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2024年最もささった本「Think clearly」&2025年の抱負

 あけおめ…って令和もう7年!な私です。R6の自分が何を思っていたかメモしたいので、最もささった本の感想と抱負を書きます。

「Think clearly」は2017年スイス発の人生教訓本

 スイスの実業家ロルフ・ドベリさん(1966年生)の「よりよい人生を送るための52の思考法」。自分が漠然と抱えていた問から始まってささった。

 大昔、少なくとも2500年前から、私たち人間は「よい人生」とはいったいどういうものだろうと考えつづけてきた。

p.1 はじめに

 アラフォーになり人生折り返し、やる気も体力も落ちていく中どう生きていくのが「よい人生」なのか、色々読んだけど掴めずにいた。ドベリさん曰く、1つの答えはあり得ない、状況に応じて思考しよう、と52の思考法を紹介している。

思考法1)考えるより、行動しよう

 とりま、いくら本を読んで考えても掴めないよ!と🤣

 あなたにこっそり、「文章を書くための最大の秘訣」をお教えしよう。(略)その秘訣とは、何を書くかというアイデアは「考えているとき」にではなく「書いている最中」に浮かぶということだ。この法則は、人間が行う、ありとあらゆる領域の活動に当てはまる。(略)頭の中で検討を重ねることに、意味がないわけではない。短時間でも集中して考えれば、とてつもなく大きな気づきがある。しかし、時間と共に新たに得られる認識はどんどん小さくなり、すぐに思考は飽和点に達してしまう。

p23-25 それ以上長く思い悩んでも1ミリも先に進まない

行動しよう!という教訓はよく聞くけれど、その理由もなるほど↓

なぜなら、世界は不透明だからだ。(略)最高の教養を身につけている人でも、先が読めるのは特定方向の数メートル先まで。予測できる境界線の先を見たければその場にとどまるのではなく、前に進まなければならない。

p.24 

 目前は霧、通りかかる先人達はお金が必要だとか人脈が必要だとか言う。でもこの場でアレコレ考えるより、一歩前に踏みだし、霧の先に何があるのか見つけた方がいい、という事かなぁ。「他人の行動にコメントしたりするだけの人」によい人生は手に入らないとの事(ぐさっ)。
 じゃあ何でもかんでも挑戦、といえばそうではなくて、思考法17「静かな生活を大事にしよう」で「ひとつのことに長期的に取り組もう」とのこと。こんな感じで、個人的にささる思考法ばかりだった。

思考法11)自分の感情に従うのはやめよう

 「自己内観における錯覚」=「自分の思考を省みるだけで(略)人生の意義までも徹底的に究明できるという思い込み」に、人はハマりやすい。

 世の中には常にこんな言葉があふれている。「あなたの感じたとおりに!」「あなたの心に従って!」「あなたの心の声を聞くように!」。だが、こうしした言葉には一切従わないほうがいい。あなたの感情をコンパス代わりにしてはいけない。あなたの心の中のコンパスにはたくさんの磁針がついていて、そのすべてが違う方向を指しながら、常に不安定にぐるぐる回り続けている。あなたはそんなコンパスをもって、航海に出ようとするだろうか?

p.98 感情の言葉は色の言葉より圧倒的に多い

 蛙化現象よろしく、誰もが直感を信じたいけれど想像と違うもんだよね。人生で何度かハロ効果(相手が後光がさしているようにキラキラに見える)実感したけど、暫くするとアレ?みたいな。声優ヲタなので、特典のフリートーク聞くとアレ?みたいな、ま当然なんだけど、眼鏡萌えとか制服萌えとか低音ボイス萌えとか(多い😇)認知が歪んでいて勝手に勘違いしているだけ😇逆に第一印象イマイチでも知り合っていくうちにいい人だなってのもあるよね。印象的な一瞬の感情でなく、積み重ねた経験を大事にしたい。
 因みに進化の観点から人は「自分の感情より他人の感情を読むほうが得意」らしいから、自分の感情を正確に把握したいときは友人やパートナーに聞くべしとの事。

思考法21)目標を立てよう

 人が幸せを感じるかどうかは所得の額によって決まるのではなく、目標を達成できたかどうかで決まる(略)ただ目標を立てるときに気を付けなければならないこともある。ノーベル賞受賞者のダニエル・カーネマンが指摘しているように「達成困難な目標を立てている人は人生に不満を感じるもの」だからだ。

p.180-181 「非現実的な目標」を立てても幸せにはなれない

 だらだら生きてるマンには耳が痛い😂目標管理とかね、会社で面倒だったイメージしか😂人間は「無の上に立たされている」byハイデガー先生なので、何もしないと思考法1よろしく霧の中で不安になってしまうのかな。ということで、自分的に小さな目標を立てよう、と。

2025目標①ニュースダイエット

 思考法35「世界で起きている出来事に責任を感じるのはやめよう」や、同じ著者で「NewsDietー情報があふれる世界でよりよく生きる方法」という本で、今やニュースは人を不幸にすると書かれている。

 ニュースはアルコールと同じくらい危険なのだ。(略)本やきちんとした調査にもとづく記事と違い、ニュースを消費しても満腹感は得られない。ニュースを際限なくむさぼることはできるが、それらは安っぽい砂糖のかたまりにすぎないのだ。

ロルフ・ドベリ「NewsDiet」(2021)

 新聞を読めと言われた世代としては衝撃🙄とはいえ、ネットサーフィンの無益な時間を思い出せば当然か。何にでも意見を持つ必要はない、堂々と「分からない」と言えばいい、と。まぁお仕事によるでしょうけど、自分はOKだなと。夕食の支度をするときニュースをつけたり、なんとなくYahooトップを見たりするのはやめ、GoogleのDiscoverもオフにした。

2025目標②17時のFitBoxing3

 去年はスタバまで運動!で運動習慣が身についた!(PTRさんに大感謝!!)けど、睡眠の質は未だよくないので、今年は寝る3時間前の運動も追加したい(深部体温が急激に下がるようにすると寝つきが良くなるらしい)。昨年末発売されたFitBoxing3、2のCV石田彰が好きだったのであまりやってなかったけど、3月に彰の追加配信決定😭私の生活の質を数十年にわたり高めてくれる彰…あなたのいる世界線に生まれて幸せです😭

 とりあえずこの2つのダイエットで…あとは開かずの間の片付けもしたいけど出来る気が…😑がんばろ~読んでくれたあなたにも素敵な1年となりますように🐍

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