中高年こそ筋トレが必要!①〜筋トレは骨を丈夫にする〜
パーソナルジム「X BODY Lab」代表の坂本です。
私は常日頃、中高年の方にこそ筋トレが必要だという話をしています。
筋力が衰えていく年代の方にとって、まだ体が動くうちに筋トレをして筋肉貯金をしておくことはとても大切なこと。
他にも、よく眠れるようになる、姿勢が良くなって腰痛などが良くなる、などたくさんのメリットがありますが、今回は「骨密度」が高まって骨が丈夫になる、というメリットを解説したいと思います。
年齢を重ねると骨粗しょう症のリスクが高くなりますが、筋トレをすれば骨粗しょう症の予防になりますよ!
骨を壊す細胞と造る細胞のバランスが大事。
多くの方がご存知のように、骨の主成分はカルシウムです。
そして、骨も筋肉と同じように、細胞が新陳代謝をしています。
古くなった骨を壊して(破骨)、新しい骨を造る(造骨)ことを繰り返しています。
筋肉に「速筋細胞」と「遅筋細胞」があるように
骨にも「破骨細胞」と「骨芽細胞」があります。
破骨細胞は古くなった骨を壊すはたらきがあります。
骨芽細胞はカルシウムなどを付着させて骨を造るはたらきがあります。
このふたつの細胞のバランスが良いときは、骨は健康です。
しかし、年齢を重ねたりホルモンが乱れたりすると、このバランスが崩れて、骨芽細胞のはたらきが弱ってきます。破骨細胞だけがはたらくので、骨が壊れるスピードに骨を造るスピードが追いつかなくなります。
そうなると、骨がスカスカになってしまいます。骨密度が低い状態ですね。これが骨粗しょう症です。
カルシウム摂取だけじゃない。骨を造る骨芽細胞を元気にしよう!
骨粗しょう症を防ぐには、カルシウムを取ることが大切とよく言われますが、どんなにカルシウムを取っても、骨を造る細胞のはたらきが弱っていると効果は半減です。
骨を造る骨芽細胞を元気にする必要があります。
筋トレは、骨芽細胞を活性化すると言われ、本来の骨細胞バランスに整えることを促進します。骨を造る細胞が元気になると、ようやくたくさんカルシウムを取る意味が出てきますよね。
まとめると、骨を強くするには、カルシウムなどを摂取して骨を造る成分の量を与えることはもちろん重要ですが、さらにプラスして、負荷をかけることで細胞のはたらきを良くすることも、とても重要です。
全身に負荷をかけることで、全身の骨を強くする。
負荷をかけて細胞を活性化させることが重要なのは、骨だけではありません。
筋肉や内臓など、人間の組織は、重力をかける負荷を与えることで、本来あるべき姿に戻ろうとします。ケガや病気をして入院したとき、管理された栄養食や点滴で必要な成分を体内に送り込むことにプラスして、リハビリをして患部に負荷をかけるのはそういうことです。
骨を強くする骨粗しょう症の予防という観点では、「歩く」「走る」などの運動も、もちろん効果的です。しかし、それは主に下半身の筋肉に負荷をかけるので、下半身の骨が強くなります。
いつまでも健康な暮らしを送るためには、下半身だけではなくて、全身の骨が丈夫なほうが良いですよね。全身に負荷をかけることができるのは、やはり筋トレだと思います。
一人ひとりに合った負荷と目的に合わせたトレーニングをできるのが、「X Body Lab」。
何度もこのnoteで書いていますが、マッチョになるには、大きな負荷をかけながら筋肉細胞の破壊と再生を繰り返して筋肉を大きくする必要があります。
しかし、骨密度を高めるためのトレーニングはそこまでの負荷は必要ありません。
一人ひとりに合った負荷、目的に合わせたトレーニングをオーダーメイドで作れることも、全身型EMSの「X Body Lab」の強みです。
「X Body Lab」は骨と筋肉を強くして、健康寿命を伸ばしたい中高年の方にもオススメのパーソナルジムです。ぜひ一度、体験にお越しください!