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理想と現実の擦り合わせ。

理想を追いかけるのは無駄だ、現実を見ろ。現実を認識しろ。

このような言葉を聞く機会は誰にでもある。

お前にはできない。それは理想にすぎない。駄々をこねてるだけだ。大人になれ。

夢を追いかけている途中、自分の可能性に懸けて全力で取り組んでいる最中で言われるかもしれない言葉の数々。

しかし、理想を求めて現実を生きることの何が問題なのだろうか。現実を見ろ、と言われても現実というのは自分の中にしか存在していないのではないのか。少なくとも私はそう思う。

そのような言葉を言う人たちは、自分の現実を他人におしつけようとしているのではないだろうか。

大人になった時、人は諦めの感情を社会に向ける。

俺にはできない、俺には無理だ。だから他の人もできるわけがない。俺にできないなら、お前にもできない。だから、現実を見ろ。

しかし、他の人にしかできないことだってある。個々人によって生まれ持った能力、育った環境、時の運は違う。他人にできて自分にはできないことなんて山ほどある。

それなのに、現実を見ろ、というのはどこか違和感がある。

理想を追いかけてもいいんだよ。と誰かが声をかけてくれるなら。

理想と現実が擦り合わさって、理想が現実になる日も来ると思う。

だから、泥臭く理想を追い求めて生きていきたい。誰にだって可能性はある。ただ、原点にそれを置いておくだけで、可能性は無限大となる。

今日の内容は、ある人のツイートを見て思った感想でした。

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