モノポリーをして学んだこと
モノポリーとは
モノポリーとは人生ゲームのようにサイコロを振って、出た目の数進むゲーム。
人生ゲームとの違い(ルール)
マスにつくと、土地などの不動産や電気などのインフラが買える。
すでに買われている不動産やインフラのマスに乗るとその分の手数料やテナント料をはなわなければいけない。
所有している不動産やインフラは増資し、グレードアップすることで他のプレーヤーからもらえる手数料の額を上げることができる。
勝者は他のプレーヤーから多くの金を取って破産させた人になる。つまり市場を独占(monoply)するゲーム。
他のプレイヤーと交渉をすることができ、不動産やインフラの売買、また他のプレーヤーと条約を結ぶことができる。
1人が独占するまで続くので2時間はかかる。
お互いに助け合うか、一人勝ちするか、手を組むか
購買した不動産は効果がある。不動産にはそれぞれ色があり、同色の色の不動産を揃えれば、他のプレイヤーがマスを踏んだ場合手数料を2倍取ることができたりする。そうなると、できるだけ自分が持っているインフラや不動産の効果が高まるように他のプレイヤーと交渉して同じ色の不動産を揃えなければいけない。
交渉
交渉はお互いに有利な内容にならないと成立しない。
勝ち筋
最初はどの不動産が揃うか分からないので買わせてない不動産は購入する。(後に交渉材料にもなる)
できるだけ早く同色の不動産を揃える。
最初から1人勝ちしようとすると、他のプレイヤー同士で手を組まれ潰される。
最初から幅広く不動産を集めようとすると、増資したり、手数料を払う資金が失くなり詰む。
最初からぶっち切りで勝てそうな場合はそのまま独走するといいが、相当運が必要。
つまり勝つためには、
他のプレイヤーと手を組み、お互いの契約内容が公平だと思わせて自分が有利に立つことが鍵。
モノポリーからみたウクライナ問題
先日友人4人でプレーした。私とaが他のbとcに比べると不動産の揃い率が悪かった。なので、私はaと同盟を組む契約をした。しかし、その後にaはbとも同盟を組む契約を結んだ。結局優位に立ったのはc→a→b→私になった。つまり、私もbと契約を結ばないと不利になるし、aとの同盟の意味がなくなった。
2022/03/18現在、ウクライにロシアが進行しているため、各国で力を合わせている。しかし、中国が密かにロシアへの制裁を緩めていると言われている。これと同じことが起こっている。
確率論と運
モノポリーではサイコロを二つ使う。出た目を足した数進む。6(1+5、2+4、3+3)と7(1+6、2+5、3+4)の二つは圧倒的に揃いやすい。二つの出た目で50%を締めている。つまり、次他のプレイヤーが自分の所有しているマスの6または7マス前であれば、増資して自分の不動産をパワーアップして、取れる手数料の額をあげることができる。
だが、当たる時は当たるし、外れる時は外れる。できることは最大限に時間をかけ過ぎずとりあえずやってみて、それから次のムーブを考えるといい。
どう起業に生かすか?
早さ
サイコロを一番最初に振る方が有利。同業他社が市場の潜在性に気付く前に動き、独占する必要がある。
事業の成長の仕方
一色の不動産のみを揃えると増資しやすいが、後に二色以上の不動産と一騎打ちすると負ける。逆に、将来を見据えすぎて、最初から複数色を集め、均等に投資をしていくと、貰える手数料も少なくなく。
会社は成長と拡大がある。事業を成長させることと、他業種への参入だ。重要なのは自分の事業の市場領域に他社が来る前に圧倒的なシェアを獲得して、独占しなければならない(Zero To One )が、同時にどう他業種にも広げるかを考えなければいけない。