私の人生を変えた本
私は鬱を繰り返し、仕事も長く続かない人生を送っている。
自己啓発本というものに出会ったのが私の人生を変えたと言っても過言ではないと思う。
アドラー心理学の嫌われる勇気という本を初めて読んだ時衝撃が走った。
読んでいくうちになぜもっと早く読まなかったのかと悔やんだほどだった。
しかしあのタイミングで読んだからこそ自分の中に染み込んで心が動いたのだろうなとも思う。
そこからアドラー心理学に関する本を何冊か読み自分の考え方を少しずつ変えていくことができた。
それでも変わらず上手くいかないことは沢山あるが、読む前と違うことは今の自分をしっかり受け入れて自分と向き合ってその上で
どんな自分で自分のままでいいと思えるようになったことである。
私は私が私だから好きだと胸を張って言えるようになれたのはこの一冊があったからなのかもしれない。
もしも読むことがなければ衝撃が走ったあの時の感覚も感じることはなかっただろう。
同じ闇に落ち込んだ時にありのままを受け入れて進む自分はいなかったかもしれない。
元々読書は好きだったが、なかなかできずにいた時にたまたまタイミングが良く読むきっかけと出会い、嫌われる勇気を手に取った事は私の人生を読み終わった後から見え方さえ変えてしまった本であるといえる。
しかし、内容は何度も繰り返し読み返さなければ完全に頭の中に入っているわけではなく昔の自分に戻りそうな時も度々やってくる。
それでも1度読んだ事で少なからず私の人生の色は明るい色に変わったと思う。