ついったー短歌6月分です
六月が僕の背丈を超えたそうなんだ煙管を蒸して僕を
日焼けするカイトを見ているだけの僕 馬みたいな子、僕のチームで
蓋すれば蓋にびっしり水滴が付いて下請けの仕事 昼時
例ふれば塵が君であり鉱物表でもあり何かになりたきが君
パン屋の前職質されてパン落とせり…この度激務へ向かう僕の名
大きいの中くらいのと小さいの丁度いいのを熊は模倣す
怒気よ怒気母の怒気なら酒蒸しにするなりぱっかと口開くるなり
ひとくくりにされそうこんなにソフトクリームはなのあたまにつけたぼくたち
ぼく、わたしと言いておくらも切られしよ白き小さきものもありしよ
浴槽にむくむ足入れ簾なき家なり母の居るだけの家
初売りのらいでんすいかを運びたる父よ 構わず海へ山へ行き
オーガニックコットンのような少女らも立派なる人の影にて夏来る
ミスドには飲茶セットありし休日は父親と会ふ戸惑いのごとく
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ポエム、詩、短歌などを作ります。
最近歴史に興味があります。