見出し画像

食べ物との自由な関係を楽しむ。

行き過ぎたダイエットの反動で過食症に陥り、去年の夏から1年で7kg増量。しかし、体重の増加はここで一度ストップしたようだ。今年に入ってからも体重は増え続けていたが、4月からはずっと60kg〜61kg台を行ったり来たりしている。

ちなみに今朝の体重は60.9kg。3日前と何も変わっていない。


摂食障害との闘いは、ゆっくりとしか前に進めなくて、もどかしい思いを毎日のようにしているが、少しずつ食べ物に対する制限を外して、何でも食べていいんだと思えるようになってきた。そうすることで、食べ物に頭の中が支配されることはなくなってきた。

食事制限をなくしたばかりの頃は、カフェで注文するのもとても緊張していた。すべてを計量してから口に運ぶ生活では、まず外食をするということがないので、外で食べるのが久しぶりすぎて、ちゃんと注文できるのか、なんだか心配だったのだ。(笑)

今は一日にどれほどのカロリーを摂取しているのかわからない。でも、私の場合は今はこれでいい。体重の変動がここ5ヶ月ほどないことを考えると、消費カロリーと同じくらい摂取しているのではないかと思う。制限をかけると過食症の症状が出る可能性はまだある。でも、ここ1ヶ月ほどは精神的にも安定しており、胃に食物を詰め込めるだけ詰め込むなんてことはしていない。やった!「お腹が空いたら食べても良いんだ」という事実が精神的な安定に繋がっているのだと思う。体が安心していることを感じる。

もう治ったのかなと思うこともあるが、まだ完全には治っていないのだと思う。

スーパーでの買い物には、必要以上に時間がかかってしまう。「食べて良いもの」と「食べてはいけないもの」の間で、心が揺れ動く。何を買って帰るのが正解なのかわからなくなって、迷路のように、同じ通路を何度も行ったり来たりする。今日はカゴの中に一旦は入れたバナナを結局棚に戻してしまった。「バナナは炭水化物だし、糖質も多いな。買ったら一度にたくさん食べてしまうかもしれないし。食べきれないかもしれないし。でも、冷凍庫に入れておけば、日持ちはするけど...。」なんて、ぐるぐる考え始める。そして、結局はバナナは買わずに帰ってきた。

まだまだ食べ物のルールにとらわれているなと感じることはあるが、前と比べると、とても良くなったと思う。パンも白米も食べるし、調味料も普通に使うようになったし、極端に食べるのが怖い食べ物はなくなったと思う。良い変化だ。

抑えていた甘いものを極端に欲することも減ってきたように思う。甘いものがなくても、普通の食事で満たされるようになってきた気がする。

今後の課題は、食事の内容と、食べる量やタイミングを上手く調節できるようになること。その過程で体重も少し落として、自分の体が重いと感じなくなるようになること。やはり60.9kgは身長162.5cmの私にとって、少し重すぎる。動くのが大変だと感じることはないが、お腹周りに常に不快感を感じている状態なのだ。

すっきり軽快に感じられる体を手に入れたいなと思う。筋肉増量を目指していた時にはトレーナーに有酸素運動を最低限に抑えられていたが、私は有酸素運動が結構好きなので、これからも筋トレとともに取り入れていく予定だ。


プロや大会を控えている選手でもない限り、体が危険信号を送ってくるほど減量を頑張る必要はないんじゃないかなと思っているので、みなさんもちゃんと食べてくださいね。今日の体重が昨日より重くても、昨日少し食べ過ぎていても、今日の摂取カロリーを超えていても、食べることに罪悪感を感じていても、食べていいんですよ。自分に優しく人にも優しく。ゆるっといきましょう😊







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?