私が小麦アレルギーと診断を受けるまで
こんばんは。mon_lapin777です。
先日、↓の記事にもちょこっと書いたのですが
今日は、私が小麦アレルギーと診断を受けるに至った経緯について書いていこうと思います。
遡ること7年前。高校生だった私は、周りの子達と同じように菓子パンにおやつ、ラーメンに焼きそば、なんでも食べる普通の19歳でした。
高校卒業後、念願だった韓国留学が決まり"授業にお酒に時々自炊"
そんな、日本にいた時と何ら変わらない食生活をしていた私に小麦アレルギーは突然やってきました。
☑パンを食べるとなかなか消化されず、ずっと胃の中に塊がある感じ
☑ふだん便秘とは無縁の私が超がつくほどの便秘になる
☑とにかくニキビが止まらない
(食べた日の夜から荒れ始めて、抗生物質を飲まない限り最大2か月も肌荒れが続く)
こういった症状が、パンを食べるたびに現れるようになり
自分の中で「小麦が合わない」と感じるようになりました。
それでも、小麦粉大好き人間だった私は月1と決めて小麦粉食品を食べ続けそのたびに上に書いた症状に悩まされ、抗生物質の長期服用と
それによるカンジダ症に悩まされるという負のスパイラルに陥っていたのを覚えています。
美容大国韓国。
日本と違い、皮膚科で様々な皮膚管理が受けられるので、ニキビ管理コースに7万ほど出して治療を受けたこともありましたが
そのたびに口すっぱく言われたのは
脂っこいもの、塩分の高いもの、小麦粉はできるだけ取らない生活をしたほうがいいというものでした。
内心「いやいや、こっちは高額の治療費を払っているのに、食生活を気を付けてくださいって…そんなことみんな分かってるでしょ」
なんて毒を吐きつつ、一時的な肌鎮静に不満を抱きながら6年が経とうとしていました。
2020年6月に無事大学を卒業し、日本へ帰国。
就職先が決まるまでの間、実家に居候させてもらうことになった私は
小麦粉食品を完全に絶つことを決め、米粉の道を開拓しだすのですが
探してみると、米粉のパンや小麦不使用のお菓子は以外と沢山あり
想像以上に不便なく過ごせていました。
しかし、何を思ったのか8月にスーパーの惣菜部門でアルバイトを始めた私は厨房に舞う小麦をほぼ毎日吸う生活を送るようになり事態は急変します。
それまでは"食べると症状が出る"はずだったのが
"吸うだけで喉がぜーぜーする"
"長時間吸い続けると胃が痛くなる"
"肌荒れが止まらない"
"目がかゆい"
"仕事から帰っても体が痒い" といった症状が出るようになっていました。
症状の出方が遅延型から即時型に変わったことに気づいた私は、地元の皮膚科で血液検査をしてもらうのですが、そこではアレルギー反応が一切出ず、1か月越しで予約した大学病院での皮膚プリックテストでも反応なし、3度目の正直でした皮内テストでようやくアレルギー反応が出るという
かなり稀なケースでの小麦アレルギー診断となりました。
小麦アレルギーの検査には、即時型用と遅延型用がありますが
日本で一般的に行われているアレルギー検査は、食べてすぐに反応を起こす即時型というタイプのアレルギー検査で、隠れアレルギーの原因を探るIgG抗体検査(遅延型アレルギー検査)はアメリカに送る必要があります。
そのため、私のように即時型<遅延型の場合には即時型の検査ではほとんど反応がないため、アレルギーではないと言われてしまうケースが多いのではないかと思います。
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今日は、私が小麦アレルギーと診断を受けるまでについて書いてみました。
不調を感じるけど検査しても何も出ない。
でも確実に悪化している気がする。
そんな時は自分の勘を信じて、あれこれ試してみるのもいいのではないかと思います。
日々進歩する医療ですら、気づけないこと・見つけられないことは沢山あります。
何を食べ、何を食べないのか、自分の体に取り入れるものを自分で選ぶ
そんな時代だからこそ小麦アレルギー患者だけに限らず、小麦で不調を感じるすべての人にグルテンフリーをもっと身近に感じてもらえる場を提供できたらと考えています。
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