【面接官の本音】未経験エンジニア面接で見られるポイントと質問対策
はじめに
未経験からエンジニアを目指す際に、多くの人が不安に思うのが面接ですよね。
「プログラミング知識が浅くても大丈夫?」
「何をどうアピールすればいい?」
「志望動機はどう伝えるべき?」
本記事では、面接官が“未経験エンジニア枠”に対して何を重視しているかをリアルに解説しつつ、具体的な質問対策を紹介します。実際に面接官がチェックしているポイントを押さえて、安心して面接に臨みましょう!
1. 面接官が未経験者に期待すること
1) 学習意欲と継続力
未経験OKの求人では、企業は「伸びしろ」を重視して採用する傾向が強いです。
「これまで何を学習してきたか」
「今後どれほど吸収し、自走できるか」
これらが大切。エラーや問題に直面しても諦めずに学び続けられるかが面接官の焦点になります。
2) 基礎スキルの確認
「未経験」とはいえ、基礎レベルの知識(Linuxコマンド、Webの仕組み、AWSの基本など)をまったく知らないと苦戦する可能性が高いです。
面接官は「最低限の自己学習」をしているかをチェック
全部完璧でなくても、どのくらい理解しようとしているかを見ている
3) コミュニケーション力・協調性
エンジニアは1人で黙々と作業というイメージがあるかもしれませんが、実際はチーム開発や運用が多いため、報連相や周囲との連携スキルが必須。
面接官は「チームに馴染めそうか」「わからないことを素直に聞けるか」などを確認
2. よくある質問と回答のヒント
1) 「なぜエンジニアを目指したのか?」
ポイント:志望動機は「興味・成長意欲」「市場需要」「将来のキャリア」などが一般的
回答例:
「ITの可能性に魅力を感じており、特にインフラ分野で支える役割にやりがいを感じた」
「リモートワークや手に職をつけたい思いがあり、未経験でも挑戦しやすいと考えた」
NG例
「何となく稼げそうだから」「正社員になれたら何でもいい」 → 動機が薄い印象
2) 「これまで何を学習してきたか?」
ポイント:具体的に「何の教材を使って、どんな成果を作ったか」を話す
回答例(開発系):
「UdemyのReactコースを受講し、簡単なTodoアプリを作ってGitHubに公開しています」
回答例(インフラ系):
「AWS無料枠でEC2インスタンスを立ち上げ、Nginxを導入したWebサーバを構築しました。VPC設定やSSH接続の手順もまとめています」
NG例
「YouTube見てます」「少し書籍を読みました」→ ぼんやりしていて成果が伝わらない
3) 「強み・弱みを教えてください」
ポイント:未経験の場合、技術面の強みは限定的。かわりに“努力・コミュニケーション・継続力”などを具体的なエピソードと絡める
回答例:
強み:「問題が起きたら原因を突き詰める性格。独学で環境構築中も何度もエラーに遭遇しましたが、調べて解決するのが苦にならないタイプです。」
弱み:「完璧主義で時間がかかることがあります。ただし、タスク管理を意識して改善中です。」
4) 「将来どうなりたいか?」
ポイント:長期的なキャリアビジョンを示す→「運用・保守から始め、設計・構築、最終的にクラウドアーキテクトを目指す」など
回答例:
「インフラの運用を通じてAWSやネットワーク設計を深く学び、2〜3年後にはクラウド構築のリーダーを担当できるレベルになりたいです。」
3. 当日の注意点:印象を左右する小さなコツ
服装と身だしなみ
IT業界でも第一印象は大事。私服OKでも清潔感のある服装を意識
過度なアクセサリーや派手すぎる髪色は避けた方が無難
声のトーンと表情
緊張して早口や小声になりがち → ゆっくり話す & 相手の目を見る
オンライン面接なら、カメラの位置を調整し、背景や照明にも気を配る
正直さ&ポジティブさ
分からないことを聞かれたら無理に嘘をつかない→「まだ勉強中ですが、これから習得していきたいです!」など前向きアピール
失敗談があれば「原因をどう突き止め、どう改善したか」につなげる
4. 逆質問で好印象を与える方法
面接終盤に「何か質問はありますか?」と聞かれる場面は多いですが、ここで良い質問をすると印象アップが期待できます。
おすすめ逆質問
「御社でインフラ運用に携わる際、どのようなスキルが特に重視されますか?」
→ 学習計画を立てるうえでの参考にしつつ、やる気を示せる
「新人エンジニアにはどんな研修やサポート体制がありますか?」
→ 成長意欲が伝わるし、実務イメージを具体化できる
「チームの開発(もしくは運用)スタイルやコミュニケーションツールは何を使っていますか?」
→ チームワークや働き方への関心があることをアピール
NG逆質問例
「給料はいくらですか?」(ストレートすぎる & 会社紹介資料に書いてあるケースも)
「休みや福利厚生は具体的にどうなってます?」(興味はあるが、最初から待遇面ばかりだと印象△)
5. まとめ
未経験エンジニアの面接では、企業側は「人柄・成長意欲・基礎学習の成果」を重視します。
学習意欲やコミュニケーション力 → “この人なら育ちそう”と評価される
基礎スキルの有無 → LinuxやAWSにどれだけ触れてきたか
ポートフォリオや資格 → “学んで終わりでなく、成果物や合格実績がある”とグッと印象UP
面接官が見ているポイント
動機:なぜエンジニア? なぜ未経験でも挑戦?
学習内容の具体性:どの教材、どんな成果、どんなエラー対応をしたか
将来のビジョン:運用保守から設計構築を目指したい…など明確に言えるか
もし、「面接が苦手」「何をアピールすればいいか分からない」という方は、xCampのようなスクールで模擬面接や書類添削をしてもらうと大きな支えになります。
プロの視点が入ると、意外な自分の強みや不足ポイントに気づけるはず。
エンジニア面接において、最初の印象が内定を左右すると言っても過言ではありません。ぜひこの記事を参考に準備を進め、企業が「この人なら一緒に働きたい」と思えるアピールをしてみてくださいね。
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