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社長の器を拡張せよ(オープン社内報)

皆様ごきげんよう!
今週も始まりますぜー!
今日のトピックは「社長の器」です。

はじめに


最近は業績が横ばい(年商4億~5億をウロチョロ)で、
離職率も上がってきたりと、
伸びが鈍化し、組織作りの課題が浮き彫りになりました。
さて、問題です。
この事実に対して私はどのように考えているでしょうか?

①思考停止で見て見ぬふり
②真剣に捉えて課題解決

答えは、
もちろん、②ですね。
社長の器以上に会社は成長しない。
こんな言葉聞いたことありますか?
よくビジネス書とかで見ますよね。
業績が横ばいになったり、
離職率が上がったりした。
これは統計的に考えて、
今のままでは頭打ちであり、
私の今の能力の天井(=社長の器)なんだろうと思いました。
で、結論としては社長である私の能力を上げるしかないのです。
そんな努力をここ最近やりまくっています。
先週はEOで一つ社長の器が拡がったかも?
という体験があったので共有します。

意思決定プロセスの重要性

2022年4月15日 / EONJ例会の様子

皆さんもご存じのとおり私は現在EOという、
世界最大規模の起業家ネットワークに所属しており、
その東北支部の会長を務めています。
端的に伝えるとこの組織運営からリーダーシップを学んでいます。
社長の器を圧倒的に拡張させるため、
自分よりも経験豊富な社長をマネジメントすることに決めたのです。

この組織は年商1億円を超えている社長が所属することができ、
Pear to Pearでありオープンかつフラットな互助の関係が特徴です。
アドバイスは禁止。お互いが経験シェアをし、
そこから自らが気づき・内省するという仕組みです。
年商1000億の上場社長も、年商1億の若手起業家も、
同じルールの中で成長を重ねるという組織です。
究極の自律分散組織(ティール型)と言えると思います。

私の立場はこの単純であり難しい組織運営をする。
というポジションにあります。
理事会を組成し、
自律分散型組織を運営していく必要があるのです。
この組織を回すことで自らのリーダーシップも磨かれる。
そういう設計もこの組織ではされているのです。
これをPath of Leadershipと呼んでいます。
「社長の器」を拡げるため、
会社以外の別の難しい組織を運営して、
自分自身のリーダーシップ力を高められるということになります。
すんごい組織ですね。
私は2021年7月から2022年6月までの第7期会長を拝命し、
現在17名で構成される理事会(全会員58名)
の船長さん(リーダー)をやっているわけです。

前置きが長くなりましたが、
先週は、この理事会が開催されて、
意思決定プロセスを標準化することを発表しました。
これまでの意思決定プロセスは、
シンプルに議論をした後の多数決でした。
しかし、このプロセスにはエラーも多く、
全員が快く取り組むことに対する障害が発生する。
そのリスクを排除するため、
私たちは、チャプタービジョンを意思決定プロセスの基準としました。
私たちのチャプタービジョンは、
「真善美」です。
何をするときでもこれを指標にすれば、
間違えることもないし、全会一致で着地できると思います。

意思決定の指標

丁度5月に大きなイベントを開催します。
各所から、なんでこんなイベントやるんだ?
もっと他にやるべきことがあるんじゃないか?
という声が聞こえてきました。
何故、このイベントを開催するのかを指標に乗せてみました。
しっかりとロジックを組み立てました。
そして、それを全メンバーにも共有し、
このイベントを会員全員がポジティブに取り組める
納得感・雰囲気を作る事に成功しました。

要約すると、今回の気づきのポイントは、
意思決定プロセスを一つ間違えるだけで、
何かしらが壊れるリスクがあることがあるということ。
正に、失敗からくる気づきですね。
自分の会社経営の穴が一つ見つかったわけです。
会社での意思決定は、
民主主義の制度をとったり、
時には独裁的だったかもしれません。

売上が横ばいになる。
組織創りがスクラップ&ビルドを繰り返している。
そんな状態が続いていたのも、
もしかしたら、このプロセスに課題があったのかもしれない?
そんな気づきが得られたのです。
早速経営幹部にこのことを共有し、
すぐにでもプロセス改善を話し合うことで合意しました。
どのようなプロセスになったかは後日落とし込みますね!
社長の器が拡がったのだろうと信じています。

最後に、会社は私一人で経営をしているわけではないので、
特に、経営ボードメンバーには同じ目線で、
同じ言語で共に成長していければと考えております。
1本よりも2本、2本よりも3本、3本よりも・・・
束になれば更に強くなります。
こちらもメッセージとして添えさせてください。
皆が誇りを持てる。この会社が大好きでたまらない。
そんなベストわっしょいカンパニーを目指し、
皆で未来創っていきましょう!

オープン社内報のご説明

先週の学びのシェアをオープン社内報として社内・社外へ公開いたします。(4/10の週の学びリスト)

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