読書日記#01〜起業家の勇気
起業家の勇気。ヒルズ族の兄貴と呼ばれた宇野さんを取り上げてる本。
宇野さんの生い立ちからインテリジェンス創業、有線の後継ぎ、社長退任のエピソードをはじめ、同時代に活躍した方々(いまも活躍中な方々)とのエピソードを挟みながらの本でしたが、最高に面白かったです!錚々たるメンバーが登場するので、それだけでも読む価値あり。
ちなみに、沖縄のハレクラニはもともと宇野さんが沖縄に旅行した際に感動していつかこの地にホテルを作りたいとて、時間をかけて地主を説得して買った土地。が、USENが経営難に陥り、手放したことは本には書いてませんが、そんなエピソードもあったな…と思い出しました。
個人的に印象に残ったエピソードは、ゴールドマン・サックスのMDが宇野さんに土下座を迫ったことでしょうか…220億円の債権を背負わされて、と思うと土下座を迫りたい気持ちもわかる…
なんて、そんなことない。全然ない。土下座はダメ、絶対にダメ。しかし、本の中では実名が出ていたが、この記述がその方のキャリアに響くのでは?と思ってましたが、どこかの企業で立派にCFOを勤めておられました。
しかし、そう考えると2000年あたりが起業家バブルで、いまそれらのメンバーに勝る起業家がなかなかいないのでは?と。(ここ数年間日本に住んでないので疎いだけかもしれません)
ということで、久々の読書。いい本読みました。2023年もあと半分。目標60冊!続く。