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【通りすがり歓迎✨】こっそり返歌

お題の短歌(元歌)にお返事の短歌(返歌)を
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随時記事に反映します。

投稿してくださった
短歌の中から独断と偏見で
私が次週の元歌を2首選びます。

投稿は翌週金曜日まで大丈夫^^

毎週土曜日に
お題を発表します。


こっそり返歌は
2月25日
3月4、11、18日の
全4回で開催。

今週はその第1回目。


それでは皆さまどうぞ✨

元歌

返歌

元歌①

きみの手に触れられるごとなめらかに
熱につつまれ雨にとけゆく
沙々良まど夏


冷たいな、そう言って欲しいから
大きなあなたの手につつまれて
しろくまきりん


君の持つリードに引かれ散歩せし
雪の小径は肉球凍へ
KOMA


家事をしてボロボロの手はガサガサよ
なんとかしなきゃそんな毎日
はやしっぷ♡


あら不思議なぜおわかりに私の手に
触れたことなどないはずなのに
春〜と共に🌸


ふいに触れあなたの指先 春隣
彼岸西風ひがんにしにて凍て返る我
十六夜

春隣 真夜中迷子の私の手
あなたをみつけ温もりひとつに
十六夜


わすれがひ拾ひしもせじ手の甲に
現る歳に君の手温し
のんちゃ


春めいて手の温もりが戻っても
つないだその手そのままでいて
みゆ


あなたにも温もり少しプレゼント
指先絡め猫の目線に
友音


わたしの手あなたに触れた瞬間に
暖かな春のあかり灯る
rira


駅降りて ポケットに仕舞う 手袋は
「今日もひやい!」と言わせたいから
泥棒猫 / ing ing ing


この手には貴方のくれた手袋と
ハンドクリーム馴染んでるから
すーこ


肌越しに伝わってくる体温は
100の言より確かな証し
てまり


冷えた手で真っ赤になった君の頬
触れて本気度確かめる春
ふぅ。


手を繋ご差し出したのに君ったら
また引っ込めるもう春なのに
おはようよねちゃん


「寒いの?」と心配顔で強引な
大きな手から春は来ていた
夕凪遙


春がきた春がきた春が来たんだ
キミの手が暖かくなる番だ
とのむらのりこ


星の夜ふと触れた手のぬくもりに
こころ預けて酔いしれていた
moe


手のひらの温もりと硬き皮膚の上
君と過ごした年月を知る
大橋ちよ


これほどに暖かきかなきみの手の
大きさかなしもう駅に着く
さち


君の声意外なほどの低音が
君の胸にも反響してる
リコット


君にいつ触れられたって良いように
手入れした指春待ちわびて
くーや。


あなたの手爪の先まで愛しいの
未来永劫独占希望
これでも母

コーヒーで温めてみようか冷たき手
角にうっすら自販機の灯り
見据茶(みすてぃ)


つめたさは月夜の春も手伝いて
わが手を滑る汝の手よき
つる


大きな手私を包む温もりの
誘う眠り深くやさしく
すうぷ


つめたさが伝えてしまう待ち時間
はやる気持ちをおさえきれずに
すず⭐︎しず


前を見て落ち着いたふりしていても
泣きたいほどに素直なこの手
はみんぐばーど


冷たいねと呟く横顔 遥遠で
終わりの予感を振り払えない
碧乃そら


手のひらに絞り出される冬の朝
君の気持ちとハンドクリーム
たけひろ・しんじ⚽️



元歌②

店先で見た新作のかわいさに
恋はいかがと誘う初蝶
沙々良まど夏


見送るわ行ってしまったあなたの背
次に来る冬あなたのいない冬
しろくまきりん



逃げたんだ冬の散歩はチトきつい
春になったら一緒するワン
KOMA



一歩ずつ歩む君の足元に
ほら蒲公英たんぽぽの花が咲いてる
春〜と共に🌸



根雪とけ水温むころ春扉
ひらけばそこにあなたの笑顔
十六夜



鳥雲にるを見送る足下に
生きているよと草芽の息吹
のんちゃ


鶯のさえずり独り聞きながら
きみなき春を空見て歩む
みゆ


花の枝なごり雪落つ思い出が
解けずに残る春の道
友音



君のいた冬を仕舞った宝箱
抱えていくよ、ほら春きたよ
rira



初孫に湧く元カレの噂知り
ひとり窓辺にアマリリス置く
泥棒猫 / ing ing ing


冬去りぬ日ごとに暖かくなる頃
我を忘れ君に幸あれ
すーこ


灰色の重いブーツは脱ぎ捨てよう
青い大地を踏みしめたくて
てまり



春色のぺちゃんこ靴に履き替えて
ずんずん行こうどんどん行こう
てまり


鳥たちは春に歓び泳いでく
道草散歩私は一人
おはようよねちゃん


降る雪が冷たく頬に触れたから
この寂しさに耐えられたのに
SF


後ろ髪引かれ翳った部屋を出る
君住む季節を探す旅へと
夕凪遙


桜蕊ふる何も持たない我は
思ひ出綴る慰めとして
とのむらのりこ


さよならの意味さえ知らず振り向けば
後ろ姿のきみのすがしさ
moe


空っぽの部屋の片隅落ちている
落ち葉の語る君のいた日々
大橋ちよ


行くんだねスプリングコート滲んでく
雪のはなびらはらはら落ちて
さち



そのままに何もせずとも巡る星
巡る季節を泣いて詠って
リコット


「もういいよ」冬がバトンを渡すから
新しい恋連れてきた春
ふぅ。



振り返ることを戒め木の芽時
それでも残る君の面影 
くーや。



春の空思い出すのは笑顔だけ
私なくとも幸せでいて
これでも母


はや一年経って私も春ひとり
わがまま許してくれて「Thank You.」
見据茶(みすてぃ)


足あとの愛しさなれば春来よと
辿れる冬にとどまりてわれ
つる



めぐりゆく季に預けん身の虚
空も桜も透けてかなしき
すうぷ


あの人はもう戻らない気づく冬
新たな一歩踏みだす決意
すず⭐︎しず


春きたり日毎に装い軽くなる
まだ見ぬ君に続くこの道
はみんぐばーど



君なき冬押しやりたくて
常春花じょうしゅんかのように明るい色を纏おう
碧乃そら




今回の元歌に使わせていただいたのは
こちらの方々です✨

ライラック杯の募集要項も出ました🌸



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