1日の予想スケジュールの書き方「ノート術」+4
前回は、3つのタスクのゴールイメージを具象化する方法とメリットについて説明しました。
次は、1日の予想スケジュールを立てます。
なぜ予想スケジュールを立てるのか?
3つのwoopで予定を立てて、質問型アクションで時間を決め、具象プランニングで強いイメージをすると、やるべきことは明確にできます。しかし、物事は予定通りには進まないのが当たり前ですから、明確に予定を立てていてもズレてしまうものでしょう。
そこでこのズレに気づくために行うのが、予想スケジュールです。起きている時間のざっくりな予定表を作るメリットは、その予定と実際の予定の差異を確認できること。
最初に立てた予定は、そのとおりにいけば今日がスムーズに終わった証拠になり、もし計画通りにならなければ問題があったとわかりるでしょう。つまり自分の計画の問題点やよく引き起こる緊急事態を可視化できるのです。
言い換えると予測力を鍛えるのが、予想スケジュールの目的と言えます。3つのタスクを成し遂げるには、予定管理が欠かせません。しかし予定がスムーズに進むのは稀ですから、日頃から予測力を養っておく必要があるのです。
予想スケジュールの立て方
予想スケジュールの立て方はかんたんで、1時間か2時間ごとに何をやるかを書き出しておくだけ。
7-8 身支度
8-10 副業
10-12 企画書
12-13 お昼
13-14 会議
14-16 プレゼン
このようにその時間でもっと行う行動を書き記しておきます。これをグーグルカレンダーで行うこともできますが、あえてアナログで記しておくと後から見返すときに便利です。
1日が終わったときに、この予想スケジュールのどこがずれていたかを書き出し、その対策を練ります。
たとえば、企画書が2時間のはずだったのに3時間かかっていたとします。予想スケジュールとズレていますから、その原因と対策を考えればいいのです。このように日頃から予測力を鍛えつつ、前進感を得る記録をしていくのが大事です。
自分の予想通りに事が運べる、それはつまり人生がスムーズに進んでいると同義です。
使ってみよう
たとえば、朝起きてから今日やるタスクを洗い出すとスッキリするように、スケジュールも明確に立てておくとスッキリします。最初からノートに書くのは大変だと思うので、まずは付箋にメモ程度に予想スケジュールを書いてみるのがおすすめです。
その付箋を目に見える場所へ置いておくと、雑念が減る感覚が得られるはずです。ぜひやってみてください。