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2020年4月25日 03:07
ダンスホールの円環が見えない煙を形作っている誰が消えていなくなったか気付かないしるしを踏んでひと回りした私平行夜空に埋められたあかり星を線で浴びて蒼い渇きが身体の中を撫でる反対へ回って また壁にぶつかるここは船着き場汽笛の代わりに時間が鳴るよステップが水面をさばいて微笑む方角を誰も見てはいないのだろう
2020年4月8日 20:24
緞帳から囁きを奪って森の迂回路が生き始める残された者の残された星を見上げる速度を確かめてから私は角砂糖を割るかちあう前の音で森に投げ返す(2018.2.25) 航空障害灯の点滅で散らばった呼吸を集めていく数秒前に窃視した好意をそのまま、そうしてそのまま夜の底で並び替えた隣り合うカードには手を伏せて欠けていく糸だけがいつも優しい(2019.2.23)