【タグネタ】きーかーからぶーしーを抜く。
今日のテーマは「柿の渋少々抜く」です。
▽茶番。
その前に、"芸術の秋"。絵を描いてみました。
夢絵()。茶番に付き合いなさい。
おまえ等「ねぇねぇ、ピカレッティ!こんな大きな渋柿が取れたの!ねぇ、聞いてる?」
地の文:肩ぽん
ピカレッティ「う~ん?」
おまえ等「もう!何食べてるの?」
ピカレ「んー?柿剥いて食ってたぁ」
おまえ等「(もう!ピカレッティったら家庭的!頭に枯葉ついてるし!もしかしてあたしのピって、たぬきなのかしら!?)」
ピ「お、なんだその柿?美味いのかぁ?剥いてやるよ!」
異性交友したことがないので分からんのですけど、どういうシチュエーションなのかは知らない。同棲中なのか、カノぴの家勝手に漁ったのか、その柿はどこからきたのか……
▽本題
ンで、どうやって渋柿から渋抜くんですか、干し柿にでもするんですか、という話。
これです。
実家に帰りまして、地元の家々の庭にある柿の木を見て、わたくしの家は庭ばかり広くて、あんずだのさくらんぼだのヤマモモ(!?)だのかりんだのが採れるのですが、柿はどうにかならんか、干し柿にでもしないか?という話をお母ちゃむに持ちかけたところ、渋抜くやつがあるという話で、ぜってぇ嘘だろ、と思ったしだい。
「梅栗3年、柿8年」ってお母ちゃむに言ゎれた。。。
そりから、猿蟹合戦でゎ簡単に登られてるケド、カッキーの木は登ると折れやすいって。。。
調べてみたょ。。。なんか諺とか訓戒でちた。
お母ちゃむが言うところでは、"焼酎で柿を磨く"だったのですが、この説明柿もとい説明書きでは蒂側を浸しておくか霧吹きで吹き掛けておいて5日置くらしいですわ。
テーブルが汚いのは赦しなさい。これらは蒂側を浸すやつ。霧吹きがなかったので、霧吹きのやつはできませんでした。が、
が、お母ちゃむの言っていた、"焼酎で磨く"説を胡散臭く思いながら、DASH村の0円食堂ルールなら完全に廃棄どころか売る部分すらなく、落ちて腐り土と化すだけだった渋柿に勿体ないという感覚はなく、失敗前提に拭いてみることにしました。焼酎を染み込ませた布巾で拭くだけです。
▽5日間待たねばならん
渋柿の"渋"って、苦味だと思ってたんですよ。「苦渋」って言葉がそのときスッと出てきたわけではないのですが、近い感覚だろうなってのは無意識無自覚のうちにここから得たのかも分からんね。「辛酸」と辛いとぱいすーが似た感覚かは知らんけど。キムチ好きなので、キムチ鍋には味覚的な「辛酸」の下位互換みたいなのがある気がするけど。
ぱいすーなもの食べると汗出る勢がいるらしいので、もしかしたら辛いのと似通っているのかも?あるいは近しいとか?
これらはすべてわたくしの推論なので実際の医学的・科学的根拠には基づかないです。
渋柿、ちょっと怖くてほんの少しから口に入れていないのですが、苦味というよりも、口の中が炭酸飲料とは違うしゅわしゅわというか、しわしわというか、ざらざらします。
「渋い」というか「蘞い」でした。
わたくしが聞いた一説ではどいひーで残酷なことを意味する「エグい」の語源とも言われているあの「蘞み」ですね。
わたくしの聞いた一説もまた胡散臭くですが……
渋いと蘞いって同じなのか知らんです。ここを追求するために渋柿を丸齧りする度胸はない。
渋いと蘞いが同じなら、蘞柿のほうが言い当ててね?と思ったんですけど、なんかエグいガキみたいですね。
あと5日間の長さを(スクロールで)まだ表現しきれていないので、絵を描いたから見て。
絵で描いてみて分かることってあるんですけど、主に葉っぱの形とか葉脈とかですかね。
わたくしの家で買って食べる柿は平くて四角いのですが、うちの庭で取れたのはちょっとりんごみたいな形でした。
でも世話してないにもかかわらず、なかなか艶のあるいい柿でした。
▽結果。
25日。わたくしさんは26日には都内に戻る予定だったのでギリギリ。
5日経つと、大分赤みが強くなって、黄色だったのがオレンジ色になってきました。左上のはもう柔らかかったです。
その下(左下)がふいたやつです。
まずは拭いたやつから。
断面。
柿の風味はありましたが、やっぱり蘞みが多かったです。期待した甘さは得られず。もしかしたら5日毎日拭いていたらワンチャンあった……?
他のは成功。多少の蘞みは残っていました。ただ甘味もあり、渋は抜けていると判定してもいいくらいでした。
わたくしは実家帰ると略毎夜お酒を飲むためか、あまりアルコール臭さは感じなかったのですけれど、養命酒は飲むけれども甘酒とそれ以外のお酒飲めない母ちゃむは酒臭いと言っていました。ちな母ちゃむは甘酒は飲める。わたくしは甘酒は酒臭くてめっちゃ嫌い(酒飲むな)
横の容器はどれ撮ったか分かるように入れてます。画角おかしくてすまないが赦しなさい。
これも問題のない甘さ。
そして先述のやたらオレンジになって柔らかくなっていたやつ。
断面からもうグラデーションが見える。
ジューシーっていうか、「ジュース」が「ジューシー」って活用されるみたいに、「ジャム」が「ジャミー」みたいな。そういう活用形、活用法があるのかは知らないけれども。
ジャムって表現するほどねっとりねばねばどろっどろって感じではないですが。熟れてるって感じですね。甘かったです。歯ごたえがないというか。
飽きてきた。
酒気が抜けてるのか分からないのでこの柿を未成年に食わせていいのかは分からん。
もうすぐハロウィンですね。明日ですわ。ハロウィンといえばカボチャっすね。
これはもらったかぼす。
※※※すだちでした。というオチ。
※※※…追記