今世に一番近い前世のこと
むかしから図書館とか本屋さんが好きで、むかしはよく本を読んでいた。
中学校に上がってから周りの人たちが本を読まなかったことも影響して、本を読まない時期が続いたけれど、大人になってある職場で仲良くなった人から村上春樹の小説を勧められ、読書を再開させた。
特に子供ができてからはまとまった時間がなかなか取れないこともあり、またほとんど本を読まない期間が長く続いた。
子供も学校に上がり時間が取れていざ読もうとしても、なかなか読み進められない自分がいてずっともどかしく思っていた。
全然読めないというわけではなくて、完読できた小説も数冊はあるけれど。。
なかなか本が思うように読めないでいるけど、図書館とか本屋さんの雰囲気は子供のときから変わらずずっと大好きで、たとえばパブやカフェなど行った先に本棚があって本が置かれてあったりすると、ものすごくテンションが上がってたちまちその空間が好きになる自分がいた。
本自体が好きなのかもしれない。
そして本を読みふける行為も。
前置きが長くなってしまったけれど、今世に近い私の前世、古本屋さんの店主だったようです。
場所はヨーロッパのどこか。
雰囲気のいい小さな本屋さん。
お店の入り口入って真正面にレジがあって、そこに座って本を読んでいる。
お客さんはたまに来るくらいなんだけど、お客さんの数は気にせず、大好きな本に囲まれてシアワセいっぱいの空間の中で読書に明け暮れる毎日。
容姿は白いシャツに長いスカート。
そのことを聞いたときにすごく納得いきました。
だから本が好きなのかって。
だから本がたくさんある空間が好きなのか。。
本がたくさんある空間がこんなにも落ち着くのかって。
このことを聞いて、その本を読みふけっている自分、そしてその本屋さんの感じとか、感覚的にわかるような感じというか、その空間に触れた感じというか、うまく言えないんだけれども、そういう感じがした。
そして場所がヨーロッパのどこか、と聞いたときに、とっさにパリ?それともドイツ?と思った。
パリは何故かむかしから憧れがあって、ずっと行ってみたいなーと思っていたところだったし、ドイツはこれまでにドイツ人と縁があって10代のころから気になっていた国だったから。
私の容姿からして第二次世界大戦前の時代の感じなんだけれど、このことを聞いて頭の中で1920年代って思った。
これは私が思っているだけでよくわからないけれど。
でもむかしからアール・ヌーヴォー(特にミューシャなど)が好きだし、(アール・デコも好きです)、1920年代とか惹かれるものがあるし、あの時代が設定の映画も好きなんです。
それから、ある日、私の身近な女神様のような存在に、
「本が大好きでいろいろ読みたいんだけど、なかなか読み進められなくて。。読む気満々で本を買ったりはするんだけど溜まっていくばかりで。。」
と話していたらこんなことを言われた。
それは、本を読むことをあの時代に十分に経験したから。
へーーーー!そうなんだー!そっかー。
とすごく納得できた。
いやー、でもそうでも今世でも本たくさん読みたいよーー。
でもそう聞いたあとにこう思った。
「今世では本を書けっていうことなのかな」って。
これまでに書く材料になるようないろんな経験はたくさんしてきているけれど、どのように調理すればいいのかとか正直よくわからない。
でもとりあえず、こちらでは好きなことを好きな風に書く場を自分に与えてはいます。
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この時代のことについて、これからもたまに出てくるかもしれません。
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