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リコリス・ピザ

70、80年代アメリカを舞台にしている作品を見るたびに羨ましくなる。あの時代あの場所で青春時代過ごしたかったなぁ。あの時代の音楽や映画をリアルタイムで追いかけたかったなぁなんて。(ファッションにはそこまで魅力を感じない)

観終わった後の余韻がとっても心地良い。なんだか凄く『映画を観た!!!』という感覚と満足感がある。The 映画、な作品。

帰りの電車でサントラを聴きながらこれを書いてる。脳内は現代東京ではなくまだ70年代ロサンゼルス。劇中の音楽が常に良くてそっちに気を取られそうになりながらも、個性的なキャラクターばかりなので一挙一動を見逃せず、パンチドランク・ラブを思い出させるような光の使い方や構図の美しさにうっとりしたり、見るところが沢山あってアンテナ張りっぱなしだった。

あと20年早く生まれてたら、もしくはあと10年早く映画にハマっていたら理解が深まってもっと面白いんだろうなぁと思うネタも沢山あって、この面白さが分かるお客さんが羨ましい。
私が50.60歳くらいになった時に、今この時代って映画に出来るくらい美しいのだろうかとふと思った。今この時代に発信されてる音楽って、振り返った時に懐かしい以上の気持ちにさせてくれるのかな。最近の曲よりも昔の曲を追いかけて聴いている時のほうがワクワクするし、気分を底のほうから上げてくれる。最近の曲をあまり聴いてないから当然なのかもしれないけど。
最近はピースメイカー、ガーディアンズオブギャラクシー、ストレンジャーシングスのサントラをよく聴いている。今まで触れたことがない音楽に触れられるのも映画を観る喜びの一つだ。

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