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(ネタバレ注意)・『凡庸な悪』・ノヴァクに見る・思考停止した外的規範に盲目な輩が行う、どうしようもない怠惰な生き方とそれが作る悲劇惨劇。
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二月(如月)は節目の季節ですが、
この地球上で、人類社会は、それぞれの因果・環境と己の向き合い方によってさまざまな変容を未来からつながる何かに向かって迎えている。
『シンギュラリティ』
と
『情報開示・拡散共有』
といった
『通信』『宇宙開発』『半導体を含む新素材』
そして『note』に代表されるSNSオンラインプラットフォームによる
『自由な創造性の共有・つながり』
が地球人類とAGIによって更なる融合反応して、
時の経過とともに日々、
更なる『社会構造進化』が蓄積されて重なっていっている。
私たちは、
ホモサピエンスであり、生死か存在する生身の生命体。
医療化学の進化も目覚ましいが、
『死と性』が存在している本質からは永遠に逃れることもないだろうし、また逃れる必要性も感じない。
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今日のテーマは・・・・
『凡庸な悪』・ノヴァクに見る・思考停止した外的規範に盲目な輩が行う、どうしようもない怠惰な生き方とそれが作る悲劇惨劇。
『凡庸な悪』
「凡庸な悪」は、ドイツの哲学者ハンナ・アーレントが、アドルフ・アイヒマンの裁判を目撃して提唱した概念です。アーレントは、アイヒマンがナチスの大量虐殺に深く関与していたにもかかわらず、特別な悪意や狂気を持って行動していたわけではなく、むしろ「思考を停止し、命令に従う」という凡庸な態度で、悪事に加担していたと指摘しました。
凡庸な悪の特徴
思考停止: 倫理的な判断をせず、命令や権威に盲従する。
責任回避: 自分自身の行動の責任を認めず、命令に従っただけだと主張する。
無関心: 他者の苦しみや悲しみに対して無関心である。
非人間性: 人間としての共感や道徳性を欠如している。
凡庸な悪の例
ナチスの大量虐殺に加担した一般市民
権威主義的な体制下での拷問や虐待に関与した人々
組織的な不正行為や犯罪に加担した人々
凡庸な悪の危険性
誰もが凡庸な悪に加担する可能性がある。
思考停止や責任回避は、社会全体に悪影響を及ぼす。
凡庸な悪は、悪意のある行為よりも、より広範囲にわたる被害をもたらす可能性がある。
凡庸な悪に対する対策
批判的な思考力を養う。
道徳的な判断を下すことを恐れない。
他者の苦しみや悲しみに共感する。
責任を負うことを恐れない。
結論
凡庸な悪は、特別な悪意や狂気ではなく、思考停止や責任回避によって生じる危険な現象です。私たちは、凡庸な悪の危険性を認識し、それに抵抗する努力をする必要があります。
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今、日本社会において『凡庸な悪』というスクリーニングを照らし合わせた時何を感じるか?
それが
どんな貧困や、社会暴力に繋がっているかを思考せず、
己の信念から派生した道を選ばず
誰か他人の考えた法則や手法に乗っかって『常識』『正義』を振りかざすもの。
政権与党の行政に、グローバル金融資本に加担するもの。
個人の生活のために政府やメディア誘導する投資、資産運用
また暗号資産やワンルームなど不動産投資など個人的私利私欲に手を染めるもの
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ほぼ、
『凡庸な悪』
そのものである。
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この絶望社会の中にある日本国民は、殆ど『凡庸な悪』によって埋め尽くされてきた。
その因果は明白であり、明治維新以降、ずっと
教育という名の洗脳支配制度
が昨日してきた。
『全ての教育は洗脳。』
と誰かが言っていたが、
まさにその通りであり、更に不都合なのは日本人が『操作的』なことが好きだから。
『格付け』『偏差値』『ランキング』『教養』
全て
『凡庸な悪』という『思考停止中毒』への入口。
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本当の悪とは何なのだろうか?
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その生涯を生命を賭けてまで、未来を切り拓く内側に宿る信念は、
神そのものであり、信仰とは
『内側にだけ宿り、存在するもの』
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ノヴァクの『凡庸の悪』は、
宗教の教え信仰を現実と照らし合わせる
『考察』
を怠惰に怠り、
一方的に『信仰』と『正義』によって、
他者の価値観を『ジャッジ』することに対する、
『疑念への思考停止』を実行したこと。
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どこかの民主主義国家の成れの果てにある、政権与党とその行政官僚、マスメディアとよく似ている。
カルトやマルチ、イデオロギー
が怖いのは思想ではなく、
その思考停止した多数派による『社会正義』から下される暴力、惨劇。
だからこそ、
多様な価値観
は、常に
『一遇を照らす』意識
を一人一人が持ち続けて、日々起こり行く事象に対して
『思考』することが大切になる。
思考する事は人類にある最高の権能の一つだ。
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そして、ホモサピエンスの脳は、完全機械化されたAGIほど強くない。
DNAによって生成された生命プログラム、細胞の一部。
だから、
『放擲』
によるメンテナンスが必要にある。
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ノヴァクがもし『ヨレンタ』の
『他者の思考への己の思考』
が存在していたならば、
そして己自身の存在に対する正確な認識、理解が存在していたならば・・・
『ヨレンタ』も機能不全家族の犠牲者でありながら、
最後は自らの思考と信念に従って生命と賭けた未来への希望と死
を選択した。
その清々しい死の選択たち
『チ。』
の魅力。
そして、
実際にあった地球人類の黒歴史そのもの
私たちはそこから何を学び、思考して、未来を選択するのか?
西暦2025年は、全ての人類がこれからの未来へ向かう
大きな転換期の中にある。
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紫陽花の花言葉。
「移り気」「辛抱強さ」「浮気」そして『無常』
雨季に、私たちは何を感じて、体験しているのだろうか?
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ではまた!!!!
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