不登校児のきょうだいにも愛が欲しいという話

唐突に、溢れる想いを吐き出したくて、登録をしてみました。
今後、これが続いていくのか、今は分からないけれど、1箇所でも私の気持ちを正直に言える場所があるといいなという気持ちです。

私の属する「家族」は、いわゆる「一般的な家庭」だと、私は思っています。

ドラマのようでもないし、テレビで取り上げられるような特異性もない、だから、とても「普通」な人達の集まりだと、そう思ってます。

それなのに、なんでタイトルのように、悩むのかといえば、「「普通の家庭」であれば子供は当たり前に親に愛される」と思っているからなのだと思います。
親と子供は相互にお互いが大切だし、大好きだし、楽しく話すし、関心持つし、突き放したり、無視したり、そんな事しない、という幻想が頑固なお皿汚れかのごとく、私の脳にこびりついているのだと、思います。
だから、私は、そうでない親と私の関係を疑問に思うし、悲しく思ってしまいます。

こんなと言って、なんだか、この人は発達が未熟なのかな?とか、中二病なの?とか、なんだか、思ってきますが、きっとそうなので、それは置いておいて欲しいです。

さぁ、さて置いたら…

私と親との「普通なのに普通じゃない」状態についてですが…

例えば、ただいまを無言で聞き流し、お帰りを返してくれないとか、私の思いを聞いても(笑)だけでやり過ごそうとするところとか、「あんたといると疲れる」と言われたり、例なんて沢山出せますが、つまるところ「子供側が愛されてない」親子関係であると、私は感じています。
どれだけ私が「親からの愛の不足」について抗議のクレームを上げても「お前は間違ってる、そんなのことない」と親は笑い飛ばすので、きっと私だけが思ってることなのでしょうね。それはそれで悲しいのですが。

ただ、きっと、私が一人っ子であれば、これが「普通だ」と何も不満に思うことは無かったでしょう。
なぜ私がこんなにもタラタラ不満を言うのかといえば、やはり弟という、比較対象がいたからでしょう。

弟は私が貰えなかった「親の愛」を一身に受けている、ように見えます。

弟の運動会や学校のイベントには欠かさず誰かが来ますし、彼がねだれば高価なパソコンも何台も購入してあげてます。
私は「馬鹿で仕方ない」と直接言われましたし、友達の親など周りにも言われていましたが、弟は違います。
「姉と違って優しい」とか「勉強ができるし繊細で頑張り屋」という言葉を弟は貰っています。
弟の失敗は笑われることは無いし、何かいいことをしたら褒められます。
私は例えいくら賞をとったって、学校で表彰されたって「ふーん」の一言だったのに。
ただ、この時はまだ、踏ん張りがききました。
極偶にですが、親からの私への関心をひけることがあったので。
私の不満が爆発したのは、弟が不登校になってからです。

弟の不登校によって、我が家は「弟の為に動く人の集まり」にならざるをえませんでした。

(私が協力していたか、といえば全肯定は出来ませんが。)
私が色々と抑圧される中、不登校の弟は勉強もせず、好きな時間に寝起きして、優雅に親のお金でパソコンを買い足し、大音量で音楽を流し、生活をしました。
母は弟に注意なんかしないし、父は無関心。
そんな状況に納得できませんでしたし、今もできません。
怠惰な生活を送るように見える弟のことが嫌いですし、そんな状態なのに変わらず愛を貰える弟が心底憎い。
親がそのような態度をとる理由が理解できなかった。

…。
なんだか、あんまり不登校関係ない…?みたいな書きぶりになってしまった気がしますが。
私にとって、「弟の不登校」は色々なことを顕在化させ、私の爆発を引き起こしたきっかけなのです。

不登校で苦しむ弟や親に対して、酷い姉ですよね、分かってます。
でも、身内で実害があるって、こんなものだと思います。
それに、苦しいのは私だって同じ。

第三者だから好き勝手議論できるし、正論が振りかざせるし、優しくできるんだと思います。

具体的な話は、また、次で吐き出します。
今回は、おしまい。

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