なんでだろう?ルールが必要なのは(オープン社内報 #121)
国にルールはあります。法律とか。
自治体毎にもルールはあります。条例とか。
会社にもルールはあります。定款とか規定・規則とか。
学校にも校則がありますし
それぞれの家庭にも門限とかありますよね。
私たちは生まれたときから、
ルールと共に生きてきました。
どうでしょう?みなさん。
「ルール」好きですか?
私は、ルールって聞くと、
なんか、斜めにみてしまい、
ルールなんて突破して新しものを産みだすんだ!
くらいの気持ちで思ってました。
ルールに縛られて生きるなんて窮屈だ。
なんて思っていました。
でも、事実私たちは、
ルールに守られて生きている側面が大半です。
そして、尊敬する経営者が、
「罪を憎んで人を憎まず」
という言葉をシェアしてくれました。
今日はそんな話をしたいと思います。
そもそもルールとはなぜ存在するのか?
法務局の資料にこんな一文を見つけました。
相互尊重のためのルールであり、
国民の生活をより豊かにするためのもの。
飲酒運転をする人を罰するのは
飲酒運転は事故の確度があがるため、
より安心に暮らせるように
そこに制限をかけた。
合理的だし、愛のあるルールだと思います。
シンプルに考えられるので、
その点はいいですね。
ちょっと視点を変えると?
アメリカでは
半分の州で大麻(マリファナ)が合法化されています。
しかも娯楽用として。
日本ではとても重い犯罪にも分類されるものが、
国を跨げばお酒やタバコと同じような扱いに。
この国境ラインによってもルールは多様ですし、
捉え方も多様です。
マリファナは、
アメリカでは水面下で誰でも吸引していた、
健康被害も酒やタバコとくらべさほど高くない、
だったら合法化して、
きちんと法律下において管理したほうがよい。
ということでルールを変えた背景があります。
もちろん、健康被害がないわけでも、
交通事故の影響がないわけでもない。
どっちが正しいか判断が微妙なところだから、
半分の州はOKで、半分の州はNGとしている。
連邦政府では現時点ではNGだが、
そろそろ国としても合法化しようとしている模様。
このようにルールでも見解が分かれる
微妙なものもあります。
ルールとは人の価値観フィルターを通して決めるので、
本当に難しいものです。
どっちが豊かで最善か。
ルールがあるほうがよいのか?
ないほうがよいのか?
ここは微妙なラインですね。
会社においても、
まったくルールがない状態だと
難しいことが起きたりします。
会社を守れない事態に発展したり、
その本人に法律違反をさせてしまったりと。
だから最低限のルールはしっかり熟考しないとですね。
と考えつつ。
ルールを破った事実は悪い。
でも、その人自体が悪いわけではない。
そのような考えのシェアを最近受け。
そもろもルールってなんであるんだっけ?
と真剣に考えてみました。
日本で大麻を吸ったら罰せられるが、
その人自体には愛をもって接することが大事。
これが私たちに求められる
ヒューマンスキルかもしれません。
ちょっと脱線かもですが。
秦の始皇帝は、
法で国民の生活を安定させた。
これは歴史が物語っておりますよね。
でも宗教や文化・価値観の違いもあるので、
そこは思考と対話の繰り返しなんだろうな。
と思います。
以上になります!
わっしょい!