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「天津祝詞」に内在する琉球神道・「聞得大君」「祝詞」と権現的本質
おはようございます。マルチライターの宙唄です。
今朝の宮古島地方は快晴で、爽やかな風が朝日ともに優しさと清々しさを運んでくれる絶好のアウトドア日和となっています。
今朝はパイナガマビーチより、ライティングしております。
昨晩は、琉球・宮古島諸島の「メディア」についての記事をリサーチライティングしました。
昨晩から今朝にかけては様々な気づきがありました。
今日は「天津祝詞」についてライティングしていきます。
※この作品は1929年1月1日より前に発行され、かつ著作者の没後(団体著作物にあっては公表後又は創作後)100年以上経過しているため、全ての国や地域でパブリックドメインの状態にあります。
高天原タカマノハラ尓ニ神留カムヅマリ坐マ須ス。神カム魯ロ岐ギ神カム魯ロ美ミ乃ノ命ミコト以モチ氐テ。皇スメ御ミ祖オヤ神カム伊イ邪ザ那ナ岐ギノ命ミコト。筑紫ツクシ乃ノ日向ヒムカ能ノ橘タチバナ乃ノ小戸ヲド乃ノ阿ア波ハ岐ギ原ハラ尓ニ。御ミ禊ソギ祓ハラ比ヒ給タマ布フ時トキ尓ニ。生アレ坐マセ留ル祓戸ハラヒド乃ノ大神オホカミ等タチ。諸モロ/\乃ノ枉事マガゴト罪ツミ穢ケガレ乎ヲ。拂ハラ比ヒ賜タマ幣ヘ清キヨ米メ賜タマ閉登ヘト申マヲ須ス事コト能ノ由ヨシ乎ヲ。天アマ津ツ神カミ圀クニ津ツ神カミ。八百萬ヤホヨロヅ乃ノ神カミ等タチ共トモ尓ニ。天アマ之ノ斑馬フチゴマ能ノ耳ミヽ振立フリタテ氐テ聞食キコシメ世登セト。恐カシコ美ミ恐カシコ美ミ白マヲ須ス。
意味についてはこちらのリンクにあります。
↓
https://goodharmony.jp/norito-amatsu/
「天津祝詞」自体はパブリッシュドメインであり、神道系の宗教儀式においてもご奏上されています。
また諸説存在している様子で、解釈は様々ある様子です。
とても力の籠った言葉に感じませんか?
この祝詞の意味が深く、それはおそらく全ての宗教や教え、音楽、人類のクリエイションに共通しているかもしれないですが、
繰り返し聴く、口にすることにより深い意識との繋がりを感じる事が出来ます。
原文
天あまの斑駒ふちこまの耳振みみふり立たてて
現代文
聞食きこしめせと斑模様のある天馬が耳を振り立てるようにして、一緒にお聞き入れください
ご存じの通り、宮古島からの「仮説」から神話や風土を捉えている宙唄としては、あるものに意識が行きました。「真牛(もうし)」様です。
以前の記事で「聞得大君」「琉球神道」「ノロ」などについて描きましたが、権威の象徴として
「天馬の勾玉」が「テンペスト」においても描かれていました。
https://www.marukiyo.jp/blog/history/ryukyu_history/1685/
他の方も聞得大君について書かれています。ご参照に。
この「斑模様のある天馬」が「耳を振り立てる様にして」という表現。
「琉球王朝」の「最高神女」である「聞得大君」「天馬の勾玉」に繋がるような気がしませんか?
日本中央競馬会(JRA)には「天皇賞」「高松宮記念」などからも分かるように天皇家に纏わった歴史があります。
琉球にも「琉球競馬」が第二次世界大戦中1943年までは存在していました。
https://note.com/writer_sorauta/n/n2395e2a6d9fe
そのルーツもやはり宮古島と宮古馬にありました。
・・・
といったところで一旦今日はここまでにして、次は
「天馬の勾玉」「聞得大君」と「高天原」や「黄泉の国」「常世の国」とは一体何なのか?
そして「馬」とめぐる「地球人類史」、「生態系とゲノム」、「宇宙の謎」へと「AIと量子世界」が切り開く未来へ。「マルチバース」を「未来へ放擲」して・・・
独自の自由な視点での仮説として述べていきたいと思います。
以上、宙唄でした。
ではまた!
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