マガジン 「ぼくの帳(とばり)」(詩集)について

宇宙の中にある熱を持った惑星、
小さな瑞々しい星の、さらに深海の奥底

そこがぼくの世界

遥か上層を見上げると、
薄ら明るい別世界がある

ぼくはそれを「外の世界」と呼ぶ

「外の世界」は自分の世界とは完全に別世界だ

流れる酸素濃度も、時間の流れも、
尊重される言葉のやり取り、暗黙のルール

すべて自分のそれとは違うので
ぼくの理解を超えている

そんなぼくが「外の世界」でうまく生きていける訳もなく、呼吸さえままならない


深海では深く息をすることができる

ぼくだけの世界、「ぼくの帳(とばり)」の中で安心して息をする

浮遊する言葉たちを掴まえて
ゆっくりと確実に間違わないように
1音1音決められた色に仕訳する

決めるのは「ぼく」と「ぼくの中のぼくではない自分(帳の住人)」

キミをぼくの深海まで連れていくことがなかなかに難しいことだと分かった今、

「ぼくの帳(とばり)」が
キミがぼくの心、深淵を覗く唯一の手段になるだろう

旅行記のスナップ写真を見る感覚でもいいし、何気なく目に付いて開いた本の一節を読むような感覚でもいいよ

ぼくの深海に少しだけ興味を持ったなら「ぼくの帳(とばり)」が役に立つかもしれない


きみが、ぼくの表現を好きでも嫌いでもいい、ぼくの詩を読んでくれて、少しでも何か感じてくれることが一番とても嬉しいことだよ

ハートやコメントは有難いがすぐメンタル崩壊する神経質な奴なので返信はぼくほとんどできないと思う、ごめんなさい
逆にコメントやハート返せたらよっぽど調子がいい時だと思ってくれ

心に溢れかえる言葉たちを拾い集めては詩に置き換えている、そんな奴がここに生きていたんだな、って思っていただけたら、ほんと嬉しいんでよろしくお願いします

ぼくにたどり着いてくれてどうもありがとう!

あさくら。✞ベルーガ✟拝

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