キラーカブトガニ
思ってた通りのB級感、チープさが良かった♩
意外とクオリティ高い、思いがけずグッときて泣けてしまった、なんて事は一切なく本当にきちんとB級の枠に収まっていて、変に期待を超えてこないところが良き。こういうのが観たかったから大満足。
ラジコンで動かしてますみたいなカブトガニ、マジで生理的に無理な主人公の友人、やってるカップルが殺られてしまうやっぱりなーな展開、無駄に良い劇伴(極上爆音上映だった事もあり)、などなど良かった所を挙げるとキリがない。グレムリンやエイリアンを思い出す演出があったり、監督の日本好きが分かるアイテムや展開も良かった。クライマックスは想像もしていなかった展開になり興奮しかけたけれどすぐにしょうもな〜と苦笑い。謎にこちらが恥ずかしくなるシーンがあって(主人公2人がカメラ目線でアイテム紹介する所)、初めての感情に戸惑ったり。笑
何も考えず楽しめる作品を劇場で観れること、こんな作品を制作し世に放ってくれる人達がいる事が嬉しい。エンドロールが終わった後の演出に場内みんなで笑って、映画ってやっぱりいいなぁと思えた作品だった。