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そもそも自分が『就職氷河期世代』である事をすっかり見落としていた。世代間格差とUBIなどについて。

こんにちは。宙唄です。

いつも徒然なるままに「note」しています。

今更ながら、色々自分の事を振り返りしています。

「孤独」「絶望」「無愛」の現実と因果。

そんな中で一つ見逃していたこと

「就職氷河期」


私が大学を卒業したのは2000年でした。

私は

就職氷河期の『最底辺』

の頃でした。

ようやく思い出したところです。

入社すると神社をうさぎ跳びさせられると学生の時に聞いて、就職活動を諦めてワーキングホリデーに出た記憶があります。

我々は、生まれる場所や両親、年代を選択する事はできません。

そして、

それでも狭間を生きていくしかない。


ドジャースに野茂英雄投手が日本人がメジャーリーグで活躍する道を拓いてから、今では大谷翔平選手の様に何百億円もの報酬を受け取る事も珍しく無くなってきました。

私の近しい人に、元プロ野球選手の方がいました。オールスターにも出たことがある選手ですが、彼らは最高でも年俸1500万円とかだったと話して、今も普通にサラリーマンをしています。

メジャーリーグには年金制度が存在していますが、日本のプロ野球にはそんな保証制度は無い。

そんな事の一つ一つに、

「日本人経営者や国家は労働者を経営や金融評価への都合の良い『労働力』として使い捨てる制度として、その労働者と社会を全体で共有する」

といった考え方が

『著しく欠損している』


と感じます。

グローバル金融資本主義の亡者である、経済学者や議員の「先生」たち。

『経世済民』としてのそもそもの目的と資本主義についてどう考えるのでしょう?

金融資本主義以外に、地球人類社会が幸福に、豊かに生きていく制度や価値は存在しないのでしょうか?

そして資本家と労働者の格差だけでなく

労働者側の権利と世代間格差


についての政策を持ち合わせているのでしょうか?

当たり前のことですが、人々は「死」までが人生であり、そこまで「生」を続けていく必要性があります。

今論争されている議論では

狭間の世代の格差は救われる事はありません。

むしろ、そこだけが抜け落ちたまま、その前後の世代だけが恩恵を受け続ける不公平が更に拡大していく。

まさに、

『孤独』『絶望』『無愛』

です。

本当はそもそも民主主義の根幹を成す投票権ですら、世代間で票の配分を変える必要があるでしょう。

1票の格差は、地区毎の候補選びだけではなく、世代間にも存在しています。

このままの

実施自体が憲法違反です。


だから

高齢者議員ばかりになる。


ファクト毎でグラフを横断的に見れば、統計データのは波が実在しているのだから、これからの量子AI時代において変数によるポイントなどで当選や年金額、税率などを計算した最適解で調整した選挙を行うことは難しく無いはず。

なぜ、国家や全ての国民の子孫繁栄、豊かさや幸福につながるような、既存の「数値」や「方法」に執着して新しい社会へと政策や行政を変革していくことが、

なぜ高学歴でグローバルエリートである充実した社会環境の中にある優秀な官僚や政治家に出来ないのかが理解出来ません。

初一念(しょいちねん)名利の為に初めたる学問は、進めば進む 程其(そ)の弊(へい)著(あら)われ、博学宏詞(こうし)を以て是を粉飾すと云えども、遂に是れを掩(おお)うこと能わず。大事に臨み進退拠(よりどこ ろ)を失い、節義を欠き勢利に屈し、醜態云うに忍びざるに至る。

初志を名誉や利益で始めた学問は、進めば進むほど、その弊害がはっきり現れる。どんなに広い知識や、多くの言葉で飾ったとしても、この弊害をかくし通すことはできない。そして大事に臨んだ時、自分の判断力を失い、節義を欠 き、権力や利益に屈して、人間としてこの上なく見苦しいことになる。

松陰先生が26歳の時、牢屋で始めた「孟子」の講義録である、「講孟余話」の滕文公下に出てくる言葉です。

吉田松陰語録

今の官僚や政治家達の事を、明治維新を見る事なく去った吉田松陰先生はどう感じ、またどう声をかけるのでしょうか?

体は私(わたくし)なり、心は公(おおやけ)なり。

私を役(えき)して公に殉(したが)う者を大人(たいじん)と為(な)し、公を役して私に殉う者を小人(しょうじん)と為す。

体は私で、個別的なものであり、心は公で、普遍的なものでなければならない。

私の肉体を使って、身をかえりみずに公のために役立てる者はりっぱな人であり、公である心を私の欲望のために満足させることに使おうとする者は、徳のないとるに足らない人である。

松陰先生が27歳の時、「丙辰幽室文稿」七生説の中でおっしゃった言葉です。

吉田松陰語録

また吉田松陰先生はこうも語っています。

国難である増税や国力低下、貧困や精神疾患、社会課題が乱れる21世紀の日本国において日本人の「生存権」は損なわれて「民族の消滅」に瀕している。

天下り先や、自民党や企業と連携して自らの保身先、再就職先の為に政策や税に固執する人々は、

明治『維新』

ではなく

令和『因循』

です。

アメリカ合衆国は、ようやくトランプ大統領の再就任により劇的にその『因循』から脱却しようとしています。

今まで『DS』と呼ばれたものの『本質』へと切り込み『トランプ維新』とも呼べるべき日々が加速度的に始まっています。

決断力、勇気を持つカリスマ

国家主権者にとって、民主主義の代弁者を1人だけ選ぶことのできる大統領選制度を議会制民主主義に連動させることは国家運営にとってこの時代においても確かに必要であることを、

韓国やアメリカ合衆国で起きている現実が示している様に感じます。

日本国と日本国民も、

そろそろ

目覚めた主権国家としてこの地球上で生きている事を自覚

しなければ、

明治維新以降、グローバル資本主義による最後は民族からの領土略奪と宗教改宗を目的としてきた長期的戦略を完成された中で滅亡することになります。

全ての世代があって社会が存在しています。

それぞれの時代において、

格差に対する不公平感や不満がある世の中は、


自滅する社会

です。

社会構成システムを是正するために、

国家、地方行政

は存在していて、そこに対して制度を作り、働くことこそ

国費で働く人が、他の民間労働者が働く価値創造に値する仕事なのでは無いでしょうか?

仮にもし、

受益者である主権者国民がその価値を感じられない国

はポストシンギュラリティ社会へ地球人類がパラダイムシフトしてグローバル資本主義よりも、多様性やウェルビーングである共生社会が実現しつつある中で、

成熟国家でも先進国でもない


旧時代の国家

ではないでしょうか?

世代間格差を埋める社会保障、年金、現実連動性変動性ベーシックインカム

など、いくらでも創造可能な時代になっています。

柔軟な発想を、国家1億2000万人と、祖先から引き継いできた国土と伝統価値を継承する責務を担っている公僕の方々には気概を持って生命を賭けていただきたい。その為に公務員には守られた役職と地位が与えられています。

試験や能力による特権と、一瞬でも勘違いしている人がいるなら、
それがこの国の国民の未来を絶望や孤独に向かう社会を作り出している意識だと言えます。

素晴らしい人々もたくさんいるのだと思います。

一部の本質を忘れた利己的な人達によって現実への因果は生まれます。

私は『無愛』『絶望』『孤独』の中を今までも、そしてこれからも生きていく一人の人生を淡々と受け入れて、

そして

この「note」で何かを誰かの未来に届けて、つながる為に書き残しています。


私には何の権限も、インフルエンサーのような力も、また能力も何にもありません。

ただ凡人として、当たり前に感じる声を綴っています。

インフルエンサーや成功者、能力者ではなく、

もっと多くの、当たり前に生きて、

孤独や絶望の中を生きている人の声なき声に光が当たること。

一隅を照らすこと

それはそれを内包する国家社会にとって繁栄を齎す光明となる。

僕はただ、その意識に、心に、存在にただ寄り添い続けます。

風や海、草木や自然界のように、ただ、ただ。


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宙唄(そらうた)Author Sorauta
私は地球生命、生態系、精霊、神々は一つであると捉えています。人類が千年先にも続いていく為にも地球生命体との共存共生は、今人類社会を生きる我々全ての責務です。これからも地球規模で、生態系保全や風土に紐づいた文化、生態系資源を未来へ繋ぐの活動を、皆さんと共に共有して生きます。