5Sは人材育成に通ずる!
どうも、アラフォー技術士YSKです。
今回は前回に続いて5Sの解説をしていきたいと思います!
前回のNoteをご覧頂けていない方は、以下のリンクより、ご覧頂けますとより分かりやすいと思いますので、お時間あれば、ぜひ!
5Sは人材育成!
前回「5Sは掃除ではなく、継続的な改善のことだ!」と言い切りました!
そして、この継続的な改善は、この過程で人材育成にもつながります!
今回はこのあたりについて、解説します!
改善活動の大号令・・・
工場で働いていると、よく「改善しろ!工数〇〇%削減、リードタイム□□%短縮だー!!」みたいなざっくりした号令を耳にします。。。
受け手側からすると、「いきなり言われてもな〜」って思いますよね?
5Sはこういった”やらせれ感”でスタートすると長続きしません。
「えぇ〜継続的な改善って言ったやん!?」と思われそうですが、実際そうなんです。
改善活動に足りないもの
改善活動で一番大事なのは、「自分達で決めた目標」を掲げることです。
自分が実現したい姿・状態を自分たちで描き、この実現に向けた具体的な道筋を決めて、実行することが改善活動には必要です(要は納得感ですね)。
人間というものは他人に押し付けられたものではなく、自分で創り上げたものには愛着が湧くものです。自分で描いた理想の実現なら積極的になれます。
5Sは人材育成に役に立つ?
5S活動は改善活動のフレームワークにもなっています。
整理・整頓・清掃を実行することにより、自然と日々の作業からムダを排除します。
ものを探すムダ、ものを取り行くムダ、などなど
いきなり「ムダを無くせ!」と言われても日常の仕事が当たり前になっていて、そこに潜むムダには当人は気づきにくいものです。
職場に不要なものがないか?
必要なものがすぐ手に取れるようになっているか?
手に取ったものが直ぐに使えるようになっているか?
こういった質問が具体的なアクションを引き出してくれます(と思ってます)。
これらの質問を起点に、
① 各々が問題を発見して、
② その解決に向けた作戦を立てて、
③ 作戦を実行、
④ 効果を実感=モチベUP
⑤ みなぎるやる気で①にもどる
という良い流れが生まれます!
(PDCAサイクルの典型ですね)
この一連の経験が人を育て、問題解決力を高めてくれます!
まずはボトムアップで改善活動をスタートして、より難しいトップダウンの改善活動に切り替えていくことも可能になります。
さぁ、いざ5S!
5S=清掃活動と捉えてしまうのはもったいないと思えてきませんか??
もしそう思えたなら、まずはあなたから5Sを始めてみましょう!
「今日があなたの人生で一番若い日」です!
次回は5S活動の進め方みたいなことを書きたいと思います!
それではまた!
今回の参考図書