騒いだ夜後
騒いだ夜
帰る道
暗く
独りの孤独
噛み締め
生きてきた道程
重なり
倒れ
浅い眠り揺蕩(たゆた)う
朧(おぼろ)げな陽の光射す部屋
心体沈(しんたいしず)み逝(ゆ)き
繰り返す波の様に
何故
産まれて来たのか
答えも応え無き問いに
止めど無く
頬伝う流るる涙
声が響く
生きる意味無し
声が響く
意味無くとも生きる
繰り返す
流るる涙と共に
繰り返し繰り返す
何処までも
堕ち逝(ゆ)く
何処までも
沈み逝(ゆ)く
騒いだ夜後(よるあと)は
哀しく
騒いだ夜後(よるあと)は
切なく
騒いだ夜後(よるあと)は
涙溺れ
何処までも何処までも
堕(お)ち逝(ゆ)き沈み逝(ゆ)く
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