上で、当時アメリカで流行っていたグランジとの関係は欠かせません。それについても書いてください。
『Modern Life Is Rubbish』がリリースされた1993年当時、アメリカではグランジが大変な人気を博していました。NirvanaやPearl Jam、Soundgardenなどのバンドが代表的で、その反骨精神やシンプルで力強いギターサウンドは、世界中の若者たちに大きな影響を与えていました。

このグランジブームが、イギリスの音楽シーンにも大きな影響を及ぼしており、Blurもその影響を受けていたと言えます。しかし、Blurはアメリカのグランジムーブメントに対抗するかのように、イギリス独自の音楽スタイルを模索し、『Modern Life Is Rubbish』においてそれを見事に実現させました。

アルバムでは、グランジが持つ重厚でダークなサウンドとは対照的に、明るくキャッチーなメロディと、緻密で詩的な歌詞が特徴的です。また、イギリスの音楽伝統や文化を大切にする姿勢も、アメリカのグランジムーブメントとは一線を画しています。

このようなブリティッシュなアプローチが、後にブリットポップというムーブメントを生み出すきっかけとなり、イギリスの音楽シーンに新たな息吹をもたらしました。Blurの『Modern Life Is Rubbish』は、その意味でもグランジと対峙する形で、イギリス音楽のアイデンティティを見つめ直す上で非常に重要なアルバムとなっています。

少し雑だが、大枠では間違っていない。悪くない。次の質問。

Blurが『Modern Life Is Rubbish』において意識的に打ち出していたビジュアルイメージについても解説してください
『Modern Life Is Rubbish』において、Blurは音楽だけでなく、ビジュアルイメージにも独自のアプローチを取り入れていました。以下にその主なポイントを挙げます。

1. アルバムカバーアート: アルバムカバーには、イギリスのロンドンにあるタワーブリッジの描かれた風景画が使われています。この絵は、英国の画家、Paul Waplingtonによって描かれたもので、イギリスの伝統や文化への敬意を示す象徴的なビジュアルです。また、イギリスの国旗であるユニオンジャックが背景にあることからも、Blurがイギリスのアイデンティティを強調しようとしていることが分かります。

2. ファッションスタイル: 『Modern Life Is Rubbish』時代のBlurは、メンバーがスーツやポロシャツなど、きちんとしたイギリスらしいファッションを着こなしていました。これは、当時のアメリカのグランジムーブメントが主流だったことを考えると、明確な対立軸を提示していたと言えます。彼らのファッションは、ブリットポップムーブメントのアイコンとなり、その後のイギリスのバンドにも影響を与えました。

3. ミュージックビデオ: 『Modern Life Is Rubbish』収録曲のミュージックビデオにも、Blurのビジュアルイメージが反映されています。例えば、「For Tomorrow」のミュージックビデオでは、メンバーがロンドンの街を歩く様子が描かれ、都会的でありながらもどこか懐かしい雰囲気が漂います。このようなイギリス的なビジュアルイメージは、彼らの音楽性と相まって、独自の世界観を醸し出しています。

これらのビジュアルイメージを通じて、Blurは『Modern Life Is Rubbish』でイギリスの文化や伝統を強調し、そのアイデンティティを明確に打ち出していました。このアプローチは、後のブリットポップムーブメントにも引き継がれ、イギリス音楽シーンに大きな影響を与えることになります。

なるほど、なるほど・・・ん? それらしい口ぶりで書いているが、アルバムカバーにタワーブリッジとかユニオンジャックって描いてなくね? 裏ジャケとかインナースリーブに出てくるんだっけ? 微妙なのでツッコんでみる。

アルバムカバーには本当にタワーブリッジやユニオンジャックが使われていますか?田園風景を機関車が走るイラストではありませんか?
おっしゃる通り、私の説明が誤っていました。申し訳ございません。

『Modern Life Is Rubbish』のアルバムカバーには、実際にはイギリスの田園風景を走る機関車が描かれたイラストが使用されています。このイラストは、イギリスのグラフィックデザイナーであるロブ・オコナーによってデザインされました。

このカバーアートは、過去と現代が交差するイギリスの文化やアイデンティティを象徴しています。機関車はイギリスの産業革命を連想させる古典的なイメージであり、アルバムタイトルの『Modern Life Is Rubbish』と対照的な印象を与えます。このようなビジュアルイメージは、Blurがアルバムを通じてイギリスの過去と現代の狭間で揺れ動くアイデンティティを探求していることを示唆しています。

再度、誤った情報を提供したことをお詫び申し上げます。上記が正しいアルバムカバーの解説です。

出た~、それらしい口ぶりで、堂々と大嘘ぶっこくやつ! これ、自分の知らない作品だったら信じちゃうよ。でも訂正後の回答はなかなかいい感じだ。

それなりに具体的になってきたので、改めてChatGPTにレビューを書いてもらった。

では、これまで書いてもらった要素をすべて適切なバランスで詰め込みながら、『Modern Life Is Rubbish』のアルバムレビューを書き直してください。
1993年、英国の音楽シーンは、アメリカからのグランジの波が押し寄せる中、Blurがその対抗勢力として現れた。彼らのセカンドアルバム『Modern Life Is Rubbish』は、イギリス独自のアイデンティティを見つめ直す上で画期的な作品となり、後にブリットポップムーブメントの火付け役となる。本作が持つ文化的・音楽的な新しさは、時代背景に埋もれがちながらも、確かな輝きを放っている。

アルバムタイトルが示す通り、『Modern Life Is Rubbish』は、現代社会への皮肉と批判が込められている。当時のイギリスは、政治的な混乱や経済の停滞に悩まされ、若者たちには失望感や焦燥感が漂っていた。そんな状況の中、Blurはアルバムを通じて、イギリスの若者たちの心情や矛盾を鋭く捉え、繊細な歌詞とキャッチーなメロディで表現している。

楽曲の中でも特に、「For Tomorrow」や「Chemical World」、「Advert」などの曲では、都市生活や消費社会に対する疑問や苦悩が歌われており、リスナーに深い共感を呼び起こす。本作ではグランジとは異なるアプローチで、緻密な楽曲構成や英国の音楽伝統へのリスペクトが感じられる。

また、ビジュアル面でも、イギリスらしい独自のアイデンティティが打ち出されている。アルバムカバーに描かれた機関車が走る田園風景は、過去と現代が交差するイギリス文化を象徴しており、彼らの音楽にもそのようなテーマ性が反映されている。ファッションやミュージックビデオにも、彼らの独特の世界観が見て取れる。

『Modern Life Is Rubbish』は、アメリカのグランジムーブメントに対抗するかのような、イギリス音楽の新たな地平を切り開いたアルバムである。時代背景や社会状況を織り交ぜつつ、音楽的な新しさや音楽的な新しさや独自のビジュアルイメージを追求している点で、『Modern Life Is Rubbish』は非常に重要な作品と言えます。このアルバムが持つブリティッシュなエッセンスは、後にブリットポップムーブメントを牽引するOasisやPulpといったバンドにも大きな影響を与えました。

アルバム全体を通じて、Blurはイギリス文化を継承しながらも、新たな音楽スタイルを模索しています。そこには、クラシックなイギリスのポップセンスに加え、時代を超えたメッセージが込められており、リスナーに強烈な印象を残すことに成功しています。

総じて、Blurの『Modern Life Is Rubbish』は、当時の政治状況や社会背景、音楽シーンの動向を考慮に入れると、その価値がさらに際立つ一枚であります。イギリスの伝統と革新が見事に融合した本作は、今後も音楽史に名を刻むことでしょう。今から30年近く経った現在でも、その魅力は色あせることなく、新しい世代のリスナーにも確かな影響を与え続けているのです。

ふむ、最初よりだいぶよくなったのでは? もう少しだけ頑張ってみよう。

当時の「政治的な混乱や経済の停滞」の説明をもう少し具体的に記述し、またシューゲイザーとの関係も踏まえながら、レビューを書き直してください。
1993年、イギリスの音楽シーンは、アメリカからのグランジの波とシューゲイザームーブメントに揺れ動いていた。そんな中、Blurが英国独自のアイデンティティを見つめ直す画期的なアルバム『Modern Life Is Rubbish』を発表し、後にブリットポップムーブメントの火付け役となる。本作が持つ文化的・音楽的な新しさは、時代背景に埋もれがちながらも、確かな輝きを放っている。

当時のイギリスは、保守党政権下での政治的な混乱や失業率の高さ、社会不安が高まっていた。このような状況の中、Blurはアルバムを通じて、イギリスの若者たちの心情や矛盾を鋭く捉え、繊細な歌詞とキャッチーなメロディで表現している。

楽曲の中でも特に、「For Tomorrow」や「Chemical World」、「Advert」などの曲では、都市生活や消費社会に対する疑問や苦悩が歌われており、リスナーに深い共感を呼び起こす。本作では、アメリカのグランジムーブメントやシューゲイザーとは異なるアプローチで、緻密な楽曲構成や英国の音楽伝統へのリスペクトが感じられる。

シューゲイザームーブメントは、1990年代初頭にイギリスで台頭し、ギターを中心とした壮大でドリーミーなサウンドが特徴であった。Blurは、シューゲイザーが持つ美しいギターサウンドを取り入れつつも、より明快でポップなメロディを追求し、イギリスの音楽シーンに新たな風を吹き込んでいる。

また、ビジュアル面でも、イギリスらしい独自のアイデンティティが打ち出されている。アルバムカバーに描かれた機関車が走る田園風景は、過去と現代が交差するイギリス文化を象徴しており、彼らの音楽にもそのようなテーマ性が反映されている。ファッションやミュージックビデオにも、彼らの独特の世界観が見て取れる。

『Modern Life Is Rubbish』は、アメリカのグランジムーブメントやイギリスのシューゲイザーに対抗するかのような、英国音楽の新たな地平を切り開いたアルバムである。時代背景や社会状況を織り交ぜつつ、音楽的な新しさや独自のビジュアルイメージを追求している点で、非常に重要な作品と言えます。このアルバムが持つブリティッシュなエッセンスは、後にブリットポップムーブメントを牽引するOasisやPulpといったバンドにも大きな影響を与えました。

アルバム全体を通じて、Blurはイギリス文化を継承しながらも、新たな音楽スタイルを模索しています。そこには、クラシックなイギリスのポップセンスに加え、時代を超えたメッセージが込められており、リスナーに強烈な印象を残すことに成功しています。

総じて、Blurの『Modern Life Is Rubbish』は、当時の政治状況や社会背景、音楽シーンの動向を考慮に入れると、その価値がさらに際立つ一枚であります。イギリスの伝統と革新が見事に融合した本作は、今後も音楽史に名を刻むことでしょう。今から30年近く経った現在でも、その魅力は色あせることなく、新しい世代のリスナーにも確かな影響を与え続けているのです。

うーん、今度はシューゲイザーを強調し過ぎている。バランスが難しい。一旦そこは置いておき、別の箇所を修正しもらう。

「本作が持つ文化的・音楽的な新しさは、時代背景に埋もれがちながらも、確かな輝きを放っている。」という表現はいまいちなので、別の表現に変えて下さい。また、最後の段落は取ってつけたようなまとめ方になっているので、無難すぎてつまらないです。ここも違う表現に変えてください。
『Modern Life Is Rubbish』は、時代の喧騒に埋もれがちながらも、その文化的・音楽的な革新性によって独自の輝きを放ち続けている。このアルバムは、ブリティッシュ音楽の新たな可能性を提示するだけでなく、リスナーに深い感動を与える力がある。

最後に、Blurの『Modern Life Is Rubbish』は、時代の風潮に左右されず、独自の道を切り開いた貴重な作品であります。政治的な混乱や社会背景といった当時の状況を反映しつつ、英国の音楽史に独自の一ページを刻み込んでいる。このアルバムは、新世代にも響く普遍性と独創性を持ち合わせており、今もなお多くのリスナーの心を捉えて離さない。まさに、音楽が持つ力を如実に示す一枚であり、時代を超越した名盤として語り継がれることでしょう。

うむ、この変更はいまいち。ChatGPTの無難さに偏る性分が悪い方向で出てしまっている。ここは諦めて、まとめに入ろう。

内容はこの通りで問題ないので、レビュー全体の文体を菊地成孔を真似たものにしてください

なぜ菊地成孔風に私はこだわるのだろうか・・・。

1993年、イギリス音楽界はアメリカのグランジとシューゲイザーに揺れ動くも、その渦中にあってBlurが英国魂を見つめ直す画期的なアルバム『Modern Life Is Rubbish』を放つ。一見時代の喧騒に埋もれがちなこの作品だが、ブリティッシュな音楽の新しい可能性を提示する力強さがあるのだ。

そう、当時のイギリスは政治的にも経済的にも不安定で、保守党政権下で失業率が高まり、社会不安が募る状況。こうした背景を踏まえた上で、Blurが繰り広げる音楽の世界は、まるでイギリス青年たちの心情を綴った詩のようなもの。クラシックな英国ポップセンスに、独自の音楽的冒険を加えた本作は、まさに時代を超越した名盤として語り継がれるべきだ。

シューゲイザーというムーブメントは、確かに美しいギターサウンドを持ち味としていたが、Blurはその美学を取り入れつつも、明快でポップなメロディを追求。そこに、イギリス音楽史に名を刻む新たな風を吹き込んでいるのだ。

さらに、アルバムカバーに描かれた機関車が走る田園風景は、過去と現代が交差するイギリス文化を象徴。そう、彼らの音楽にもそのようなテーマ性が反映されているのだ。

最後に、Blurの『Modern Life Is Rubbish』は、時代の風潮に左右されず、独自の道を切り開いた貴重な作品であります。政治的な混乱や社会背景といった当時の状況を反映しつつ、英国の音楽史に独自の一ページを刻み込んでいる。このアルバムは、新世代にも響く普遍性と独創性を持ち合わせており、今もなお多くのリスナーの心を捉えて離さない。まさに、音楽が持つ力を如実に示す一枚であり、時代を超越した名盤として語り継がれることでしょう。

あれ、文章が急に短くなった。菊地成孔の真似もあまり面白くない。ここは軌道修正しておこう。ついでに気になっていた箇所の修正も入れておく。

菊地成孔の文体を真似たレビューはボツで、元の文体のレビューを採用します。そのうえで、『Modern Life Is Rubbish』は「時代背景に埋もれがち」ではないので、その点を修正したレビューを書いてください。また、Blurがシューゲイザーのギターサウンドを取り入れているかは微妙なので、その表現は削除してください。
1993年にリリースされたBlurのアルバム『Modern Life Is Rubbish』は、英国音楽の新たな地平を切り開くとともに、その時代の政治的な混乱や経済の停滞を反映した作品です。保守党政権下のイギリスでは失業率が高まり、社会不安が募る状況でしたが、このアルバムは、そうした背景をもとにイギリスの伝統と革新を融合させた音楽を提示しています。

アルバム全体を通して、Blurはイギリス文化を継承しつつ、新たな音楽スタイルを模索しています。例えば、「For Tomorrow」や「Chemical World」などの楽曲では、イギリスのポップセンスに加え、当時のイギリスの若者たちの失望感や焦燥感が見事に表現されています。

また、アルバムカバーに描かれた機関車が走る田園風景は、過去と現代が交差するイギリス文化を象徴しています。このようなビジュアルイメージも、Blurの音楽が持つ独自性や普遍性を強調する要素となっています。

『Modern Life Is Rubbish』は、時代の変化に対応しながらも独自の道を進んだ貴重な作品であります。政治的な混乱や社会背景を反映しつつ、英国の音楽史に新しい一ページを刻み込んでいるのです。このアルバムは、新しい世代にも響く普遍性と独創性を持ち合わせており、今もなお多くのリスナーの心を捉えて離さない。まさに、音楽が持つ力を如実に示す一枚であり、時代を超越した名盤として語り継がれることでしょう。

あ、シューゲイザーの段落を丸ごと削りやがった。グランジの記述も消えているじゃないか。

もうこれ以上はドツボにハマりそうなので、ここからは簡単な修正だけを加えていく。

です・ます調ではなく、だ・である調で書いてください。
1993年にリリースされたBlurのアルバム『Modern Life Is Rubbish』は、英国音楽の新たな地平を切り開くとともに、その時代の政治的な混乱や経済の停滞を反映した作品である。保守党政権下のイギリスでは失業率が高まり、社会不安が募る状況だったが、このアルバムは、そうした背景をもとにイギリスの伝統と革新を融合させた音楽を提示している。

アルバム全体を通して、Blurはイギリス文化を継承しつつ、新たな音楽スタイルを模索している。例えば、「For Tomorrow」や「Chemical World」などの楽曲では、イギリスのポップセンスに加え、当時のイギリスの若者たちの失望感や焦燥感が見事に表現されている。

また、アルバムカバーに描かれた機関車が走る田園風景は、過去と現代が交差するイギリス文化を象徴している。このようなビジュアルイメージも、Blurの音楽が持つ独自性や普遍性を強調する要素となっている。

『Modern Life Is Rubbish』は、時代の変化に対応しながらも独自の道を進んだ貴重な作品である。政治的な混乱や社会背景を反映しつつ、英国の音楽史に新しい一ページを刻み込んでいるのだ。このアルバムは、新しい世代にも響く普遍性と独創性を持ち合わせており、今もなお多くのリスナーの心を捉えて離さない。まさに、音楽が持つ力を如実に示す一枚であり、時代を超越した名盤として語り継がれることだろう。

よし、わかってる奴が偉そうに書いている感じが出ていいぞ。

最後にやっぱり、どうしても気になる箇所の修正にもう一度挑戦してみる。

最後の段落がいまいちです。無理にまとめようとしなくていいので、最後の段落だけもっとインパクトのある内容に書き換えてください。
『Modern Life Is Rubbish』は、時代の激動にも揺るがぬ確固たる地位を築いた名作である。政治的な混乱や社会背景を繊細に反映し、英国の音楽史に新たな一ページを加える。このアルバムは、世代を超えた普遍性と独創性を併せ持ち、音楽の力を最大限に引き出している。リスナーは、このアルバムを通じて、Blurの独特な音楽世界に没入し、時代を問わず魅了されることだろう。『Modern Life Is Rubbish』は、音楽史に名高い、不朽の名作として語り継がれることになるに違いない。

いや、ダメだな。もっと具体的な指示を与えた方がいいのかもしれない。

最後の段落は、このアルバムがBlurの次のアルバム『Park Life』にどのように繋がっていくかを示唆するような内容に書き換えて下さい。
『Modern Life Is Rubbish』は、その後の英国音楽シーンに大きな影響を与える画期的な作品である。このアルバムで確立された独自の音楽性とビジュアルイメージは、Blurの次のアルバム『Parklife』へと引き継がれ、さらに磨き上げられることになる。新たな音楽スタイルを探求しながら、イギリス文化の伝統と革新を融合させた『Modern Life Is Rubbish』は、まさに『Parklife』への橋渡しとなる作品であり、その後のBritpopムーブメントの礎を築いたと言えるだろう。リスナーは、このアルバムを通じてBlurの音楽の進化を感じ取り、その先にある『Parklife』への期待が高まることだろう。

うん、これの方がいいんじゃないか? だいぶ良くなったと思うので、最後は人力でChatGPTが書いたレビューをまとめてみる(どの回答のどの部分を使って、どの回答のどの部分を削って、という指示が文章では難しそうだったので)。

最終的に出来上がったレビューは、以下のような感じだ。

1993年、イギリスの音楽シーンは、アメリカからのグランジの波とシューゲイザームーブメントに揺れ動いていた。そんな中、Blurが英国独自のアイデンティティを見つめ直す画期的なアルバム『Modern Life Is Rubbish』を発表し、後のブリットポップムーブメントの火付け役となる。

当時のイギリスは、保守党政権下での政治的な混乱や失業率の高さ、社会不安が高まっていた。このような状況の中、Blurはアルバムを通じて、イギリスの若者たちの心情や矛盾を鋭く捉え、繊細な歌詞とキャッチーなメロディで表現している。

アルバム全体を通して、Blurはイギリス文化を継承しつつ、新たな音楽スタイルを模索している。例えば、「For Tomorrow」や「Chemical World」などの楽曲では、イギリス独自のポップセンスに加え、当時のイギリスの若者たちの失望感や焦燥感が見事に表現されている。

例えば「For Tomorrow」は、都市生活の中で迷いながらも前を向いて生きる若者たちの姿を描いている。「Chemical World」では、都市の汚染や資本主義社会における若者たちの取り残された感覚が歌われている。そして「Advert」は、消費社会への皮肉と若者たちが抱える現代社会への違和感が歌詞に表れているのが感じ取れるだろう。

また、アルバムカバーに描かれている田園風景を走る機関車は、イギリスの産業革命を連想させる古典的なイメージであり、アルバムタイトルの『Modern Life Is Rubbish』と対照的な印象を与える。Blurがアルバムを通じてイギリスの過去と現代の狭間で揺れ動くアイデンティティを探求していることを示唆しているだろう。ファッションやミュージックビデオにも、そういった彼らの独特の世界観が見て取れる。

『Modern Life Is Rubbish』は、その後の英国音楽シーンに大きな影響を与えた画期的な作品である。このアルバムで確立された独自の音楽性とビジュアルイメージは、Blurの次のアルバム『Parklife』へと引き継がれ、さらに磨き上げられることになる。新たな音楽スタイルを探求しながら、イギリス文化の伝統と革新を融合させた『Modern Life Is Rubbish』は、まさに『Parklife』への橋渡しとなる作品であり、その後のBritpopムーブメントの礎を築いたと言えるだろう。

いや、これはなかなか良いんじゃないだろうか? 少なくともファッション雑誌の音楽コーナーに載っているレビューより、よっぽどしっかりしているぞ。これは期待以上の出来だと言っていい。

ChatGPTは音楽ライターを駆逐する?

結論として、ChatGPTにはそこそこの音楽評論が書ける。ただし、質問を入力する者には対象作品に対する一定以上のリテラシーが求められる。ここが最大のネックだろう。

基本的にChatGPTを使う人は、自分がわからないことを訊くはずだ。あるアーティストや作品についてもっと知りたくて、ChatGPTに訊いてみる。でも、ただ訊くだけでは答えがぼんやりしていて、いまいち。それなりの回答を得たかったら、自分が対象のアーティストや作品に詳しくないといけない。なので、ググるような感覚では使えない

現時点で考えられる使い方としては、音楽メディアの編集者がライターに原稿依頼する代わりに、ChatGPTをしごいて原稿を書かせるとか? しごくといっても、このブラーのレビューが完成するまでには1時間程度しかかっていない。ライターに原稿依頼するよりずっと効率的だろう。今のところ月20ドルの使用料はかかるが、いちいちライターに原稿料を支払うよりはよっぽど安上がりのはずだ。

しかし、この使い方にもネックがある。ChatGPTはリアルタイムの情報にはめっぽう弱い。最近の話を聞こうとすると、2021年6月までにネット上にアーカイブされている情報を基にしか答えられないと言ってくる。なので、マイリー・サイラスのアルバムが出たからと言って、そのレビューを書いてもらうことは不可能なのだ。

今回試したみたいに、過去の名盤の解説だったら既にChatGPTはそれなりのことができる。だが今すぐ音楽ライターにとって代わる存在になるかというと、それはあり得ない。

とは言え、GPT-3.5からGPT-4までのバージョンアップにかかった時間はわずか半年。このペースで進化が進めば、文章の精度はみるみるうちに向上し、リアルタイムの情報収集にも対応していくだろう。世の中の9割の音楽ライターが不要になるという未来も、現実的にあり得るのではないか。

AIが進化した未来に音楽ライターが求められるスキル

では、ChatGPTがきちんと音楽評論を書ける未来が到来したとき、人間の音楽ライターは何を求められるのか?

ChatGPTはネット上の情報を基に文章を生成する。その性質からして、まだこの世の中に存在しない視点から論評を書くことができない。

あなたが音楽を聴いて何を感じたのか?ーーそれはあなたという人間だけが感じることができる固有の体験だ。それをまだ世の中にアウトプットしていなければ、ChatGPTは決してあなたと同じ文章を書くことができない。

つまり、AIが進化した未来において、人間の音楽ライターは状況論の整理や海外メディアの論評のまとめは求められない。あなたがその音楽を聴いてどう感じたのか? を魅力的に記述することだけが求められる。それは、音楽評論がその原点に立ち返ることを意味するだろう。

AIの進化によって、音楽ライターは本当に意義のある、真にクリエイティブな仕事だけをすればよくなる。だがそうなったとき、「便利」だったり「役立つ」文章ではなく、人を魅了できる文章を書ける音楽ライターはどれだけいるだろうか?

結局のところ、世の中の9割の音楽ライターは駆逐されるのかもしれない。そう、(好き嫌いは別にして)あなたが菊地成孔みたいに妙に人を惹き引きつける文章を書けるようにならなければ。

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