奇跡を、生きている
ネットの世界でお母さんと呼んでいる、横山小寿々さんの本「奇跡を、生きている」を読みました。やっと手に入れました。
何がきっかけだったかは、忘れてしまいましたが、私たちはTwitterで繋がりました。また、これも忘れましたが、お母さんにnoteを紹介してみました。
お母さんの文章はいつも柔らかくて優しくて、すぐにフォロワーさんが沢山出来ました。記事にはスキが溢れて、心から紹介して良かったと思いました。
そんな素敵なお母さんの本。慢性疲労症候群の辛さ、家族への感謝、生きていることの尊さが書かれています。
お母さんの記事を読むうちに、私もお母さんのような家族を作りたいと思うようになりました。私も夫君と出会うまで、子供が欲しいとは思いませんでした。自分の生まれ育った環境を考えると、とても子育てなんて出来ないと思ったからです。
今は、子供が欲しくて仕方ありません。夫君との子供。可愛くない訳がない。そして、お母さんのような笑顔の絶えない家族になりたいと強く願っています。
私は足腰の痛みだけですが、少しの期間寝たきりでした。仕事はおろか、家事も何も出来なくなりました。私は治るまで実家に帰ろうとしましたが、夫君が全部担ってくれました。
夫君に対する感謝はもちろんありましたが、同時に申し訳なさも同じくらいありました。
今はだいぶ動けるようになり、仕事復帰を果たして家事も出来るようになりました。でも今までと同じように歩くことは出来ないし、走ることは不可能です。腰をまた傷めるのが怖くて、重い物は持てません。
当たり前の世界でないことは分かっていたつもりで、理解していませんでした。それに感謝することもありませんでした。
私は病気ではありませんが、ある日突然変わってしまう世界だとは理解しているつもりです。夫君と笑っている世界も、当たり前ではないのです。これも奇跡の1つなのです。
この本のタイトルを見て、奇跡の尊さに気付きました。毎日は、奇跡の連続で成り立っているのだと思います。
本中にもありますが、ハグは大事です。セルフも良いですが、大切な人とするハグはとても幸せな時間です。私も夫君とハグをよくします。夫君は渋々ですが、応えてくれます。夫君の腕が背中に触れると、包まれた気分になってとても幸せです。自然と笑顔になれます。
毎日続いている奇跡を、大切にしようと思います。