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題名が見えない書店 先入観をなくした選書
本を選ぶとき、どうしても「失敗したくない」という気持ちになる。
自分の好みに合わなかったら、勿体無いからという理由で黙々と読み進めることになるから。
スマホを覗いていると、勝手に自分の好みに合う情報にカスタマイズされる。選ぶ煩わしさから逃れて、タイパよく楽しめる。
そんな今だからこそ新鮮に楽しめたのが、東京・池袋にある「梟書茶房」
梟書茶房に到着
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販売されている本は、装重はもちろんタイトルさえ分からない。本のおすすめポイントがモノクロの活字で載っているだけだ。
普段書店に行くと秒速で読みたい本が決まる私。「情報がシャットダウンされていても、本がすぐに決まる」と余裕ぶっていたのに。
読みたい本が全然決まらない
タイトルと著者、装重のイメージがないと驚くほど本を選ぶのが難しい。
好きな著者やジャンル、それ以外読みたくない思考に気づいた。
本を選ぶ小さな挑戦を体験
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小さな書店スペースを何度もぐるぐるまわり決めたのがこの2冊。
あけてみると装重やタイトルは普段自分が絶対に選ばないタイプの本だった。
「本を選ぶ」といういつもの行動が、新しい体験として楽しめて、とっても満足。
本を選んだあとは、店内でゆっくり過ごしました。
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ふわふわのパンケーキの溶けるような食感と甘い香りが幸せ。