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うつ病3年生、転職しました。




退職に至るまで

就労移行支援を経て障害者雇用で入社した
会社を、今年の11月中旬に退職しました。
理由は「飽きたから」

仕事内容が絶望的につまらなくて、
これをこの先何年も続けると思ったときに、
なんて面白くない社会人生活なんだと
思ってしまいました。

コールセンターのバックオフィス作業を
していましたが、コールセンターって非正規の
従業員の方が正社員の数より圧倒的に多いんです。

つまり、私のような20代のフリーターや
セカンドキャリア的な中年層、主婦層が多数。
仕事のやりがいとか自身の成長は二の次な感じ。

もちろん、私も最初は「必要最低限の収入があれば、スキルアップとかいらないしゆるく働きたい」と考えてた側でした。

考えが変わったのは夏の終わり頃。
ふと、「こんな誰でもできる仕事で貴重な20代を終えていいのだろうか」という考えが頭をよぎりました。それに加え、やっぱり正社員へ復帰したい
という思いも再燃しました。

一念発起、転職活動開始。


ハローワークに行く

辞めると決めれば行動あるのみで、
ハローワークのみどりの窓口(障害者専門の窓口)へ。

担当職員さんに、
「在職中だけど辞めて障害者雇用で転職したい。」
と伝え、あらかじめ目星をつけていた求人票を
出してもらいました。

ちなみに、ハローワークの求人はやめとけ、だの
障害者雇用は低賃金で、正社員になるにはハードルが高いだなんだと言われていますが、
これは誇張された事実だと思っています。
きちんと吟味すればハズレは引かないし、
正社員の求人もきちんとあります。

そんなこんなで、さっそく紹介状を出してもらい
その日のうちに応募書類を投函しました。


書類選考通過、面接へ

送付して5日後くらいに、面接へ来てください
との連絡がありました。仕事が休みの日に設定してもらい、面接へ。

中途の面接だし、1対1くらいでやるんだろうな
と思っていたらどっこい、先方は
社長、総務課長、総務主任、親会社の人事の人
と勢揃い。ガチじゃん。

面接では
・なぜ今の会社を辞めようと思ったのか
・精神疾患を発症するに至った経緯
・服薬、通院、現職での勤怠状況(体調の確認)
・簿記、事務の経験業務について
を聞かれました。
ちなみに応募した職種は、建設業の営業事務。

私は
・今の仕事はやりがいがなくて飽きた
・新卒入社の会社でイジメ、パワハラに遭った
・3〜4週間に一度の通院で、服薬で安定している
・仕訳入力から決算まで一通りの経験がある
と伝えました。

社長は
「うちの娘も勤めてたけど、会計事務所って
ハードだもんね、よく頑張ったね。
うちの会社は残業もほぼないし、
みんないい人だから安心して働けるよ。」
と話してくれました。


内定、入社へ

面接の2日後、内定の連絡が来ました。
2週間後から出社してほしいとのことでした。

承諾し、現職の上司へ退職の意志を伝え、
有給消化に入りました。
上司からは
「急だね!?頑張ってね、辛くなったらいつでもうちに戻っておいで」と言ってくれました。

障害者雇用から障害者雇用への転職は
もちろん初めてで、どうなることかと
心配していましたが杞憂に終わりました。

合理的配慮の擦り合せなどはしていませんが、
通院が平日にしかできない点を伝えると
入社直後から有休を10日付与してくれました。
(ちなみに10日で足りなくなっても平日に
休んだ分は全て有休にしてくれるそうです。)


転職してみて

転職して丸4週間たちました。
結論から述べると、最高。
今の会社は車で通勤しています。
これがすごい良かった。
JRに乗らないってだけで、想像以上にラクでした。

週5日8時間勤務の正社員になりましたが、
週4日6時間勤務だった前職より精神面、体力面
ともに調子が良いです。不思議。

精神科の主治医はフルタイムになることを心配
していましたが、今のところ大丈夫と伝えたら
喜んでいました。

現状、いろんなことがうまくいきすぎて
怖いくらいです。
事務員は私ともう1人(母と年齢が近い女性)のみ
ですが、関係も良好で質問もしやすい方です。
建設業なのであとは全員男性ですが、
職人のおっちゃん、という感じなので
話しやすいです。(たまに何言ってるか聞き取れないけど。)


結論、
とりあえずやってみる
って大事です。ダメだったらそのとき考えればいい。今が楽しければそれでいい。

そんな考えにたどり着きました。

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