モチベーションの維持について
こんにちは、にょびたです。
ついに、近畿で気象庁の梅雨明け宣言が出され、夏本番の到来です。
「夏」といえば、私の中では「キャンプ」というイメージです。
なぜなら、私が小学生4年生ぐらいから高校を卒業するまで、父の盆休みには、兵庫県の瀬戸内海にあるキャンプ場で、毎年1週間ほどキャンプに行っていたからです。
そのキャンプ場では、テントを張って寝泊まりしていたのですが、目の前が海水浴場のなので、波の音や潮の香りや虫の音が聞こえてきて、都会で暮らしている私からすれば非日常の世界でした。
朝早く起きて岩場で釣りをしたり、太陽が上って暑くなったら海水浴をしたり、夜暗くなったら花火をしたりして遊んでいました。
都会っ子の私が自然の中で遊ぶ1週間は、それは本当に楽しかったですね。
さて、
誰でも三日坊主は経験したことがあると思います。
3日でなくても、一念発起して「やろう!」とモチベーションを上げて取り組んだのに、ある程度の期間が経つとやる気がなくなって、結局は全くやらなくなるといったことは、誰でも経験するものです。
例えば、多くの人が挫折を経験するダイエットがそうです。
ダイエットも、多くの人が途中でやめてしまい、結果が出ないからこそ、毎年様々なダイエット法が流行るんです。
しかし、突き詰めれば食事制限と適度な運動だけでダイエットは成功するのですが、成功するにはモチベーションを維持してダイエットを続けなければならないのです。
つまり、ダイエットの本当の成功方法は「モチベーションの維持」といえます。
さらに、ダイエットに限らず私たち人間は、何かしらする場合には努力が必要で、その努力が花開くまでには、多くの場合、望む結果が出るまで努力を継続する必要があります。
その為、何をするにも「モチベーションの維持」ができなければ、望む結果は得られないということになります。
そこで、今回は「モチベーションの維持」について書いていこうと思います。
この記事を読めば、あなたは「高めたモチベーションを維持するため」の一つの方法を知ることができることでしょう。
スタートダッシュしようとしていませんか?
マラソンの大会を見てると、いきなりスタートダッシュして、全力で走り始める選手は見たことないですよね。
それは、42.195kmもの長い距離を走り切るためには、最初は抑えて走り途中で体力の限界を迎えたり、息切れするのを防ぐ必要があるからです。
すなわち、42.195kmを完走するためには、最初から自分の能力全てを出し切ってはいけないということです。
モチベーションもマラソンの時の体力と同じで、最初からモチベーションが非常に高い状態だからといって、1日目からスタートダッシュをかけてはいけないのです。
一念発起したり、セミナーなどを受けてモチベーションが高い状態の時というのは、往々にして自分の限界まで努力してしまう傾向にあると思います。
すると、次の日もその次の日も、初日と同じような努力をしようとするので、結果3日ぐらいで息切れを起こし、三日坊主となるのです。
私も昔はこのタイプでした。
何も考えず、とにかく我武者羅に頑張ろうとするので、すぐに息切れを起こしました。さらに、私は限界までやらないと、なんだか怠けているように感じていたのもあります。
しかし、モチベーションが高い時こそ、初日は「もう少しやりたいなぁ〜」と思うところで止めることをオススメします。
この方法を知ってからは、モチベーションがすぐに下がることはなく、維持することができるようになりました。
このことは、大学受験で失敗し浪人して予備校に行った時に気がついたことでした。高校生の頃は勉強するのにモチベーションを無理やり上げるのですが、すぐにやる気がなくなって勉強をやめてしまうような学生でした。
大学に行こうと思っていたので、勉強しなければいけないのはわかっているのですが、やる気が長続きしないのです。
しかしながら、予備校に入ってから1年経たないうちに、受験がやってくるので、受験までコンスタントに勉強し続けるには、どうしたら良いか考えてた時に、スタートダッシュを止めることを思いついたのです。
実際に予備校に入ってからは、最初少し抑えて勉強したことで、受験までモチベーションを維持し、コンスタントに勉強し続けることができました。
今では何をする時にも、やる気満々の時こそ、スタートは抑え気味にすることにしています。
外発的モチベーションと内発的モチベーション
モチベーションについて、勉強したことがある人は既にご存知かもしれませんが、モチベーションは2種類あります。
それは、外発的モチベーションと内発的モチベーションです。
外発的モチベーションと内発的モチベーションについては、ホンマでっかTVでお馴染みの、心理学者でカウンセラーの植木理恵さんの著書「人の心がまるごとわかる心理学」(株式会社中経出版, 2013)の中で、このような記述がありました。
さらに、続けてこのような記述があります。
このことから、心理学の観点から考えれば、モチベーションを維持するためには、「内発的モチベーション」で取り組むことが大切だというわけです。
あなたは「なぜ、それをするのですか?」
先ほど述べたように、モチベーションの維持には「内発的モチベーション」が大切になるわけですが、
あなたがやろうとしている事が「外発的モチベーション」からやろうとしているのか、「内発的モチベーション」からなのかわかった方が良いですよね。
外発的モチベーションと内発的モチベーションを見分けるのに、「なぜ、それをするのか?」と自問自答する方法があります。
よくモチベーションの話になった時に、「目標の明確化」を見聞きすると思います。それを質問形式にしたのが、「なぜ、それをするのか?」です。
もし「○○しなければならない」とか「○○しないとダメだから」といった答えが出てきた時は、「外発的モチベーション」によってモチベートされています。
一方、「内発的モチベーション」の場合には、「○○したいから」とか「○○するのが楽しいから」といった理由になります。
もちろん、この質問だけで「外発的モチベーション」と「内発的モチベーション」の全てを判別することができるわけではないです。
例えば、大学の受験勉強で、「なぜ、勉強するのか?」との答えに「○○大学に合格したいから」という理由があったとしても、
親からのプレッシャーで思い込んでいたり、○○大学を出ることで周りからの評価をあげたいといった背景がある場合は、「外発的モチベーション」となるからです。
なので、盲信してはいけないのですが、自分の内側から出たものか、外側から出たものか、自問自答して参考にしてもらえればと思います。
モチベーションの維持は「習慣化」を促す
私の感覚として、モチベーションの維持が上手くなれば、モチベーションの問題は起きなくなります。
なぜなら、3ヶ月モチベーションが維持できれば、「習慣化」されるからです。習慣化されれば、心理的な抵抗がなくなるので、やろうとすることをやるのに、大きな努力やエネルギーを必要としないからです。
つまり、3ヶ月間モチベーションが維持できれば、やろうとすることをするのに、淡々とこなすことができるようになるのです。
そのため、モチベーションが大きく問題になるのは、始めの3ヶ月だけということなのです。
また、逆の見方をすれば、
習慣化とは、大きなモチベーションの起伏がなく、一定して安定しているとも言えると思います。
安定化されたモチベーションは、突発的な出来事、例えば病気や事故などがなければ、ずっと維持することができますし、自分の意思でいつでも止めることもできます。
もし、今あなたがモチベーションの問題で困っていたり、悩んでいるなら、
スタートダッシュをやめて、モチベーションが高い時こそ抑えてやる
なぜ、それをするのか?自問自答して、内発的モチベーションで取り組む
3ヶ月モチベーションを維持して、習慣化する
という3つのステップに、一度取り組んでみてはいかがでしょうか?
いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介した以外にも、モチベーションに関して「目標の明確化」などが知られています。
そのため、モチベーションに関してあなたが学んできたことと、今回ご紹介したことを上手く組み合わせて、あなたが上手くモチベーションを維持できる方法を見つけてください。
そうすれば、あなたに合った心地よいマイペースがどのようなものか、感覚的にわかるようになると思います。
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