見出し画像

オタクとゴルフの親和性は高いという話

皆さん、ゴルフ楽しんでますかー!(突然)
(ゴルフしたことがない方、ゴルフって楽しそうだと思いますか?)

インドア派アニメオタクだった私は2024年1月、突然思い立ち年間目標に「ゴルフ習得」を掲げ練習開始。
紆余曲折あり1年続けた結果、そこそこ出来るようになりました。

1年経った結論。オタクはゴルフすべき。(極端)

2024年アニメシーンは「オーイ!とんぼ」「ライジングインパクト」などゴルフ題材アニメが続き、25年1月からはYostarが贈るゴルフアニメ「空色ユーティリティ」が放映されています。

世はまさに、大オタクゴルフ時代!(勝手に言ってるだけ)
インドアオタクがゴルフに触れる機会が増え、オタクゴルフ人口も増えそうですね。(勝手に言ってるだけ)

声優さんがインスタにゴルフの写真をあげたりもしています。(何故かXにはあげていない)
今回はそんなオタクゴルフ時代を先取りして(?)ゴルフを始めた私が、オタクのゴルフについて発布したいと思います。

ゴルフは報酬多めの作業ゲー

ゴルフは「再現性」のスポーツと言われます。
打球を真っすぐ正確に安定して飛ばす――そのためにクラブの構え方、ボールを打つタイミング・角度・力の入れ方を繰り返し練習します。
実戦で「理想」のスイングを「再現」すれば、何度も練習した軌道で、練習した通りの距離ボールを飛ばせるわけです。

「再現性」を高めるには動作を身体に覚えさせることが大事です。
練習場では一球打つごとに打球を目で追い、身体の動きを確認し、「理想」とのギャップを修正する練習を繰り返します。
理想を追求すべく、ひたすら球を打つことがゴルフ習得の第一歩です。

ただ球を打ってるだけで楽しいの?と思うかもしれませんが、これが意外とオタクの性分に合っていて、楽しく感じます。
ゴルフの基本は、1人黙々と自分のスイングを「完璧」なものに仕上げていく作業ゲーなのです。

オタクの皆さん、作業ゲー得意ですよね?(偏見)

ただこの作業ゲー、退屈かと思いきや意外にも思わぬ成果報酬が途中で貰えます。しかも報酬までのスピード感が速い。
クラブのスイングを少し変えるだけで、スイングスピードや角度を少し変えるだけで、飛ぶ方向も軌道も変わります。なので10球打てば、1球は上手くいきます。その1球がとてもうれしい。そして飛ぶから気持ちいい
思ったより手っ取り早く成功体験が得られ、作業ゲーなのに謎の満足感が得られるのがゴルフ練習です。しかもそんなに疲れない。

オタクの性分の一つに熱中力の高さがあります。執着力の高さともいえるかもしれません。
10球打って1球上手く飛んだとしたら、その1球を目指して、更にはその1球を超えた「理想」の球筋を目指して、どんどんスイングづくりに熱中していきます。入り込んでしまうわけです。

けっこう報酬が貰える作業ゲーであるところのゴルフスイングの練習は、黙々と打ち込む性分のオタクと親和性が高いと思っています。

運動神経の良さとゴルフの上手さは比例しない

ゴルフはスポーツの中でも身体を激しく動かさないものの筆頭です。
止まっているボールを打つことに、著しいエネルギーが必要なんてことはありません。

筋肉量や運動神経の良さといったもので一打の飛距離は変わるかもしれませんが、遠くまで飛ばせるから上手いわけではないのがゴルフです。
ボールが遠くまで飛ばなかったとしても、茂みや池にボールを入れることなく、カップまでの最短距離を短い飛距離で刻んで、最終的にカップに入れたらそれでいいのです。
畢竟、ゴルフの上手さと運動神経の良さは比例しません。若干の相関くらいはあるかもですが。

コースではあくまで自分の追い求めた「理想」のスイングを「再現」して、
自分のペースで、ただ我が道を追求すればいいのです。

自己流を追求しても許される世界、これってオタクの世界と一緒じゃないですか?(極論)

私自身、全く運動神経は良いわけではなく、ドライバー(一番飛距離の出るクラブ)で打っても飛距離は男性平均をゆうにに下回っていますが、周りの50年プレイヤーおじいちゃん達のプレースタイルを参考に、1打を刻むゴルフでコースを回っております。

パワー系でなくてもテクニックで生き残れるゴルフの世界。
自分はこれが正しいと思う!という道を突き進むことができるゴルフの性質は、オタクの性分にあっていると感じています。

他人の目を気にしないのがゴルフ

ゴルフは基本的に個人競技です。
サッカーやバスケといった団体競技とは違い、チームプレーを要しません。

コースは原則4人1組で回りますが、気の知れた仲の4人で回ることが多いので、知らない人との強制会話のターンはありません。
知らない誰かとコミュニケーションをとらなくても、ゴルフは楽しむことができます。また、知らない誰かに迷惑をかけてしまうということはないのです。

練習の場合は輪をかけてその傾向が強まります。1人ゴルフ練習場に行って、1人で黙々と球を打ちこむわけで、誰かと関わることは全くありません。

これって、インドア派でオタク気質な人間に優しい仕様だと思いませんか?(突然)

ミスしても罪悪感にかられないゴルフ。
連帯責任という言葉のアンチテーゼであるところのゴルフは、スポーツという世界の対極に位置するインドアオタクにはまだ優しいスポーツだと思います。

ただし、他人と関わらない分、練習場でもコースでも、自分が打ったボールの結果は当然すべて自己責任です。他責にはできませんし、リセットもできません。
こればかりはオタクに厳しい現実を教えてくれます。(個人の見解)

でもそもそもオタクの原義って…

ここまで「オタクはゴルフと親和性高い!」というような話をいろいろ書いてきました。
ただここで、オタクの本来の意味に立ち返ってみると、結局「好きなことを好きだからやってる」というところがあると思います。
ゴルフって別に「好き」ではない、という場合、オタクには原義的に全くゴルフをする動機が無いかもしれません。

でも待ってください。冒頭の私の話を思い出してください。

2024年アニメシーンは「オーイ!とんぼ」「ライジングインパクト」などゴルフ題材アニメが続き、25年1月からはYostarが贈るゴルフアニメ「空色ユーティリティ」が放映されています。
世はまさに、大オタクゴルフ時代!(勝手に言ってるだけ)

アニメで可愛い女の子がゴルフしてますよ…
声優さんもゴルフしてインスタグラムにだけ写真あげてるらしいですよ…(Xにはあげていない)

ぜひ一回、「空色ユーティリティ」見てみたらどうでしょうか。(結局宣伝かよ)

以下冒頭あらすじ。

高校生の青羽美波は、大好きだったゲームのサービス終了をきっかけに、自分が『特別』になれる何かを見つけるべく奮闘中。 色々な部活に体験入部してみたり、学校の外へと探しに行くものの、なかなか主人公にはなれそうにない。 そんなとき、偶然助けたおじいちゃんに連れられてたどり着いたのはなじみのないゴルフ練習場だった…

「空色ユーティリティ」HP

面白そう!(押しつけ)
以上、ありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!

ぱる
よろしければご支援のほど、よろしくお願いいたします。