血縁
それは
今にも消えそうな
かつて
荒ぶり爆炎となりし
魂の炎
心体(しんたい)
生きた骸(むくろ)と化し
魂に呼応(こおう)せず
故に
命の煌(きら)めきと呼ぶ炎
今にも消え逝(ゆ)くかの如(ごと)く
最後を待つかの様に揺(ゆ)らめく
何も残って無いのか
生きることは 戦い
刹那(せつな)までも抗(ありが)い続け
命を燃やしつくさんとした
日々遠く
今想えば
夢幻の揺蕩(たゆた)う朧(おぼろ)
それでも
あたしは
微(わず)かに生きている
このまま
終わるのか
終わっていいのか
死を囁く者を打ち消さんと
する様に響く
血の繋がりし存在が
ゆっくりと再生を促(うなが)したのか
魂の炎
命の煌(きら)めき
爆炎烈火の華
咲き乱れよ
朽(く)ちかけた心体(しんたい)よ
応(こた)えろ
命を燃やしつくせ
魂が咆哮(ほうこう)す
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