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考え方は一つではないの事例(オープン社内報)

◆気づき:初心を振り返る環境にいれる幸せ

〇出来事:青森のInnovation Baseという起業家ピッチ大会に出席
〇内容:EO North Japanの東北6県起業家育成プロジェクトもいよいよ5本目です。青森大会が27日日曜日に青森市にて開催されました。いつもながら素晴らしいビジネスモデルやパッションの数々。ビジネスモデルについては、自分が創業したてのころを思い出すとちょっと恥ずかしくなります。でもパッションだけは負けてなかった。と感じます。当時は絶対成功して見せる!そして地域に根を張って経済インパクトを持って貢献するんだ。という想いは人一倍あったと思います。私よりも若い起業家を見ていると「初心」を思い出します。初心って意外と遠いところに置いてしまいがちですが、自分をこういった初心を思い出せる場所に置くことっていいことだなと感じます。仲間と一緒に創るこの育成と経済のエコシステムはとても素敵ですが、やっぱり一番得してるのは自分だな。って思ってしまいます。こういう初心思い出す系のイベントには常に顔を出しておきたいと思います。

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◆気づき:目の前の事に全力投球すること


〇出来事:上記と同じイベント青森IBを観ていて
〇内容:青森IBの支部長を務めている友達経営者の動きを見ていて感じました。私のような派手なパフォーマンス&瞬発力タイプではなく、愚直で丁寧でクレバーなタイプの経営者です。その経営者はプロジェクト立ち上げ当初は青森県でのこの活動をすることに不安を覚えていました。青森にアントレもいないし、青森にはそもそも経営者仲間も多くなく、地元の経済団体にも入っていないからです。でも彼は、目の前のことに一生懸命取り組んでいました。地元のNPOと連携をし、青森市や青森県を巻き込み、大学や地銀へ行脚し、最後には高校生団体とも折衝を重ね、NHKまで連れてきたと来ました。前述の初心を思い出せたのも、この愚直で丁寧な企画があってこそだと思いました。マルチタスクでボランティア運営にもかかわらず、目の前のタスクをきっちりとこなす姿勢には頭が下がります。序盤に関しては、青森の責任者が他に見当たらないといったような消去法的に支部長就任が決まり、起業家との接点の糸口がつかめなかったスタートだったのですが、やると決めたら最後まで品質を上げる姿勢。目の前のことに興味を持ってやってみる姿勢。そうだよね!ともかくやってみよう。

◆気づき:過去・感情に引っ張られるな!


〇出来事:いくつかの会議を出ていて
〇内容:ここ最近いくつかの社内会議に出ていて、良い空気の会議と悪い空気の会議。2種類あるなと感じました。分析した結果、良い空気の会議は未来志向であるとき。悪い空気の会議は過去目線・感情に引っ張られているとき。ということに気づきました。会議のスタートのアイスブレークや未来志向へのスイッチ切り替えは効果的であり必ず実施するのですが、それでも過去(感情からくる何か)にひっぱられてしまう傾向があるのだと想像します。チーム全体がいつの間にか、知らぬ間に、意識せずに、そういった「気」に支配されてしまっている場合もあるんだろうなと思います。6年間の経営経験から振り返るとそうだったなと思います。今ではそれが分析可能なくらいデータベースがたまってきたので(気づくの遅すぎ説もありますね)。感情ベースの過去思考はなかなか手ごわいです。理屈ではわかっているものの、なかなかそこから脱却できずに何かのせいにしてしまうもの。どこか空気が悪い会議だなーと思っている方は是非ご相談ください。一緒に未来の波に乗りましょう!

◆気づき:考え方は一つではないの事例


〇出来事:奈良出張(ROKUMEI COFFEEを訪問して)
〇内容:栄誉あるバリスタ大会で日本一を取ったことがあるROKUMEI COFFEEを訪問してきました。飲食やBtoCを担当するメンバーも引き連れていってきました。チームビルディング的にも良かったのですが、私個人の気づきをシェアします。経営者によって意思決定は異なるということ。真逆にもなるのだな。まずはファクト(事実の整理)①一人の幹部社員が元ROKUMEI COFFEEの熱烈FANであったという事実。②バリスタ命(コーヒー大好き)な社員をちょっとその世界から遠のいたEC販売の責任者に据えて市場を伸ばしている事実。③2店舗+ECが経済圏であり人員は足りているのに新卒を7名も採用するチャレンジ。すべてにおいて私とは逆?と思いました。①質を追求(ミッションビジョンに愚直に挑戦)していた結果、すでにそれを熟知する人を雇用することができた。②一つの才能を持つ人間に別の武器を持たせることで質と量のバランスをとることに成功した。③店舗を増やしてから採用するのではなく、採用して育成してから店舗をふやすことを目的としているため現場の混乱を生まない未来が想像できる。これを当たり前と感じてやる人もいると思うが、私の解釈としては「逆張り」だなと感じました。ROKUMEI COFFEEはとても素晴らしいです!社員さんはイキイキしているし、難しいとされる飲食が母体でもマルチポートフォリオ経営で大成功しているし、まだまだ伸びしろを感じる会社です。同じ業態の飲食やEC(外販)で鳴かず飛ばずな我々の現状を打破するためにも、「逆張り」だなと感じた経営スタイルを素直にマネしていきます。おお!逆だ!やってみよう!って思ったときが行動変容・パラダイムシフトなんですね。ふむふむ。

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◆気づき:俯瞰的にみると、真善美最高!


〇出来事:EOの会長会議 を終えて
〇内容:日本、中国、韓国、香港、台湾などの国・地域で構成されるNORTH ASIAリージョンのEO会長が集まる会議が開催されました。その中で、ベストプラクティス(好事例)のシェアというセッションを担当することになりました。私は自分が所属する支部の事例を紹介しました。重きは「真善美」とうビジョンを大切にして動いているということをシェアしました。私が会長を引き受けているEO North Japan(東北支部)は、東日本大震災を契機に創られた日本で3つ目の支部です。2019年に全世界190ある支部から世界一の支部として表彰されたことがあります。そんな、東北支部には社会起業家が多く集まり、共に学び成長を続けています。EOがひとつの指標として考える経済的成長はもちろん、真善美という私たちの支部独自のビジョン達成に向けても邁進しています。真:自分にとって正しいことか?(内向き・インナー)善:誰かにとっていいことなのか?(外向き・アウター)美:真と善がバランスされている状態。(どっちも大事!と釣り合ってる感じ。)このことを真剣に考えて、愚直に対応し続けています。間違いなくそういったマインドを持っている人間が多いからこそ対外的に評価される「質」が担保されているのだと思います。真善美。これからも大切にしたい考え方です。現在会長を仰せつかっている組織ではあるものの、俯瞰的にみるとそうなのだろうなと気づくことができます。

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おまけ:真善美を追求する意味

「人」として生きているということはすでに幸せである。
それなのに、
なぜ未来に不安をあおり、
過去に執着をつくるのか、
これもまた「人」が創造(選択・行動)できるからなのだろう。
私たちは創造することが可能な「人」なのである。
だからこそ「真善美」を追求し、
愛のある選択と、愛のある行動を
取るべきではないだろうか。

オープン社内報のご説明


先週の学びのシェアをオープン社内報として社内・社外へ公開いたします。タイトルは、先週の学びの中でも一番キャッチーなものを採用しております。(以下2/27の週の学びリスト)


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