ハイジーン

✏︎出会った作品の備忘録。 ✏︎https://filmarks.com/users/hygene

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最近の記事

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1986年、山形県生まれ。 歯科衛生士として都内の歯科医院に勤務。 アウトドア思考のインドア派。 映画鑑賞、音楽鑑賞、ラジオが好き。 体を動かすことも好き。 2022年に入ってから映画を観ることにハマる。ほぼ毎週映画館へ足を運び、家でも毎日配信作品を観ています。出逢った作品を忘れないようnoteに記録を始めました。 写真はマーメイドラグーンのトイレの壁です🌋 ディズニーリゾートへ出掛けるのも大好き。

    • シン・仮面ライダー

      観に行くのがかなり遅くなってしまったので、沢山の人のレビューを見聞きしてから観に行くことになった。賛否の否のほうがかなり目立っていたけど、そんな否な感想を読めば読むほどに『多分わたし楽しめちゃうやつじゃん』と感じていた。ここがダメだった、あそこのアレは良くない、それらが指しているのは全て私の好きな庵野作品らしさだったからだ。案の定、庵野味むんむんで私は大好きでした。 ちなみにシン・ウルトラマンは劇場に観に行ったけどあまり面白くなかった。クライマックスは寝てしまったし。監督が

      • ザ・ホエール

        ブレンダン・フレイザーという俳優さんの存在を本作で初めて知った。アカデミー賞主演男優賞を受賞し評価されているのだから、それは素晴らしい演技をされているのだろうと自ずと期待してしまうし、作品自体も前から楽しみにしていたので私の中でかなりハードルが上がっていた自覚がある。そんな状態で観た本作…凄すぎました。メイク・ヘアスタイリング賞も獲っている本作。あんなにリアルでハイクオリティな特殊メイクを施されたら、俳優さんの力量が例え及ばなくてもそれなりに見応えある作品になり得そうなもの。

        • ダークグラス

          ダリオ・アルジェント監督の10年ぶりの最新作だそう。サスペリアやフェノミナなど、前から気になっていた作品が色々ありながら結局本作が初めて観るアルジェント作品になった。 一言で言うと、ケバケバしくて最高。名画座で70年代の作品を観ているかのよう。そのような作品を現代のシネコンの巨大スクリーンで観ている贅沢感とちぐはぐ感でなんとも不思議な感覚に陥る。これが最新作だなんて…凄い人物だ。しかも現在82歳!確かにこの感じは後期高齢者でないと出せない味だなと思う。次回作はエルELLEの

        • 固定された記事

          ノック 終末の訪問者

          M・ナイト・シャマラン最新作。私は好きでした。ジャンルはスリラーとなっているけど、そこまでハラハラドキドキはしなかったし、ぬるい印象を受けた。それなのにかなりのめり込んで観れたのは、やっぱりシャマラン作品は理屈抜きで肌に合うからなんだろうな。

          ノック 終末の訪問者

          RRR(3回目)

          「絶対好きなやつだから時間あったら観て!」と公開当時から勧めていた友人がやっと観に行くことを決めたので一緒に行ってきた。彼女とは付き合いも長く、お互いの事はほぼ知り尽くしている(と私は思っている)仲なので、本作を気にいるという絶対的な自信があった。気に入らなかったらどうしよう…なんて心配は微塵もなかった。 上映後、館内に設置されてたビームとラーマの等身大パネルの前で写真を撮りまくる私達。顔ハメパネルまで用意してある。前からここで写真を撮りたくて仕方なかったのだけれど、他の人

          エスター ファースト・キル

          2009年公開の『エスター』の前日譚を描いた本作。エスター役をイザベル・ファーマンが再び演じる。10歳の少女を26歳の彼女が演じる…?どういうこと?!と思ったが、様々な工夫を凝らしてきちんとエスターの前日譚に仕上がっていて驚いた。 その工夫というのが、CGなどの最新技術に頼っていないというから凄い。イザベル・ファーマン以外のキャストが厚底靴を履いて身長差をつけたり、彼女が中腰で演技をしたり、遠近法やカメラの角度の切り替え(後ろ姿の差し込み)など、ありとあらゆるアナログなアイ

          エスター ファースト・キル

          エスター

          これはかなり面白かった。傑作。 いつか観ようと後回しにしていた映画だけど、続編が公開されるということで鑑賞。 ポスタービジュアルの彼女の顔がとても不気味で怖い印象だったけど、作中の彼女はとても愛らしい美人さん。お喋りが上手で明るいし、人当たり良く聡明で、皆んなに好かれるタイプの可愛らしい9歳の女の子。もっとホラー味があると思って少し警戒していたけど、なんだかホッ…っとしたのも束の間。私が想像していなかった方向性の恐怖を感じさせるとんでもない娘だった。 演出や物語の進ませ方

          ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り

          ストレンジャーシングスで4人がいつもやってたルールがよく分からないテーブルゲーム。という知識量で観に行ったけど、めちゃくちゃ楽しかった。知識ゼロでも全く問題なし。笑えるシーンがここまでてんこ盛りな映画は久々だった。 吹替声優キャストに神谷浩史、森川智之、津田健次郎、諏訪部順一の名前があったので吹替で観に行ったけど、まさかまさかの配役に「うそん」ってなったけど、それもまた非常に可笑しかったな。

          ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り

          マッシブ・タレント

          大好きなこの2人がわちゃわちゃしてるだけでもう満点な映画。 ニコラス・ケイジが本人役を演じるのも楽しみの一つだったけど、THA LAST OF USを観て大好きになったペドロ・パスカルがどうやら本作ではドラマとは全然違う顔を見せてくれるっぽいぞ…と凄く楽しみにしていた。もう、全てが期待通りで大満足。 ニコラス・ケイジ作品はまだまだ観ていないものが沢山あるから、まずは本作に作品名が出ていたりオマージュ元になった作品から観てみようかな。

          マッシブ・タレント

          フレンチアルプスで起きたこと

          とある4人家族が休暇で訪れたリゾート地でのお話。普段の日常生活にある、気にするほどでもないちょっとした違和感みたいなもの。どの夫婦にも、どの家族にもあって当然。それと共に生きて行くものだとすら思う。そんな小さなしこりがこの雪山で爆発的に大きくなってしまい、無視できないものへとなって行く…。 本作もリューベン・オストルンド監督らしいブラックユーモアが炸裂した非常に気まずくて面白い作品だった。ザ・スクエアは全然楽しめなかったけど、逆転のトライアングル並みに面白かった。好き。

          フレンチアルプスで起きたこと

          エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス

          だいぶ日が経ってしまったけど…2回観に行った。内1回はIMAXで。賛否の差が激しく分かれていたり、私自身A24作品に些か苦手意識があったりと、いつもとは違った緊張の面持ちで劇場に向かった。 結論から言うと…最高の映画だった!!!2回とも声押し殺して笑い、声押し殺して泣いた。 ストーリーは単純と言えば単純。ポッドキャストである方がベーグルのくだりをエヴァの人類補完計画と表現していて妙に納得。『本作は娘がそれを実行しようとしているけど、エヴァでは子を持つ父親がそれを遂行しよう

          エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス

          シャザム!〜神々の怒り〜

          2019年公開の前作は未見。そもそもDC作品自体、片手で数えられるくらいしか観たことがない。そんな予備知識ほぼ0の私でも楽しく観ることが出来た。 見た目は大人、中身は子供の半人前スーパーヒーロー達が悪に立ち向かうアクションヒーローものであり、青春映画であり、コメディであり、家族愛映画でもある。こういう捻りがなく分かりやすいティーンームービー、やっぱり好きだなぁ。さほど集中しなくても楽しめて、笑えて、なのに最後は素直に感動できて心洗われる。ここ数ヶ月、小難しかったり考えさせら

          シャザム!〜神々の怒り〜

          長靴をはいたネコと9つの命

          長靴をはいた猫がシュレックに登場するキャラクターとも知らず、もちろん前作も観ていない状態で観たけど全く問題なく、とても楽しく観れた。 アクションシーンの絵のタッチやカメラワークの効果で躍動感たっぷり見応えあったし、ここ笑うとこ!って演出が自分の笑いのツボにぴったりハマってずっと顔がニタニタ。次はどんな展開が待っているんだろうとずっとワクワクさせられるストーリーで全く飽きなかった。本当によく出来た物語だった。結末にはカタルシスを感じて思いもよらず涙が出ちゃったり。 様々な映

          長靴をはいたネコと9つの命

          no title

          初めてこんなクオリティの低い映画を観た。時間を返して欲しいと怒りすら覚えるほど。合う合わないの問題ではない。この映画はこのスタンスで作られた映画なんだから気にしないでストーリーに集中しようと気持ちを切り替えてみても駄目。切り替えても切り替えても、次から次へとノイズが邪魔をする。扱っているテーマに惹かれて観に行ったのに、全く話に集中出来なかった。 こんなに楽しめない映画は初めてでびっくりしちゃった。自分と相性が悪い作品はあれど、お金払って観る意味ないと思った事は今までなかった

          少女は卒業しない

          4人の女子高生の卒業式までの2日間を描いた物語。 受験が終わり、合否も出て、授業もなく卒業に向けての準備や練習をして過ごす学校での時間。冒頭からノスタルジーを感じずにはいられない雰囲気たっぷりで、まだ何の展開も起こってないのに泣きそうになった。久々に会う同級生とのあの感じや、友達との地元組か上京組かの確認や進路の話、彼氏とは別れるのか遠距離恋愛がんばるのかとか、何とも言えない卒業式までのあの特別な雰囲気。この映画を観るまではあの数日間を思い出すことなんてなかった気がする。そ

          少女は卒業しない