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ブルーな気分にハイチーズ

30歳を目前にして私の価値観がガラッと変わった。知性とはなにかということの定義が明確化されたのだ。今まで知的に感じていた文章の共通点が見つかり、これは綿矢りさの本を読み出してからで、この嬉しい変化をひしひしと感じている。

今まで知性のゴールしか見えておらずそこまでの軌跡が曖昧だった。どこをどうすればそうなるのか全く想像できていなかったのである。私の空っぽの正体はこれだったのかもしれない。というか、私の紡いできたもの、文章が笑えるくらいスカスカに見えてきている。ぎっしり詰まったチーズケーキのような文章を読んで目指すものはこれだ。チーズケーキだとわかった。今まではドーナツだ。

穴の空いたドーナツを覗くと私の過去の薄っぺらいこと薄っぺらいこと。経験が文章の糧になると知って私の経験はぐるぐると周回していた。くねくねだろうと前に進み出した今、ずっしり詰まったチーズケーキを貴方に食べてもらいたい。


ぎっしり詰まった文章を書く人達は皆、海外旅行に行っているようで、彼等の体験速度に追いついてみたい。価値観がぐるっと変わる体験をしているかどうかではあると思うのだが、本を読んでもその事ができるのだろうか。

私の成長していく文章を読んでみてください。
私もそこまで辿り着きたい。


読んだことない本を沢山読み出しました。
価値観ぐるりと変えていきたいと思う。
30歳になったらパワーアップしているかもね。

ブルーな気分にハイチーズ
チーズケーキを召し上がれ


おわり

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