終身雇用を終わりにした方がいい理由
以前下記のツイートをしました。
Twitterでは強い言葉を使ってしまいましたが、雇用制度を見直して終身雇用を撤廃し雇用の流動性を高めるべきだと思います。
日本は雇用の流動性が低く、勇気のある人か本当にその仕事をしたくない人しか転職しない風潮があります。
安定志向の日本人向きな制度のような気がしますが、実際にはかなり過酷な未来が予想されるのでその理由を実体験やデータから解説します。
1️⃣賃金が低い
なぜ終身雇用と賃金が関係あるかというと会社の業績が低下したときに会社は簡単に社員をクビにしたり、賃金を下げることは日本の法律上出来ないからです。
なので経営不良の予防線として日本の企業では予め給料が低く設定されています。
ですが、現代社会においてお金の使い道が広がり、サラリーマンの安月給で幸せな暮らしが出来るのかと聞かれれば「出来ない」です。
30代以降のサラリーマンにはある程度の余裕が生まれるかもしれませんが、20代ではかなり生活を縛られます。
これは僕の実体験ですが生活費と家賃、通信費でほとんど給料は取られ、雀の涙程度の貯金を強いられる毎日です。
✔️昔よりもお金の使い道が増えたので最低限の生活を支えて貯金出来るように賃金を見直すべき
2️⃣雇用の流動性が低い
終身雇用において会社での出世が見込めない場合ってかなりあると思います。
2020年においてこれは深刻な問題として僕は捉えています。サラリーマンの方なら思い当たる方が多数だと思いますが、ポストが空かないので10年以上もの間、末端で働くことは当たり前化しています。
そしてその事を普通だと捉えたり、基礎を作る上で必要なこと、良いことだと捉える会社さえあるほどです。
今も人不足を謳っている企業はありますが全てが単純労働者不足です。この先、ロボットに変わる仕事をやっているだけで、自動化したらお払い箱です。
稼げない、スキルにならない仕事を10年間続けていても無駄なだけです。
多くの方が気付いたら30代のスキルもなく転職タイミングを逃した低収入のサラリーマンの出来上がりです。
✔️今の仕事が向いていて成果があっても10年間も出世が出来ないのは可笑しい
3️⃣転職に不利
日本の企業では継続率を気にする事が一般的ですよね。会社を早期に辞めたという情報に良い印象を持つ面接官なんていません。
その気持ちはとても良くわかります。終身雇用で無くても、早期に辞める事が分かっていて採用する余裕はどの企業にもありません。
ですが僕は転職しない事を格調が高いという雰囲気が日本の企業から出ているような気がしてなりません。
自分に合った仕事を見つける事が成功への近道だと思うのでそれが転職回数で極端に採用率が落ちたりするのはどうかと思っています。
ちなみに転職回数は3回目までで50%の面接官が評価が下がると回答しているデータがありました。
✔️転職しないことがいい事みたいな社会全体の空気感が感じられるが、自分に向いている仕事を探すべき
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まとめ
終身雇用を辞めた方がいい理由
✅賃金が低い
・昔よりもお金の使い道が増えたので最低限の
生活を支えて貯金出来るように賃金を見直す
べき
✅雇用の流動性が低い
・今の仕事が向いていて成果があっても10年間
も出世が出来ないのは可笑しい
✅転職に不利
・転職しないことがいい事みたいな社会全体の
空気感が感じられるが、自分に向いている仕
事を探すべき
好きな事を仕事にするのか、仕事を好きにしていくのか?
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