「ゆるそう、わすれまい」加害と被害についての対話会
こんばんわ。
あなたにとって、今日はどんな一日でしたか?
私は、大切な人たちと、対話会を行いました。
たくさんの問いに向き合う時間でした。
いつもこんなときは、胸いっぱいになって
そのまましばらく眠れずに夜更かしをしてしまうのですが
今日はその想いをnoteに書いてみようと思います。
うさぎ島継続対話について
2022年10月に、広島県大久野島でスタディツアーを開催しました。
ここでの学びは深く、重く・・・
日常に持ち帰ってその後何ができるのか
考えるだけで時間が経ってしまいます。
そんな時、
スタディツアーで浮かび上がった
いくつかのテーマに向き合う継続対話をしてみないか、と
トオラスのさわさんが声をかけてくれました。
現地に足を運び、フィールドワークや対話を通じて
新たに知ったことや考えたこと、
もっと調べてみたいと思っていたこと。
ですが、日常に戻ってしまうと、
どんなにセンセーショナルなテーマだったとしても
少しずつ色あせてしまう。
そこに、一ヶ月に一度の継続対話を行う機会をいただき
毎回、ファシリテーターとして
関わっていけることとなりました。
今回のテーマ「加害と被害」
知らなかった、は
このままでいいのか。
大久野島で学んだことのうち、
私にとって衝撃的だったのは
「加害者」と「被害者」が
立場やタイミングによって
グルグル入れ替わっていくということでした。
大久野島には、時間を超えて
さまざまなステイクホルダーが存在し、
その関係性をどう切り取るかによって
加害と被害の見え方もガラッと変わります。
加害、または被害の一方の面しか
見えない、
認識しない、
知らない、
そのことによって起こることは何なのか。
知らなかった、で済まされるなのか。
済ませてもよいものなのか。
私たちが未来に向けてできることは何なのか。
先を見据え、対話で深めていく。
そんな時間になりました。
対話会の詳細は上記URLをご参照下さい。
シンガポール初代首相のForgive, but never forget
対話会でシェアされた情報は
とっておきのギフト。
自分が欲しいと思っていても
手がかりがなかったり
手が届かないようなことに
巡り合うことができます。
今日は、シンガポールの戦後処理において
初代首相が「ゆるそう、わすれまい」と
モットーを掲げ、前に進んできたことを
教えていただきました。
許すために、
きちんと事実を知っておく。
忘れずにいるために、
歴史上で起きたことを語り継いでいく。
学生時代に学ぶことのなかったテーマが
どんどん目の前に広がっていくのを感じます。
また、日々のあり方についても考える時間となりました。
違和感に蓋をし、
時間薬とかこつけて
いつの間にかなかったことにしてしまう。
これは、日常にも通じるものでもありますね。
どう行動したら、何を選択したら、
次の世代の子どもたちが
より良い未来を
開いていけるのか。
まだまだ自問自答は続いていきそうです。
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現代への警鐘 ナチス・ドイツの子どもたちが晩年に語った加害者側の証言 ドキュメンタリー映画『ファイナル アカウント 第三帝国最後の証言』
対話会に参加してみませんか?
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オンラインサークル ミドルパークへ遊びに来てください。
ご参加、お待ちしています。