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NY行きの機内で「翔んで埼玉〜琵琶湖より愛を込めて〜」を観るカオス

noteでは初めて言うけど、私は滋賀県出身。

「翔んで埼玉〜琵琶湖より愛を込めて」には興味がありつつ観る機会を逃していたのたが、NY行きの飛行機で観ることができた。

実におもしろかった。

個人的には
「HOPカードのポイントは現金に換えられるから旅の費用に!」
がツボ。

滋賀県が蔑まされて悲しいとか、田舎県が頑張ったところで大阪には勝てない、なんてくだりには共感してウルッした。

そう。そう思ってしまっている。
そう思わされるほどに私たちは関西の中で最も軽い存在として扱われててきたのだ。

NYに向かう飛行機。
翔んで埼玉〜琵琶湖より愛を込めて。
目を潤ませる滋賀出身者。

なんてカオスなんだろう。

だけどいい映画だった。

多方面をディスってるけど、ディスだけで終わらせていない愛も感じた。
特に、滋賀県民は最後のミルクボーイのあたたかい漫才に救われる。

おもしろかった〜!誰かに話したい〜。
と思ったけれど私が向かうのはNY。
話せる相手はいない。

NYに着いたら、想像以上に日本人を見なかった。

日本人オーナーの古着屋さんに行ったら
「今年に入って日本人が来たのはあなたが初めて!」と言われたくらい。

そのくらいいなかったのに、3日目の朝、ホテルで朝食を食べていた時に隣にいたのが日本人‼︎かつ大阪人‼︎
しかもこの大阪人も機内で「翔んで埼玉」を観たという。

NYCで滋賀人と大阪人が出会い、関西弁で「翔んで埼玉」を語る。

時空が歪んだようであった。














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