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夕遊の本棚

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ひと仕事終わって、おいしい珈琲や紅茶を片手に読みたい本。仕事で読む本。とにかく、たくさん読みたい、楽しみたい私の本棚をご紹介します。
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2021年1月の記事一覧

歌人に学ぶ「まろび」の美学。『ぼく、牧水!』伊藤一彦・堺雅人

あるお坊さんを調べていたら、若山牧水に師事していたらしいので、読んでみた本です。宮崎出身…

夕遊
3年前
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音楽のアレンジャーという仕事。『音楽と契約した男』瀬尾一三

私が中島みゆきさんが好きだったのは、中学生から高校生にかけて。(写真はなけなしのお小遣い…

夕遊
3年前
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小説を素材に歴史を探る。『妊娠小説』斎藤美奈子

本書のタイトルは『妊娠小説』。日本で妊娠を描いた小説がいつ頃からどれだけあって、その内容…

夕遊
3年前
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映画AWAKEを見た後におすすめ。『ルポ 電王戦 人間vs.コンピュータの真実』松本博文

コンピュータの将棋プログラムの開発が始まったのは1974年。その当時の実力派、ルールを知…

夕遊
3年前
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真面目すぎても、ぶっ飛びすぎてもいけない『国語教科書の思想』石原千秋

夏目漱石研究者だった著者が、2005年当時の小中学校の教科書を分析した結論は「現在の日本…

夕遊
3年前
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冗談みたいな政治の時代。『仮装集団』山崎豊子

『大地の子』や『二つの祖国』みたいに有名ではないけれど、「山崎豊子作品のベストはこれ!」…

夕遊
3年前
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もうひとつの中国とオリンピック『北緯43度の雪 』河野啓

1971年、中華人民共和国(中国)の国連加盟に反対して、国連から脱退した中華民国(台湾)。翌年、蒋介石(1887-1975)は札幌オリンピックのために8人のスキー選手を送り、中華民国の名を宣伝して、中国に傾いている国際社会の関心を再び台湾に引き戻そうとしました。 でも、選ばれたメンバーは在日中華民国国籍の若者や台湾原住民のアミ族の若者、そして両親が中国から逃れてきた台湾生まれの若者と多様で、大半が雪さえ見たことのない未経験者でした。この本は、政府の都合で無理なミッションを押

破滅的におもしろい。『石川くん』枡野浩一

この歌が、あの有名な石川啄木のものだと知ったときにの衝撃は、かなりのものでした。なにせ、…

夕遊
4年前
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