〇〇がないと行動に移せないって知ってましたか?「ノート術」+3
前回は、3つのwoopに質問型アクションを使って、問いかけ方式と実行意図を行う方法について説明しました。
今回も3つのwoopに追加する情報、「具象プランニング」について説明していきます。
頭の中でテンションの上がるイメージをつくる
具象のプランニングとは、選んだ3つのタスクをより具体的なイメージに落とし込み、達成感と紐付ける記録法です。
具体例で考えてみましょう。
△「企画書Aを作る」
○「企画書Aで〇〇な価値を生み出して、上司に提出してから好きなコーヒーでも飲む」
このように、プロセスから結果までをイメージとして記しておきます。質問型アクションで5w1hを明確にした後であれば、このイメージもやりやすいはずです。どこからどこまでで終わりなのか頭の中で明確にして、ノートに要約をまとめておきましょう。
イメージする上での注意点として、誰が読んでもわかる書き方が大切です。専門用語は極力減らして、小学生でも意味が通じるくらいに具体化する意識でやってみましょう。
ちなみにイメージするときのコツとしては、5感を巻き込むと鮮明に想像しやすいです。
具象プランニングが使える理由
具体的なイメージが大事な理由は、質問型アクションを行うとわかります。自分では「このタスクをやるぞ!」と思っていても、明確で具体的な実行意図がなければ、そのやる気もすぐに失われてしまうのです。
このイメージトレーニングを通すと、アウトプットイメージを明確にする必要がありますし、タスクへの自分ごと化も進みやすくなります。僕の好きな言葉に、「明確さは力である」があるんですけど、目標設定にドンピシャに当てはまる考え方です。
明確であればあるほど、そのタスクの達成率は上がっていくはず。
WOOPや質問型アクションで明確になっているタスクであれば、なおイメージしやすいのではないでしょうか。実際に想像力が高く仕事のできる人たちは、このイメージトレーニングをいつも行っているように思います。
というのもいつも結果を出せるから仕事ができるわけで、そのためにはイメージした通りの現実を作りだすのが1番です。そしてその現実とはイメージから生み出されますから、「イメージトレーニングが上手い=仕事ができる」と捉えても問題ないのではないかと。
使ってみよう
具象プランニングの肝は、日頃からイメージトレーニングを通してタスクを明確化することです。この明確化の過程で実行意図が生まれ、アウトプットイメージも定まってきます。
逆にイメージしづらければ、WOOPや質問型アクションの精度が低いとも考えられるので、全体を俯瞰しつつ使ってみください。
pdfも置いておきます〜。